切り裂きジャック
第九話
ピーターとリックは帰りに酒を買い家に着いた
リック 「そこら辺に適当に座っててください。いま何かつまみになるような物作りますんで」
そう言ってリックは台所に向かった
ピーター 「おう!うまいもの作ってくれよ!」
ピーターは何かを探すように見回したが一向に見つかる気配がなかった
リック 「ちょ、ちょっとピーターさん何してるんですか?」
簡単なつまみを作って戻ってきたリックは驚いていて何かを隠しているかのような表情をしたが、
それはさしずめエロ本でも隠しているかのような表情みたいなためピーターも笑いながら
ピーター 「お前がジュリアさんに内緒でエロ本でも隠してるんじゃないかと思ってさ!はは!」
冗談を言ってる傍ら、ピーター内心まだ何かを疑っているような感じだった
二人だけの宴会は続き、夜の12時位になったときピーターは帰ろうとした
リック 「あれ?もう帰っちゃうんですか?まだ飲みましょうよ〜」
ほろ酔い気分のリックはピーターに尋ねた
ピーター 「実は明日は朝早くから用事があってな。また今度飲もうな! じゃな!」
ピーターはそう言って帰って行った。リックもその後すぐに寝てしまった
夜中の2時ごろ、リックの家の前では一人の怪しげな男が見張っていた、、、
よくみると、それはピーターだった。
彼にはストーカーの趣味があったのだ、しかもホモなのだ、、、
ピーターの頭の中には、リックに対するある疑いがあった。ピーターが切り裂きジャックと対峙した時、
彼は記憶の片隅に犯人を見たのだ、、、その顔は、リックに似ていた
リックの足の傷も、昨日の事件でピーターが警棒で殴ったのと一致する
そして、[DDN2/1]の意味も、リックが犯人となると一致する、、、
しかし一向にリックの出てくる気配はなかった。そのまま夜が明け、朝の5時ごろピーターはほっとした顔つきで、
帰っていった
しかし、ピーターが張り込んでいたその日事件は起きていた、、、
被害者は30歳の女性、またもナイフによる、めった刺しだった。
ロベルト 「また切り裂きジャックの犯行か、、、」
がっかりしているロベルトのところに、ピーターがやってきた。
ピーター 「くそ〜!昨日と連続でまた事件か〜、はやく捕まえないとな、、、」
ピーターが現れたことに、ロベルトはびっくりしていた
ロベルト 「お、おいピーター!病院にいなきゃいかんだろうが!ん?やけに眠そうだが、どうしたんだ?
眼にクマができてるぞ!」
ピーター 「昨日ちょっと用事がありまして、、、」
ロベルトは急にけわしい顔をして、
ロベルト 「きのう、なにがあったんだ?おそらくリックに関係していることだろう?」
なにもかもお見通しのようなロベルトに、ピーターもホンとのことを言うしかなかった
ピーター 「実は一昨日の事件の時、俺犯人を仮面ごしに見たんですよ。その時の顔がリックにそっくりだったんです、、、
だから真相を確かめに、昨日リックの家を張り込んだんです」
ロベルト 「それで、どうだったんだ?」
ピーター 「、、、何もなかったです。ただ、ジュリアさんがいない時に事件が起こるという点、
それとあいつはダイイングメッセージを残したニーナ・エルリックと知り合いです、
そしてなにより、ダイイングメッセージが、あいつを犯人と示しているんです、、、」
ロベルトはすごく驚いた表情をした
ロベルト 「お前、ダイイングメッセージが解けたのか?ならなぜすぐに言わなかった!」
ピーター 「ついさっき解けたんですよ、、、、、」
ピーターはロベルトに自分の推理を、全部言った、、、
ロベルト 「お前の推理も一理あるな、、ふむ、、、リックには悪いが、しばらくあいつの家を見張る事にしよう」
こうしてピーターとロベルトは、リックの家を見張ることにした、リックが犯人でないことを祈りながら、、、
犯行はいままで、すべて夜中に行われていたため、ロベルトたちは22時ごろにリックの家にいった。
ふたりは、ハンバーガーを片手にもちながら見張った、それは日本で言うところのアンパン持って
コーヒーを飲んで見張る刑事のようなものだろう
そんなロベルトたちに見張られているとは、まったく知らないリックだが、
その日、彼にある事件が起こるとはまだ誰も知らない、、、