好きです!
「好きです」って気持ちには今までの私の六年間の想いが詰まってる。
私とあなたは・・…中一から同じクラスで中学3年間も高校3年間も
ず〜っとクラスが一緒だったね。毎年ね、祈ってたんだよ?
龍平とクラスが離れませんように・…って。
でも神様は意地悪だよねぇ。
あなたに好きな人が出来たって聞いたときショックで倒れそうだった。
そう告白された日はもう泣きたくて・・…泣きたくて・…。
でも龍平。
あなたはいつも私の気持ちを察するのが早いから、一生懸
命平然を装ってたんだよ。
辛かったなぁ。
龍平を想ってた六年間。
いろいろあったよね?
体育祭で私が転んだ時泣きそうでなかなか立ちあがれなかった私に向かって
「最後まで走れ!!」
って怒って励ましてくれたね。
すごく嬉しかった・…。
女の子に告白された時、真っ先に私に相談してくれたよね?
でもあのとき、怒ったのは
私が龍平を好きだからだよ?わかってた?
……でももうこんなもどかしい気持ちをするのは今日でおしまい!!
今日の卒業式にすべてをぶつけます……!!
「何だよ?話って。」
式の後、教室に呼び出した私に無愛想な顔で言う。
「龍ちゃん。わ、私・・…龍ちゃんが好き・・…!!」
上ずった声で叫ぶ私に龍平は静かにこう言った。
「俺も。」