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This is the story of the earth more long long ago than when human ancesters was born.this is the story about Mystic Force. What will it give people? Where will people go? What will peopel know? And why do people live hard everyday? We must be alive forever. We must do what we hate,too. But so we can be alive with other people. So we will love others eternally. As time goes by,we know,learn and understand something. What is something? Maybe someone will be able to reach the answer. But none know answers now. これは人類が生まれるずっと昔の話である。 この地球上に古代人の文明が築かれていた頃の物語。 古代の知識やOPARTS、アトランティスなどに称される古代文明。 そして、これはそんな時代よりももっと前の物話。 この地球上に不可思議なる力が存在し得ていた頃の物語である。 この小さな星のある地域の森の奥深く。 人知れず村が存在していた。 そこには<Mystic Force>があった。 ここミティスの村の住人は不可思議な能力が使えたのだ。 そんな村の一人の少年の物語。 1st day 「起きろって。おい、ルクス。」 「...あ..ああ。」 森の中に一人の青年の声がこだましている。 その声に応えてゆっくりと目を開けた。 誰かが下で俺を呼んでいるようだ。 体の節々を光が照らしている。 木々の間からの木漏れ日だった。 陽射しの強い日に木陰で眠るほど気持ちのいいことはないと思う。 地面が所々光って人間では表現できない模様を織りなしている。 地面を見ると同時に見慣れた友の姿が見えた。 下にいる人に告げる。 「やかましいな...。寝かせてくれ...。」 「馬鹿ルクス。今の今まで寝てただろうが。 一日何時間寝たら気が済むんだ?」 寝ぼけて頭がはっきりしない。 ラークの甲高い声が響いている。 「30時間ぐらいかな...。」 「一生言ってろ。大体朝の挨拶したのが今から3時間前だぞ? 昼から寝るなって。」 「馬鹿野郎... 昼に昼寝をしないでいつ俺に昼寝をしろと...?」 「だから、昼寝をするなって言ってんだよ。」 俺の理屈に冷静につっこむラーク。 少しぐらいの柔らかさを覚えろってんだ。 「へいへい。で、何かあったのか?」 俺は頭をしぶしぶ上げて下を見た。 「何かババァが全員集めろってさ。」 下でラークが話している。 こいつは俺の親友で幼なじみの一人。 「どこに行けばいいんだ?」 「広場だ。先に行ってるからな。」 「ああ。」 ラークが走っていくのを見送る。 ここは木に吊ったハンモックの上。 俺はここが一番好きだった。 木々のざわめき、鳥の鳴き声、風のささやき。 これらに耳を傾けて目を閉じる。 そうすると、完全に自分というものは消えてなくなる。 すべてを忘れて此処と一つになれる。 (....やばい、そろそろ行ないと...。) いくら老いぼれのババァの戯言でも行かないとどうなるか分からない。 そう思い直してハンモックから飛び降りる。 足がジーンとしびれた。 その足を我慢して何とか広場へと走る。 この村の真ん中にある一番広い所。 森を抜けるとき思わず目を閉じた。 かなりの光が集まっている。 いきなりのことにまだ目が慣れない。 少しそのまま立っていた。 村の人々が一方向に向かっていくのが見える。 ババァが一声掛けると村人総出になる。 だが、彼女の言葉にはそれほどの価値があるらしい。 (俺にはまだ分からないが...。) 少しためらったが行かなかったことが後でばれるとやっかいだ。 (仕方ないな...。) 俺もその雑踏の中に混じった。 「ルナ。」 俺は見覚えのある後ろ姿に声をかけた。 「うん?..あ、ルクス。」 彼女は髪を揺らして振り向く。 いつもと何も変わらぬルナだ。 「ババァ、何て言ってた?」 「まだだよ。それに、ババァじゃなくて司祭でしょ。」 「どっちでもいいさ。」 「もう。」 彼女は頬を少しふくらませる。 怒っている、ということを強調したいのだろう。 でも、俺にはそれが冗談に見えた。 いや、彼女も冗談混じりだということをどこかで感じていたのかも知れない。 俺は彼女のすぐ隣に立ちすくんだ。 ルナは俺の幼なじみの一人。 彼女とのつき合いが一番長い。 ルナはこの村の長老の孫娘だった。 優しく綺麗で非の打ちどころのない娘。 (少しばかり天然な所を除けば....。) ここにいる全員が台を見ていた。 広場の真ん中に置かれた講演台。 あそこに登ればおそらく此処にいる全員が見渡せるだろう。 今集まっている人々がこの村の住人全部だ。 おそらく、数百人だろう。 ババァというのはこの村を仕切っている人のこと。 かなりの高齢で俺たちにとっては生きているのが不思議なくらい。 腰は曲がり杖をついて怪しい装飾をしている。 俗に言う「魔女」みたいなものだ。 今、その魔女が台に上がった。 彼女は<fortunetelling(占い)>を持っている。 そして、しがれた声で話し始めた。 いつも通りの直接は意味の取れない説話を。 「巨大なる剣が折れようとしている。 その身を支える柄を失おうとしている。 それが無くなりし時、剣は崩れ去るだろう。 その身から出た錆により喰い尽くされるやも知れぬ。 錆は全てを侵食しそれらが身に刃を取り込むであろう。 錆から出し罅により刃は幾百の塵となる。 それらは必ず塵をも喰らい尽くそうとする。 塵は帰ることを許されぬ。 塵は滅ぶことを甘受せず。 汝等に与えられし命題は一つ。 汝等は唯一つを受命するのみ。 集いて再び作れ。 決して折れぬ強靱なる剣を。 決して奪わぬ寛大なる刃を。」 魔女は理解不能な言葉を並べ終えるとその場に倒れる。 彼女が能力を使うと、こうなるのだ。 それは既に分かっていたことで、付き人が支え 彼女がケガをするなどということはなかった。 それよりも、ここにいる全員が全員、驚きを隠せなかった。 (いきなり何を...?) ルナが心配そうな面持ちで尋ねてきた。 「ねぇ..何が起こるの?」 「俺にもよく分からない。ただ...。」 彼女がその一言に反応してこちらを見上げる。 彼女はどんな答えでもいいから解答を欲している。 とりあえず自分の考えに一定の区切りがつけたいのだ。 俺は途中で切った言葉を続けた。 「ただ、”巨大なる剣”ってのがこの村だって事は分かった。」 「どうしてそうなるの?」 「多分<Force>のことを言ってるんだ。」 ルナもやっと気づいたようだ。 どうしてそうなるのか、ではなく、そうであった場合の文章の意味。 そして、驚愕の色に彼女の淡いブルーの瞳が染まっていく。 いや、もしかするとそれは恐怖の念だったのかもしれない。 あるいは、絶望と切望。 「それって...もしかして...。」 俺は簡潔に答えることにした。 ここで答えをぼかしても何の意味も持たないことが分かっていたから。 「この村が滅びる、って事だ。」 「...やっぱりそうなんだね....。」 ゆっくりと彼女の顔が俯いていく。 顔だけでなく彼女の気持ちまでも。 「でも、分からないことがいくつかある。」 「分からないこと?」 彼女は俺の言葉を繰り返した。 自分の恐怖を少しでも和らげたかったのだろう。 どんなことでもいい。 何かをしていれば人間は少しでも忘れることが出来る。 例えそれには微塵の意味もないのだとしても。 「一つ目、”その身を支える柄”って何のことだろう? この村を支えているもの。人間。 何を差してのものかさっぱり分からない。 二つ目、”その身から出た錆”ってのは? この村から出た錆? しかもそれがこの村を滅ぼすって...。 あと、多分最後から察するに全員が死ぬわけではないようだな。 いくらかは生き残って新しい村を作るらしいけど...。 誰かが死ぬなんて考えたくないな。」 「そうだね....。」 ルナの答えは完全に上の空だった。 これから起こることに対してあり過ぎることを考えているのだろう。 俺自身、こんな風に話してはいるものの相当焦っていた。 一体何が起こるというのだろう? 今までだって何も起こらなかった。 だから、ずっと永遠に続くと思っていた。 老婆の言葉は皆の心を揺さぶった。 だが、彼女の<fortunetelling>はかなりよく当たる。 つまり、何かが起こるのだろうと全員が恐れた。 でも、俺たちはこの村以外ではおそらく暮らしていけない。 ここにいるから平和なのだ。 ここにいれば平和なのだ。 でも、平和なんて崩れてから過去形で思い出すものだ。 ざわめきはしばらく消えなかった。 そんな人々の声を空が包んでいく。 太陽が照っていた。 何かが起こるなんて思えない。 でも、ワザワイはその日の夜に片鱗を見せ始めていた。 夜が落ちてきていた。 すべてが一色に染まる。 全てを統一したがる夜が黒い支配を広めているのだ。 この時間、人々は朝の到来を切望する。 この支配から逃れるために。 暗い森の入り口は異世界への出口のようだ。 (そろそろ寝るか....。) そう思い始めたときだった。 急にドアがドンドンと叩かれる。 「誰だ?」 「ラークだ。すぐに来い。」 かなり焦っているのが声だけで分かった。 「今度は何だ?」 そう言いながらドアを開ける。 「長老が倒れた。」 「何だと?」 俺の顔が変わった−自分では分からないが。 きっと、ラークと寸分違わぬ顔をしているに違いない。 「着替えてすぐに来い。長老の家にみんな集まってる。 ....ババァの言っていたことが当たるかもしれない。」 「待て、すぐに用意するから。」 俺は一瞬で服を着替える。 (長老が...倒れただと?そんなことになったらどうなるんだ? あのジジィが死んだら...この村は...。) 限りなくやばいことは分かっていた。 長老が死ねば<guard(守り)>の力が消える。 それだけは避けたい。 全員がそう思っているはずだった。 駆け巡る思いを頭に抱いたままラークについていく。 月が光っている。 すべてを照らしている。 まるでこれからをすべて知っているかのように....。 「長老!」「長老!」 色々な人の声が屋敷の中に響いている。 ほぼ村人全員がこの村で一番大きいこの家に集まっていた。 その家の居間のベッドに長老が横たわっている。 (いかにもやばそうだ....。 ”その身を支える柄”ってのは長老のことだったのか...。) おそらく全員がそう思っていた。 それほど老衰している。 村人が思い思いにささやくのが聞こえる。 その中に大きい声が響いた。 「ルクス?ルクス=イル=シンクレスはいるか?」 ベッドの方からの声に呼ばれる。 「あ、はい。」 「こっちへ来てくれ。」 呼ばれるがまま人込みをかき分けてベッドの方へ。 ....なんでこいつが..... ....無能力者のくせに.... そんな声が耳につく。 気分が悪いったらありゃしない。 人の陰口を聞くなんて....。 まっすぐとベッドの方へ向かった。 横に着くと暗い顔のルナがいた。 長老が話し始める。 「ルクス..おまえが...次の長だ。」 「はい...って、はぁ?」 いきなりなことにすっとんきょうな声が出た。 (いきなり何を...。) ルナが驚いて顔を上げこっちを見る。 人々はざわめくのを抑えることが出来ないようだ。 さっきのような陰口が多くなる。 「どうして俺なんですか?」 「おまえなら出来る...。長老の遺言は...絶対だぞ...。 この老いぼれの最後の頼みくらい...聞いてくれても良かろう..。 ルナを守ってやってくれ...頼むぞ..。 この鍵を...渡しておくから..な...。」 そう言って長老は手を差し出してきた。 俺は手を出して受ける。 金属でできた鍵だった。 銀に彫刻が施されている。 その鍵を見ていたときだった。 「長老!」 誰かが不意に叫んだ。 その言葉の方向を見る。 長老がぐったりとして目を閉じていた。 一瞬で逝ってしまったのだと分かった。 叫ぶ声と悲しむ声。 その二つは夜中になっても尽きることはなかった。 「で、この鍵は何なんですか?」 「分からない。」 「分からないって...。」 長老の家の二階の部屋。 その中に長老の息子、つまりルナの親父さんとルナと俺がいた。 あの鍵の話とこれからについて。 「すまない。全く見当がつかないんだ。」 「そうですか...。」 その時、突然ルナが口を開いた。 「..もしかしたら、おじいちゃんの持ってた箱の鍵じゃないかな?」 「箱?」 「うん、多分。」 そう言ってルナはうなずく。 「それはどこにある?」 「わかんない。多分、地下室じゃないかな? ルナもそこまで詳しくは知らないんだ。」 ルナの話が途切れる。 そうすると、おじさんが口を開いた。 「とりあえず、箱は明日探そう。それより....。」 「これからどうするか....ですね。」 「ああ...。」 おじさんはいかにも心配そうにしている。 俺もずっとそれが気にかかって仕方なかった。 「いつ、ここがなくなるかも分からない....。」 「そうですね...。」 重苦しい雰囲気が漂う。 その中に状況を読めない娘がいた。 ルナだ。 彼女だけがとぼけた質問をする。 「どうして?」 不思議そうに首を傾けるルナ。 その彼女にゆっくりと説明することにした。 「ルナ、いいか、よく考えてみろよ。 俺たちの存在が外にばれてこなかったのは長老が生きていて <guard>の力を使い続けていたからだ。 それが切れてしまった今、俺たちのことを知っている少数の人間が 仲間を連れてこっちに向かってくるはずだ。」 「だから、それがどうして?」 これだけいっても分からない。 彼女の天然っぷりはたいしたものだ。 どうでも良いことに感心する。 俺は腰を据えて話すことにした。 「よく考えろ、って言っただろ。俺たちの力を狙ってるんだよ。 ルナの<guidance(導き)>だって普通の人間から見たら かなりの力なんだ。 手に入りはしなくても研究したがる奴は五万といる。 そいつらがやばいって言ってるんだよ。」 「そっか...でも、私たち銃の訓練もしてるし、大丈夫だよ。」 「外の奴等だってそれくらいはしてる。 まして、軍隊なんて出てきたら勝ち目はない。」 「そっか...。」 ルナは小さな声でつぶやいて下を向いてしまった。 やっと分かってくれたみたいだ。 だが、そんなにゆっくりしている時間はない。 何か打つ手を考えなければ....。 窓の外を見て考える。 夜はいつも以上に深まっている。 森の暗さもいつもより濃い気がした。 自己紹介が遅れた。 俺はルクス=イル=シンクレス。 ここミティスの村で育った。 おそらく生まれもここだ。 おそらくと言ったのは俺が孤児だから。 俺はある日、長老の家の前に捨てられていたそうだ。 誰が親なのかは結局分からなかった。 多分その辺りに姿をくらました女の子供ではないかと言うことだ。 だが、その女が戻ってくることはなかった。 だから俺は乳母に育てられた。 彼女のようないい人がいて本当に感謝している。 身寄りのない俺をここまで育ててくれたのだから。 そして、15の時にその乳母から自立した。 だから今一人暮らしをしているわけだ。 でも、いつも一人だった。 村の中で俺はあからさまに疎外されていた。 無能力.....。 その言葉がずっと俺に重くのしかかっていた。 理由は全く分からないが この村の住人は一人に一つ不思議な力が備わっていた。 その能力もピンからキリまで。 気温が分かる奴や壁の厚さの分かる奴もいれば空を飛べる奴もいる。 俺たちはその能力をまとめて<Force>と呼び 能力を一つのアルファベットの単語で表している。 例えばババァの<fortunetelling>。 これは占いの能力だ。 予知とどう違うのかよく分からない。 だが、その的中率はかなりのものだ。 そして、当たらなくていいものほどよく当たる。 おそらく今回も....。 あと、能力は一般的に使えば使うほど精度が上がっていく。 だが、かなりの体力を消費するのでそれほど連発はできないらしい。 これはすべての<Force>に共通するそうだ。 あと長老の<guard>。 これは一定範囲内の中のものの存在を外に漏らさなくする。 つまり、この中にいれば外の奴等は ここに村があることに決して気づかない。 この範囲内に入って来ない限り。 これはこの範囲から出ていった奴も同様だ。 いくらここのことを知ったまま出ても、外に出た瞬間忘れてしまう。 かなり役に立つ<Force>だ。 この力のおかげで俺たちは生き延びてきたのだ。 そして、俺にはその<Force>がなかった。 完全なる無能力。 そのせいで村人は俺を忌み嫌った。 さっきの陰口もそのせいだ。 そんな俺に最初に近づいてきたのがルナだった。 彼女の能力は<guidance>。 最善の方向、方法などを一つだけ示してくれる。 だが、正しいことを示す確立は70%前後だ。 彼女はいつも俺のそばにいてくれた。 彼女のおかげで他の奴等とも知り合えた。 その他の奴等も言っておこう。 まずラーク。俺の一番の親友。 それなりにかっこいい少し長髪の男。 こいつの力は<fry(飛行)>。 何と飛ぶことが出来る。 だが、長くて一日5分が限界。 そんなに長い時間ではない。 冷静な銃の扱いの上手い奴だ。 次にダット。 少し体の大きいありきたりなほど良い奴。 こいつの力は<power(力)>。 筋力を一時的に増強できる。 それに、こいつの体術がすごい。 はっきり言ってこれに<power>が加われば誰も勝てない。 こいつもかなりの良い奴だ。 他にはクレミィ。 ルナに負けず劣らずの美少女と自負している。 そこまではいかないと思うが...。 彼女は<sight(視覚)>という遠くを見ることのできる能力を持っている。 というように一人一人が異なった能力を持っている。 だが、俺にはなかったのだ。 だから、銃の腕を磨いた。 この村では誰にも負けないつもりでいる。 体術もやった。 ダットとかなりいい勝負が出来る。 だが、大人の見方は何も変わらなかったのだ。 |