|
冬季五輪でいつも楽しみにしている種目があります。
それはフィギュアスケート。
シングル・ペア・アイスダンスといろいろとありますが、
好きなのはジャンプやリフトなどのアクロバティックな要素のあるシングルやペアのほうですね。(^^
さて、今回のソルトレイクシティー五輪は男子シングルに注目していました。
エフゲニー・プルシェンコ、そしてアレクセイ・ヤグディン。
この二人のロシア人が実力的にずば抜けているのですが、
オリンピックの大舞台で果たしてどちらに軍配があがるのか?
大会前から本当に楽しみにしていました。
このプルシェンコとヤグディンは元々は同じコーチの元で練習をしていたという
関係にあります。
コーチの元を離れてアメリカに渡ったヤグディンが勝つのか、それともプルシェンコか?
こういう事も興味のひとつです。
ところで、このプルシェンコ選手の武器の一つにビールマンスピンという技があります。
氷上のバレエともいわれるフィギュアスケート。
観ていて、より美しいと感じるのは女性の演技のほうでしょう。
しかし、男性スケーターでありながら女性的な美しさすら感じさせるのがプルシェンコです。
とにかく彼のビールマンスピンは形が非常に美しく回転も早いので、
観ていて
「おおおおお〜〜〜〜っ(・ ・;」
と見とれてしまうほどです(汗)。
ちなみにこのビールマンスピンという技は一般的には女性スケーターの技とされています。
というか、よほどの体の柔軟性がないと、まずできないでしょう。(^ー^;
さて今回のオリンピックには日本からも本田武史選手が出場しています。
オリンピックを前にして絶好調の本田選手にも期待がかかります。
【2月13日】
まずこの日行われたのはSP(ショートプログラム)。
フィギュアスケートは2日後のフリーの演技と合わせて
最終順位が決定するという方式になっています。
まず有力選手の中ではヤグディンが最初に滑りました。
「・・・・・・・・・・・・・・・(・ ・;」
ミスの全くない完璧な演技です。
素晴らしいとしか言いようがありません。
得点のほうも5.8や5.9がずらりと並び断然のトップです。
さて、そのヤグディンの直後に滑ったのが日本の本田選手。
期待が高まります。
まず最初に持ってきたのが4回転3回転のコンビネーションジャンプ。
言ってみればここが一番の見せ所です。
ドキドキしながら観ていましたが、見事にこのコンビネーションを成功させてくれました。(^ー^;
その後もトリプルアクセルなどを綺麗に跳んでミスのない演技でSPの演技を終えました。
オリンピックの大舞台で思い通りの演技ができた本田選手、
拳を握り締めてガッツポーツをしています。
さあ・・・得点は?
5点台半ばから中には5点台後半を出しているジャッジもいます。
「2位! 2位です!」
まずはこれ以上はないという絶好の位置につけました。
明日のフリーの演技に期待がかかります。
そして今度はプルシェンコの演技です。
まずは最初に軽く4回転ジャンプを決め・・・・・・あっ!(・ ・;
転倒してしまいました(汗)。
ヤグディンの完璧な演技の後でプレッシャーがかかったのか、オリンピック独特の雰囲気が
硬くさせたのか非常に珍しいミスです。
しかしその後はさすがの滑りです。
要素点こそ転倒があったので得点が伸びませんでしたが、
音楽と演技の調和、独創性などを評価する評価点のほうは5.8から5.9がずらりと並びました。
結局この日のSP終了時の順位は
1位 アレクセイ・ヤグディン (ロシア)
2位 本田武史 (日本)
3位 ティモシー・ゲーブル (アメリカ)
4位 エフゲニー・プルシェンコ (ロシア)
でした。
【2月15日】
この日はフリーの演技です。
フィギュアスケートではSPよりもフリーの演技で
良い順位につけたほうが有利になるようになっています。
要するにSPでいい演技をしても、この日ずっこけてしまったら非常〜に痛いというわけです(汗)。
日本のマスコミは
「本田メダルに大きく前進」
とか言っていましたが、実際のところはそう甘くはありません(汗)。
前述のロシア人2人は別格なので、プルシェンコが今日”普通に”滑れば
非常に高い確率で逆転されてしまうというわけです。
なおかつゲーブルを始めとする上位スケーターが逆転を賭けて思い切った演技をしてきます。
昨日のように思い通りの演技ができてなんとか3位に粘れるかな・・
というのが実際のところでしょう。
さて今日は昨日の上位選手の中では本田選手が最初に滑りました。
今日のフリーでも最初に4回転ジャンプを持ってきます。
4回転3回転のコンビネーショ・・・ああっ!(・ ・;
最初の4回転の着地でバランスを崩してコンビネーションにつなげることができませんでした(汗)。
その後も小さなミスが出てしまい今日の演技はちょっと不完全燃焼に終わりました。
これはメダル獲得までは厳しいかもしれません。
次に出てきたのは昨日4位と出遅れたプルシェンコです。
まず最初のコンビネーションジャンプ、4回転3回転3回転の連続コンビーネーション。
すごい大技です(汗)。
全体を見ても2回ほどバランスを崩す場面がありましたが、それでも素晴らしい演技です。
さあ・・・得点のほうは?
技術点、芸術点ともに5.8がずらり・・・、さすがです。
この時点で日本の本田を抜いて総合1位に躍り出ました。
さて次に登場したのはアメリカ期待のゲーブル選手。
大声援の中、次々に4回転ジャンプを決めてきます。(・ ・;
これはプルシェンコを上回ってくるかもしれません。
さて、注目の得点は果たして?
5.3から5.9・・・・
評価は割れて意外に伸びませんでした。
しかしこの時点で2位、メダル獲得は濃厚です。
この後、ロシアのアブト選手(総合5位)を挟んでSP1位のヤグディン選手の演技です。
さあ、果たして金メダルの行方は!?
ぷつっ
録画テープが終わってしまいました・・・・。
よってヤグディン選手の演技は観られませんでした(汗)。
よりによってあと一人のところでテープ切れとは、トホホな感じです。(;_;)
結果を見たところフリーの演技もヤグディン選手が1位となり、文句なしの金メダル獲得となったそうです。
2位はプルシェンコ、3位にゲーブル、日本の本田武史は結局4位に終わりました。
終わってみれば順当な結果かなという感じですね。
本田選手惜しくもメダルには届きませんでしたがよく頑張ったと思います。
また4年後に成長した姿を見せて欲しいなと思いました。
ところで世界のトップ選手は試合で”ギャンブル”をしないそうです。
要するに普段の練習でできることを試合でしているにすぎないということだそうです。
なるほど・・・こりゃ試合で”ギャンブル”をしている選手と大きな差があるわけです(汗)。
「一流と超一流との差は大きい・・・」
そんなことも感じてしまいました。
|