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    トロッコ電車と 黒部峡谷 秘湯の旅!
 
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 H16 7月30日、7月31日、8月1日と富山に行ってきました!
 今回のテーマは、『トロッコ列車』と『秘湯!』
 富山県の黒部峡谷に行ってきました。

 『黒部峡谷』 日本には「3つの屋根」といわれる3つのアルプスがあります。
          このうちの一番北の山脈、北アルプス(飛騨山脈)と、
          その西側の山々、「立山連峰」に挟まれた谷が、黒部峡谷です。
          北アルプス中央部からスタートし、海に向かって開けてゆきます。
          黒部峡谷は、黒部川に長い年月をかけてガリガリ削られ、
          日本一深いV字峡になったんだそうです。
 
 『黒部峡谷鉄道』 黒部川の豊富な水量・急流は水力発電に適しているとして注目され、
             たくさんのダム・発電所が作られました。
             その工事用資材の運搬のために敷設されたのがトロッコ列車でした。
             今は観光用にも走っています。
             * トロッコってきくと・・・
             機関車の後ろに連結している、石炭なんかを山積みにした貨車を
             思い浮かべちゃうんですが(それに乗るのも楽しいかもしれない!)、
             ちゃんと人間用トロッコ・・・じゃない
             というか客車がありました。

 『秘湯!』 独り占めでした。うふ。
  



  きっかけは地名しりとり 

夏だ、夏だ!!
夏休みはないけれど、やはり夏はどこかへ行かねばならぬ
どこかへ。

そして。
旅の連れ某Kさんが、TV番組 ノブナガの「地名しりとり」を見て行きたがっていた、
「宇奈月温泉」に行くことになりました。
泊まる宿もワッキーの泊まった「黒薙温泉旅館」です!
 ↑ 某Kさんが、ビデオで調べた
よく保存あったね。


30日(金)の夜、出発。
富山に向けてひたすら走る(車で)。走る走る走る・・・7時間以上は走った。
というか、Kさん、運転お疲れっ!
途中迷いながらも。ナビは・・・げほごほ



  トロッコ・トロッコ・ロロッコ 

予約しておいた切符は、朝、10時03分発。普通客車。
着いたのが早すぎたので、土産物屋にてお土産の下調べ。
店のおばちゃんに「帰りに寄ってくれたら安くするよ」と。
わーい。

さて乗車。
「普通客車」と書きましたが、客車に種類があるのです。
窓なしの開放感抜群の「普通客車」と、
他に、窓有りでオプションがついた3タイプの客車。(暖房も入る客車もある)
もちろん「普通客車」でしょう。

トロッコは宇奈月を出発し、途中、黒薙、鐘釣の2つの駅に停車し、終点欅平までいって戻ってきます。
水力発電のために作られた鉄道なので、川沿いを走ります。
最初から結構険しいのですが、先に進むにつれて、さらに谷は深くなってゆきます。
その険しさから、面白い名前が。

後曳橋(あとひきばし):(鉄道開通前)入山者が谷の縁に立ち、あまりの深さに後ろへ引き下がったことに由来。
ねずみ返しの岸壁:直立の岸壁、猫に追われた必死のネズミも引き返したという岸壁。
ついでに、
猿飛峡(さるとびきょう):黒部川で川幅が最も狭く、猿も飛び越えたという。

そうそう、祖父谷祖母谷という名前の谷がありました。
なんでも、

  むかーし、むかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでおりました。
  おばあさんというのが、それはそれは恐ろしい人でした。
  ある日、決心したおじいさんは、おばあさんから逃げ出しました
  しかしそれに気がついたおばあさんが、くわっと!、おじいさんを追いかけました。
  結局、二人はそれぞれ谷に落ちてしまいました。
  おじいさんが落ちた谷が、祖父谷、
  おばあさんが落ちた谷が、祖母谷、と、言われるようになったんだとさ。

  (うろ覚え。昔話の口調はナミダツボによる)

うわぁ。
ど、どういういきさつでこんな山奥に、いつから住でいたのでしょう、二人は。


っと、話はそれましたが、黒部鉄道はからみれる景色は「険しい。」
高さだけなら、高速の高架でもビルでも、高いところはいっぱいあるわけですが、
険しさっていうのは普段味わえないもんだと思います。
それを味わえますよ、黒部鉄道。



  人喰い岩 

さて、最奥の欅平。
ここで、ちょっと歩きました。
特別天然記念物に指定されている景勝地、猿飛峡もここにあります。

人喰い岩も。
人喰い岩って言うのは、
日向に一見座り心地の良さそうな岩を装って人を誘き寄せ、座ったとたん、がっぷりと!
ではなく、
岸壁を抉り取って作られた歩道が
怪物が顔いっぱいに口を開けた中をくぐるようにして往来する人を
飲み込む形相にも似ていることから名づけられました」
(黒部鉄道作成パンフレットより)
とのことです。

なんとも残念なことに、落石の危険アリ、復旧途中、のため、
猿飛峡には行けず、
人喰い岩も見るだけで通れず。

人喰い岩、長いこと人を喰ってないから相当腹が減っていることでしょう・・・
 クス


  秘湯! 

欅平にて、しばらく濁流眺める。
そういえば、黒部川、程度の差はありましたが、見た限りどこでも濁ってました。
白濁。
抹茶カルピス風。

欅平、早めに切り上げて帰りのトロッコに乗る。
宇奈月駅まで戻ってしまわず、途中の黒薙駅で下車。
本日のお宿です。
「黒薙温泉旅館」
黒薙にひとつだけの旅館にして、おそらくひとつだけの建物。
秘湯です!(←ナミダツボ的イメージの)

さて、宿に向かおう。
ワッキーが通ったという、トンネルの入り口には立禁の札。
昔トロッコが通っていたというトンネルを通って宿にいってましたよ、ワッキー。

え・・・。

旅館からの案内にもダメって書いてある。
でも、車掌さんは帰りに通っていらっしゃいよと笑顔。
ほんとにっ?☆
結局、険しい山道で、(しかも旅館だから駅から近いだろうって甘く見ていた!)旅館に向かう。

「黒薙温泉旅館」
客室15室、収容能力60名の旅館です。
思ってたより大きくて、新しかったです。

まずは内湯じゃ。
欅平を早めに出たので、宿には早めに着きました。
おやつタイムに温泉に来る人は少なく、ほぼ独占状態。
窓から見える険しい山を眺めつつ、贅沢なひと時。

浴衣に着替えて、宿の隣に見える川を散歩。
いやあ、気持ちいい。
・・・と、水面でぴょこぴょこはねるモノの正体が知りたくて、川に近づいたら、
大量のアブにまとわりつかれてしまった。
ぶんぶんうるさいほど大量にいる!
アブに刺された事なんか思い出してしまって、恐怖にダッシュで逃げる。
静かな山の、静かな川辺で、一人疾走する浴衣姿の女N・・・
・・・そんな人もいたらしいよ。

山菜料理(とても美味しかった!!)の夕食。

女性専用露天風呂「天女の湯」へ。
ここがまた、雰囲気がよいのです。
私の中の「秘湯」のイメージで。
そんなに広くなくて、岩に隠れるようにある。
見える風景もいいのです。
華奢な吊り橋(立ち入り禁止)に、黒部川、人の手のはいっていない山。

翌日。
早めに起きて、露天風呂に入ってから朝ごはん。朝風呂!
「天女の湯」を独り占めです。
なんという贅沢!
今回の旅、温泉3度も入っちゃいました。



  トロッコトンネル 

帰り道はそう、
Kさん待望の、
ワッキーの通ったトンネルでした!
Kさんがトンネルのことを宿の人に聞いてみると、素敵な返事がありまして。

トロッコが昔通っていたトンネル。
昔、というのはいつごろなのか、線路も電燈も古びた感じが全くしません。
新しくもないけれど。
まだきっと使えます。
それはもう、なんというか、生々しい
”後方からゴーっと音がして、列車が迫ってくる”
ってのが、ありえそうな雰囲気がしてました。
山下清〜だなんて笑ってられないって!怖いって!
楽しそうに写真撮ってる人も居ましたが。
今回の旅で、一番どきどきしたのがこれですよっ!
皆様も是非、一度体験してみてはいかがでしょう。


  おうちに帰るまでが 

黒薙駅からトロッコに乗り、宇奈月に戻ります。
昨日入ったお土産屋さんで、お土産購入。
安くしてもらっちゃいました。ありがとうございます。
そして長い長い時間をかけて、帰宅。

黒部峡谷、良かったです〜。
それから富山には「黒部アルペンルート」がありますね。いつかそちらにも行ってみたいです。

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