A  測量に従事した侍たち

  日本の鉄道工事が始まった明治3年、測量に従事した武士たちが腰の大小が邪魔になるし、その上、刀が測量器械の
磁力を狂わせて作業に支障を来たすので太政官に願い出て、やっと 「技術方に限り作業中は刀を差さなくてよい」 と許可
された。武士の廃刀は鉄道の測量からはじまったといえる。
  これは、正規の服装以外は帯刀を禁止した明治9年の 「廃刀令」 の6年前のことだった。

                                           門田 勲著 「国鉄物語」 より