初めての大怪我
その日は友達と近くの公園で遊ぶ約束をしていた。


まだ覚えたての自転車で公園へ向かう途中。


そこには近所でも有名なよく吠える犬がいた(名はムクという)。


もちろん鎖で繋がれているので噛まれることはない。


しかしムクは僕が近くを通るとこれでもかというほど吠えて噛み付こうと頑張る。


その姿が馬鹿らしく見えたのか、僕はその姿を見ながら「ばーか、ばーか」と叫んでいた。


もうかなり離れてもまだムクは吠えていて、それに乗じ僕もまだムクに向かって叫んでいた。


つまりずっと後ろを向きながら叫んでいたわけだ。


そうなると覚えたてなので上手く走れるわけもなく走行はヨレる。


そんなのもお構いなしに僕は叫びつづけた。


すると突然、景色がはじけた。


あまりにびっくりして事態が読みこめない。


気付いたら地面に横たわり近所のおばさんが「大丈夫?」と言っていた。


「大丈夫」と言い、公園へと向かったが右肩へのあまりの痛さに自転車の乗るのは無理だった。


なんとかして公園につくと、誰もいなく約束をすっぽかされていた。


もう踏んだり蹴ったりだと思い家路についた。


しかしその間も痛みはひかなくて気分は悪くなってくる。


家に着き、母親に痛いことを告げると、速攻で病院に連れて行かれた。


どうやら他人からしたら明らかに腫れていたらしい。


病院で診断を受けると全治3ヶ月の骨折していた。


その間僕は毎日接骨院に通い、幼稚園も毎日休みだった。


今思い出しても地獄の日々だ。


まあ地獄はそれで終わらなかったのだが・・・。


2004年2月23日 22時17分39秒