03.9.23 の 古い『思ふ壷』
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松坂屋美術館での展覧会『ヨーロッパ・ジュエリーの400年』に行ってきました! 展示されているのは、歴史的価値のある宝石たちです。 『ヨーロッパ・ジュエリーが飛躍的に進化を遂げたルネッサンスから アール・デコまでの400年にスポットをあて、 その変遷と技法・デザインの時代的展開を約280点により展観するもので・・・』 パンフレットより。 ルネッサンスから400年、 ドレスの形が変わっていくように、人の身を美しく飾る宝石も、 時代や流行によって、技法・デザインが変わっていきます。 展覧会では280点の宝石たちによって、その移り変わりを見ることができました。 宝石、大好きです!鉱物は大好物☆(寒) でも宝石を買うのは・・・学生にはキビシイお話^^; 私の場合、好きだといっても身を飾るのではなくて、本で見て楽しむのがせいぜいです。 ま、そう簡単に買える物じゃないですよね。 そんな私にとって、宝石−−特にダイヤとは 「ぷちっ」と指輪やネックレスについてるもの。「ぷちっ」ですよ、「ぷちっ」 ところが展覧会にあったもの−−昔の貴婦人たちが見につけていたものは違います。 そのダイヤの大きさたるや、「ごろっ」ですよ、「ごろっ」。 有り難味が薄れてしまうほど「大きい!」 偽モノじゃないかと疑ってしまうほど「大きい!」 石自体サイズが大きいのは勿論、アクセサリーの一つ一つも大きい! たとえばイヤリングが、現代だったらブローチに使えそうなほどの大きさがあります。 耳タブが伸びちゃいそう。 君主や支配者達が、宝石で飾り立てることは権力と富の象徴でしたので、 より大きいものを求めたのでしょう。 一方で日々の食べ物にすら困る人々が大勢いたのです。 それを考えると、この宝石の大きさは、異様。 富と権力の極度の集中と、貧富の差の大きさを見た気がしました。 大きな宝石を着けていた時代。 たっぷりふくらませたドレス、レースの手袋、羽根のついた帽子。 歌と踊りと、恋と陰謀と。 それらを飾る宝石たち。 豪華な宝石たちは、きっと大切に保管されてきたのでしょう。 けれど、今静かに展示されているもののいくつかは・・・ 色あせてしまったアクアマリン、ぺリドット、ルビー・・・(宝石も色あせるんですね!) カットしてできた角も、丸みを帯びています。 綺羅綺羅しい時代は、はるか遠い。 話は変わって、いっちばんよかったのは ティアラ! その名も「ウイング・ティアラ」 銀だったかプラチナだったかの翼の形のティアラで、 透き通ったブルーの石が両方の翼の中央部にはめこまれている。 繊細で優美で、そして豪華で。 ひたすら見入ってました。 これは現代に近い時代のものでした。 ほぅ・・やっぱり宝石はいいですね^^。 namidatubo |