| それは血の川と白骨、in桜散る長野 |
今回の旅はそう、 ・・・*まったりで、
*白けむりで、
*異世界で、別世界で、
*べったり、 ・・・な旅でした。
”温泉の中に「棒」を入れておくと、温泉の成分が表面に付着して、「ボーン」(骨)になる・・・”
どこで見たのか記憶にないその文章に、ずっとずっと惹かれ続け、とうとう夢が叶いましたよ、
今回の我が旅先は、その名も、白骨温泉!
「ハッコツ」と呼んでしまったアナタっ!!
訂正したくはないが言っておきましょう、正しくは訓読みの「しらほね」、もしくは「しらぼね」。
−白骨温泉の話−
「白骨」だなんておどろおどろしい名前ですが、
別にぐつぐつ煮えたぎった湯と、有毒ガス、転がる人骨、だなんて地獄のような状況の温泉ではありません。
それに最初から白骨温泉と呼ばれていたわけではないのだそうです。
・・・・昔は、白船と書かれ「シラフネ」とも呼ばれていました。
それは、浴槽の内側が石灰分の結晶で白くなることから名付けられたいいます。
ところが、大正2年、中里介山の長編小説「大菩薩峠」(白骨の巻の中で白骨と呼ばれたこと)からこの温泉が一躍有名になり
小説に記された「白骨温泉」がそのまま一般通称となりました。
・・・・白骨温泉公式ホームページより
・・・・「3日入れば3年風邪をひかない」といわれる湯は、単純硫化水素泉。
湧出時は無色透明だが空気に触れると白くにごり、その色は天候や気温の違いによって変化するという。
標高約1500m、乗鞍岳の中腹に湧く深い緑に囲まれた山峡の温泉は隠された秘湯のイメージが強かったが、
周辺道路が整備され交通の便がよくなった。
・・・・Yahoo!トラベルより
乳白色の温泉でまった〜り。
肌がきゅきゅっとなって、いやあ、気持ちよかったよかった。
−上高地の話−
白骨温泉に行くという計画を聞いて、是非とすすめられたのが、上高地でした。
その方曰く、「上高地は絶対行くべき。別世界だよ」と。
ふむ。
時間もあったことだし、行ってみることにしました。
実をいうと、あんまり期待してなかったんだけど。
バスに揺られて、約一時間。
バスから降りてみると(上高地はマイカー規制がされています)、
そこには「雪」が!
寒い!
もう初夏だって言うのに!!(上高地についてあんまり調べてなかった・・・)
その後も、情報不足の私にいろいろな景色を見せ付け、
『上高地すごい!』と思わせた。
水は・・・
信じられないほど、
それこそ宝石のように澄んでいて(佐和子さんならこう言うでしょう、アクアマリンのようだって)
そして骨にひびくほど冷たかった。
山は・・・
ところどころ雪に覆われた岩肌は、迫力にあふれ、
単なる風景になることを許さない。
水も空気も、山も川も美しく、それらの集合体である上高地は確かに「別世界」であったのです。
そして川は・・・
青の川、緑の川、それから赤の川がありました。
勝手な私の命名です。
透明度の高い清流は、青く見え、
浅い支流(?)には豊かに水草が生えて、明るい緑色。
それから血のように赤い川。
−赤い川− これは、緑の川よりさらに浅い支流、林の中を通る小川に見られました。
何を含んでいるのか、川底の土は、赤褐色。
川の周りの植物、笹(っぽい?)の葉にも、この色の土がべったりとつき、
結構、凄惨な様子。
そう、まるで血の川。
大鎌の死神が、通った後にできる川・・・(ナミダツボさんならこう言うでしょう)
吸血鬼の儀式をする場所に違いない・・・(ナミダツボさんのご友人、Kさん、談)
ま、とにかく、美しい自然にふれ、私の心は綺麗に洗われたのでごさいます。
よき旅でしたよ。
心残りはアレですな。
本当に「ボーン」になるのかこの目で確かめられたかったこと。
「棒」を湯につけ、「ボーン」になるまで待ってみたかった。
さて、わたくしの旅の話はこれまでです。
あなたも白骨化してみませんか?