語り草2.憧れの電車通学


これは高崎の姉が体験した話なんですが、彼女は若かりし高校時代電車通学

だったんです。定期を改札に通すのとかがカッコよくて高崎はいつも「いいな

〜」とか思ってたんですが、その日はいつものように身じろぎもできないぐら

いの満員電車の中で、入り口付近で立ってたらしいんです。

斜め前にドアとピッタリ向かい合うように立ってるサラリーマンが居たらしい

んですが、中年のごく普通のおじさんだったそうです。で、その人自身は全く

おかしな所は無かったんですが、その人、いきなりすごいデッカイくしゃみを

しちゃったらしいんです。

ここで確認したいんですが(しつこいな・爆)、くしゃみをする時って前かが

みになりますよね。しかも、無意識に反動がついて結構な力が働きますよね。

でも、そのくしゃみをしたサラリーマンの方って目の前にドアですよね。

そんな状態でくしゃみなんかしちゃったもんだから、姉が斜め後ろからその光

景を見た時には、「へっくしょん!ゴチン」ってくしゃみの音を凌ぐすごい音

がしたそうです。くしゃみしたせいで思いっきりドアに頭をぶつけちゃったん

ですよね。彼女爆笑したいのを必死に堪えたらしいですけど、私にその話をし

てくれる時笑いながら「ぶつけた反動で頭跳ね返ってたもん!」て言ってま

した。なんだかんだしっかり始終みてるんじゃ…その場では誰も笑わなかった

らしいですけど、そのドア付近って絶対違う空気流れてたと思います。

くしゃみをしちゃった方にはホント申し訳ないですけど、こんなオイシイ光景

に出会えるなんて、その話を聞いてから高崎は心から電車通学に憧れました

ね。