第一話
ここは、、、イギリスのスティークタウン、いまこの街は恐怖につつまれていた、、、
そんな町中を一人の女性が走っていた、、、
「誰か!誰か助けて!、、、きゃ!来ないで、、来ないで!!」
いまにも狂いそうな声で彼女は叫んだ、、、
ガキッ!
鈍い音が響いた、
「あ゛っ!」
という叫び声、しかしそんなことにおかまいなく、次はグサッ!グサッ!っと何かを刺すような音が、
何度も何度も聞こえてきた、、、
その後あたりは気妙なほど静まり返り、その女性の声は二度と聞こえなくなった、、、。
次の日、その現場は警察でごったがえしていた。そんななか、警部補のロベルトが険しい顔をして
ロベルト 「なんてむごい殺しかたを、、、鈍器で一撃、その後ナイフで何十ヵ所も刺している、恐らくこれは、、、」
「あの現代版切り裂きジャック、、ですか?」
と、割り込むように一人の若い刑事がつぶやいた。彼の名はピーター、半分探偵のような雰囲気がする刑事だ。
ロベルト 「ああそうだ、ここ一か月の間でおなじような犯行が数回あり、世間では切り裂きジャックと呼ばれてる、
やつの犯行だろう。いままでのは全部他の街だったから、管轄が違ったが今回はうちの管轄内だ」
ピーター 「狙うのは、女性だけではなく、男まで狙うから質が悪いですね」
ロベルト 「、、、ああ。犯人が女かも、っという可能性がでてくるからな。そういえば、あいつはどうした?
新入りの、リックとかいう若僧は?」
あきれた顔をしてピーターが
ピーター 「寝坊ですよ、寝坊!配属一か月目のくせにいい度胸してますね。」
ロベルトもあきれた顔をした、まるで「またか」みたいな表情である
しばらくして、一人の男がロベルトたちのほうへ走ってやってきた。慌てたようすで
「すいません!寝坊してしまいました!目覚まし時計7個もかけたんですが、、、」
彼の名はリック・パジャー、この物語の主人公である。
さらにあきれた顔をしてピーターは言った。
ピーター 「は〜?!目覚まし7個ってまた増えてるじゃねえかよ!7個もしといて遅刻するんじゃねえ!」
リック 「すいません!ほんとすいませんでした。」
真面目な顔をしてロベルトが
ロベルト 「リック、刑事には忍耐が必要だ、そんなことじゃ張り込みひとつ、ろくにできんぞ!次からは遅刻するなよ!」
リック 「は、はい!すいませんでした!」
さすがに警部補の前ではいい子ぶっていた。
こうして、事件の捜査がはじまったが、まだ誰も、この事件が悲しい結末を迎えるとは知らない、、、