『神様からの贈り物』

今日は11月6日私の大切な人の誕生日

今年はとっても素敵なプレゼントが出来そう。
「ふふ、零一さんどんな顔するのかなぁ・・」
なんて、考えながら私はキッチンへ行き夕食の準備をはじめた。


「今日は一日家でおとなしくしてなさい」
「えぇ〜!今日はどうしても、買い物に行きたいんです!」
「えぇ〜、ではない!」
「どうしても?」
「だめだ」


しゅんとして私は俯いていてしまった・・・だって今日は零一さんの誕生日なのに
結婚して初めてのお祝いだからがんばってお料理とか考えたのに・・・
なんだって今日に限って具合が悪いんだろう・・・正確にいうとここ最近気持ちわるかったんだけど。

「わかりました、それじゃぁ病院行くくらいなら出かけてもいいですよね」
「まぁ、それならいいだろう、だが診察が終わったらすぐに帰るように。それでは、私は学校に行ってくる。」
心配そうな顔をしながら、玄関に向かう零一さんに笑顔で送り出した。


そんな、今朝のやり取りを思い出しながらまた一人で笑っていた。
「何を笑っているのだ?」
「・・・っ!びっくりしたぁ!おかえりなさい、いつからそこにいたの?」
「あぁ、ただいま。今帰ったところだ。声を掛けたのだが一人で笑っていたし・・・何を考えていたんだ?」
そういいながら、後ろからきゅっと抱きしめていた零一さんに、向きを変えて耳元でこういったの。


「あのね、今年のプレゼントは・・・・」

「なんだ?」

「赤ちゃん!できたの。」

「!!」

「お誕生日おめでとう!零一さんがこの世に生まれてきたことに、感謝します。」

そういった、私に零一さんは笑顔で答えた。そしてやさしく抱きしめてくれた。


来年の今日は3人でお祝いしようね。



★いつもサイトに遊びに来てくださる梓様からの頂き物SSです。
先生にとって、何よりも嬉しいプレゼントですね!