吉本 ばなな 作品

・ キッチン

・ アムリタ 上下 

・ デッドエンドの思い出 



【キッチン】 ★★★★★

新潮文庫 / 400円+税 / 2002年7月

 その他『満月―キッチン2―』『ムーンライト・シャドウ』収録。
 主人公・桜井みかげの両親は、そろって若死にしている。それから祖父母と暮らしていたが、中学へ上がる頃、祖父が死に、先日祖母が死んでしまった。
 天涯孤独になってしまったみかげは、自分がこの世で一番好きな場所の台所で毎日眠り、日々を過ごしていた。田辺家に拾われる前までは・・・。

 独創的な作品だと思う。ジャンル的に言えば恋愛小説なんだけど、それだけじゃないんだよね、言いたいことは。今まで「いいよー。」って聞いてはいたんだけど、「台所の話ってどんなんだよ。」とか「吉本ばななって、吉本興業の人?」と内心思っていて、なかなか読む気になれなかった自分が口惜しい。もっと、ばなな作品読みたいよーと思わされる一冊。


【アムリタ 上下】 ★★★☆☆

新潮文庫 / 476円+税 / 2002年10月発行

 妹の死。頭を打って失った私の記憶。弟の変化。そして、妹の恋人との恋。美しい海にかこまれたサイパンでの人々との出会い。様々な経験を通して、主人公は何を感じるのか・・・。
 つまらなくはなかったけど、特に何の感想もなかったのが正直なところ。現実味がもてず、フワフワした感じの物語でした。


【デッドエンドの思い出】★★★☆☆

文春秋 / 1143円+税 / 2003年7月発行

 五つの物語からなる短編ラブストーリー。辛く切ないラブストーリーを様々な角度から書いている。これが書けたので、小説家になってよかったと思いました、と作者が自負する小説。

 うーーん、深いんだろうけど、何か考えさせられるというか、読んだ後ただただ暗い気持ちになった。


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