☆コミックス別で出版の古い順に(古いものが上)紹介しています。☆

猫田リコさん

竹書房バンブーコミックス・麗人セレクション

『丸の内ラプソディ』
★★★★★2002年9月27日 562円
朝、目が醒めたら隣にいたのは部下の桜伊だった。昨夜のことを全く覚えていない深実はどうにかこれまでの経緯を思い出そうとするが、憶測ばかりが飛び交う。態度に変化のない桜伊は、それについてどう思っているのか!? (『丸の内ラプソディ』)
生徒の井ノ頭に強引に『温泉旅行部』の顧問にされてしまった朝香先生。活動は温泉旅行に行くことのみ。部員1名顧問1名…絶対なにかがおかしい? (『ビバノンノン温泉旅行部』)
全てを他人まかせで流されて生きてきた蒼井。ただ、絵だけ描ければいいと思っていた。しかしモデルに、と婚約者が探してきた白江に出会い、蒼井の気持ちは揺らいでいく。 (『鍵』)
どうして追ってきたんだ。確かにいつも他人にわかる話し方をしようとしない唐沢をわかってやれるのは僕しかいないけど、今更追ってきたって、僕はどうすればいいんだ…。 (『雨色』)
仕事の為にといって引越した彰造と一緒に移ってきたオレ。でもでも常に彰造のイヤラシイ視線にさらされてて大ピンチ。神様どうかオレの貞操を守ってください!
その紹介多分違うぞ…by彰造(『まいまい神』)
ある男の葬式を遠くから眺めていた青年。突然声をかけられ、振りかえるとあの男にそっくりな男が現れた。あの男の息子だというその男を目の前に、青年は何を思っているのか? (『骸、そして灰』)
学校でへんなウワサの絶えない弓波はわけあって一人暮しの極貧生活。ヒマはないし学校では浮いてるし、生きることにも疲れてしまった。気になるクラスメートもいたけれど…。 (『この胸をあなたはひどく揺るがす人』)
感想
猫田さんのコミックス3冊目です。シリアスもギャグもわたし的にツボを得ていてすごく面白かったですv
最後の『この胸をあなたは〜』は絵柄が丸みを帯びて新しくなってると思ったら、長編なのになんと描きおろしでびっくりです!弓波のシビアな生活と意外とピュアな性格が心惹かれました。でも『雨色』は暗い三角関係ネタで面白かったのに最後がぶった切った形で終わっていて残念です(T_T)
『丸の内〜』はお話が殆どオフィスで進むのが面白いです。でも全体の半分ぐらいが深実の回想と妄想で展開する辺り彼の苦悩が見えました(笑)
『まいまい神』など猫田さんのギャグって日本語がおかしくて大好きです。「こまっちんぐ」とか微妙に古い上にちょっと違うし。
そしてやっぱりこう言うしかないんですけど独特の雰囲気があると思いました。マンガが好きで、自分の好きに描いてるんだろうなっていうのが伝わって、全体的に気持ち良く読めました。