ヤングガン
火の玉小僧・ビリー・ザ・キッド
ヤングガンについて

西部開拓時代、リンカーンの戦いで大暴れして勇名を馳せたビリー・ザ・キッドと5人の仲間達を描いた1988年度作品の西部劇映画。
私が生まれて始めてまともに観た記念すべき西部劇である。元々、好きではない西部劇を観ようと思った切っ掛けは何だったのか?と思い出してみた、、、。
1986年に「ロストボーイ」というバンパイア映画があったのだが、この映画で好きになった俳優・キーファー・サザーランドが出演している事が観る切っ掛けだった。
私の映画鑑賞の基準は「人気があるから」とか「有名だから」ではなく、好きな俳優が出てるからと言う理由が殆どである。
荒野の七人という古い有名な映画があるのだが、この映画のヒット以降、荒野の七人もどきの西部劇が沢山作られた。このヤングガンも荒野の七人を意識した作りに仕上がっている。88年の当時、まだ若手の部類だったチャーリー・シーン、キーファー・サザーランド、エミリオ・エステベス、ルー・ダイアモンド・フィリップなどが総出演してるというのが見所の1つ。
当時のトレンディー俳優を一堂に集め、地味な西部劇を新しい切り口で見せたという点では異色の映画ではないだろうか。

テーマは仲間

大まかなストーリー展開はアイルランド人のマーフィー率いるサンタフェファミリーVSイギリス人のタンストールファミリーの縄張り争いが発端になる。
イギリス人を嫌うマーフィーがタンストールを殺害し、それに怒ったビリーと5人の仲間が立ち上がることになる。当時のトレンディー俳優達を起用しているが全くと言っていいほど男女の悲哀物語のような物が無く、硬派なつくりになっている。
女性キャラを登場させないでストーリーを展開させていく場合、必ずと言っていいほど友情、結束、仲間がテーマになってくる。本当の仲間とは何なのか?友情とは?といった深いテーマがこの映画にはある。
日本でも劇場公開され、それなりの人気を取り、一部の出演者を代えて2作目が作られた。

テレビ版・ヤングガンについて

10数年前に土曜ゴールデン洋画劇場(今のゴールデンシアター)で初放送されたのだが、未だにその録画したものが私の手元にある。
劣化してないのにはホッとした(笑)で、主人公ビリー・ザ・キッドの声を、あの高島政伸が当てている。前説で今は懐かしの高島忠男が「ビリーの声を私の息子、政伸が演じてます」と言ってたのが懐かしい、、、。
声を当てた高嶋政伸だが、これが非常にイイ味を出してる。ビリーの印象は少年っぽく、無鉄砲、生意気などの悪戯好き青年なのだが、これに高嶋政伸の声はピッタリ当てはまった。
この作品で好評だったのか、続く2作目でも引き続きビリーの声を政伸が当てている。

ビリー・ザ・キッドについて

この映画で初めてビリー・ザ・キッドというガンマンを知った。
西部開拓時代、実在した人物らしく、彼のライバルであるパット・ギャレットの残した著書「ビリー・ザ・キッド物語」があるらしい。
ビリー・ザ・キッドはあだ名で、本名はウィリアム・H・ボニ−、別名をヘンリー・マッカシー(幾つ名前があるんだ)というらしく、何故、ビリー・ザ・キッドと呼ばれていたのかの詳細は判らない。
年齢は19歳、左利きで、長身、色白で崇高な魅力を持っている。よくバラードの口笛を吹くといった特徴が映画の中で説明されている。
2作目では1作目よりもビリー・ザ・キッドの個性が強調されており、VSサンタフェファミリーとのリンカーンの戦いから数年後という設定から始まる。又、この2作目ではビリーが老人として登場しリンカーンの戦いのその後を語りながらストーリーが進行していく。
この老人は自らをウィリアム・H・ボニ−通称・ビリー・ザ・キッドだと言う事を明かすのだが、彼がビリーであるという確証が無く、老人が本当にビリー・ザ・キッドだったのかどうかは未だに謎に包まれているらしい。
まあ、彼の正体がどうだったにしろ西部劇の主人公として魅力的な存在であり、日本で言えば宮本武蔵に近い物を感じる。
それにしても何処の国のどの時代にも英雄(ヒーロー)は居るもんだな〜、、、とこの映画を観ながらつくづく思った。
ビリー・ザ・キッドについては2作目のほうが更に詳しく説明されているので、いずれレビューしたいと思う。
撃たれちまった、、、
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