6.Q さとりを得るのに必要な発菩提心(ほつぼだいしん)とは何ですか?

 A さとりを得るための重要中の重要なキーワードの一つです。どんなに仏教理論を学び、修行に励んでも、菩提心なくしてはさとりは得られない。
 菩提心とは(梵)ボーディ・チッタ bodhi-cittaの訳。詳しくは、阿耨多羅三藐三菩提心(あのくたら さんみゃくさん ぼだいしん)といい、無上正真道意、無上菩提心と訳す。仏果に到りさとりの智慧を得ようとする心のこと。この心を発こすことを発菩提心(発心)という。当然、大乗の菩薩は最初にこの心を発こさねばならない。そして、この発心こそ完全なさとりへの入口になる。では、この発菩提心の具体的な内容とは何なのか、それが四弘誓願です。
一、衆生無辺誓願度(一切の生きとして生けるものすべてをさとりの彼岸へわたそうと誓う)
一、煩悩無量誓願断(一切の煩悩を断とうと誓う)
一、法門無尽誓願知(仏の教えすべてを知ろうと誓う)
一、無上菩提誓願成(この上ないさとりに到ろうと誓う)
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