愛することって?(第4話)





「ごめんね。」




と言い残して、その場から離れる。



















ちょっと泣いてたの・・・バレてないよね・・・?




私って醜い人間だなぁ・・・。







さゆりんのこと大好きなのに疎ましく思ったり、好きな子いる ってだけで

泣いちゃったりして・・・。


































「待ってっ。」







え・・・?













振り返るとそこには鈴田くんがいた。













追いかけてきてくれたの・・・?




それとも・・・。
















「さゆりんに・・・言われたの?」




「いや。自分の意思だよ。」




「好きな人のデート見てるのは辛いもんね。」




「はっ?好きな人って?」




「え・・・。さゆりんじゃないの・・・?」




「俺が好きなのはその友達。」




「えっ・・・。」




「えってゆみかちゃんは鈍感すぎ。友達は俺がゆみかちゃんの こと

好きなこと初めて会ったときから悟ってたみたいだけど?」




「嘘だよ・・・。」




「嘘言ってどうする・・・。」




「・・・だから私の名前・・・。」




「今頃気づいても遅いって・・・。」 と笑う。

「だって・・・。」




「何のために好きじゃない遊園地にWデートに来たと思ってん の?」




「えっ!?嫌いなの!?」




「嫌いじゃないけど人ごみ好きじゃないんだよね・・・。」




「言ってくれればよかったのに・・・。」




「ゆみかちゃんとデートできるせっかくのチャンスだもん。絶 対断りたくなかった。」







その言葉を聞いた瞬間、嬉し涙が出てきた。







「えっ?何で泣いてんの!?」

慌てる鈴田くん。




「違うの・・・。嬉しいの・・・。」




「じゃあ・・・。」













ちゃんと言わなきゃ・・・。













「私も好き。」




























恋って不思議。







さっきまで悲しくて泣いてたのに今は嬉しくて泣いてる。




愛することって難しいけど、きっと楽しいことなんだろうねっ 。