17.Q 諸行無常とは何ですか?

 A 諸行無常とは、すべての現象は一瞬の停止もなく無常にして生滅変化する。又、一切の様々な原因や条件によって成り立ったものは無常であるとの意。
 行samskara(サンスカーラの語源は共に造る)とは、一切のものは様々な原因や条件が集まって、現象を成り立たせるはたらき(十二縁起の行)、あるいは成り立った姿(諸行無常の行)をいう。
 この行は有為samskrta(サンスクリタ)と同義。有為が因縁による迷いの世界に対して、無為asamskrta(アサンスクリタ)は造られたものではない悟りの世界をあらわす。諸行、諸法、一切も有為と同義。さらに、諸行無常、諸法無我、一切皆苦も同様の意味で、この三句を越えたところに、涅槃寂静(悟り)の句がある。この四句を四法印(印とは法のしるし、これこそが仏法であるという法の特徴)という。
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