直さんはいつも私に優しくしてくれ、そんな直さんにひかれつつあった。















Pure Love3

















でも優しいだけじゃ・・・。





高校の時みたいにはなりたくない。




そんな気持ちが直さんへの思いに歯止めをかけていた。













「恋愛は考えてするもんじゃないと思うけどな。」


「でも朋美。元カレのときとかみたいになったりしたら・・・
とか思わなかった?」


「そうだなぁ・・私の場合はずっとあこがれてたんだもん。
そんなことは思わなかったな。それに・・・傷ついてもいいじゃない。
傷つけてもいいと思う。自分の気持ちに正直になった方がいいよ。」



朋美・・・やっぱ朋美は一番私のことわかってる!!



「希梨は恋に対しては臆病なんだね。」


「そうかな?」


「うん。希梨はもっと恋に積極的になるべきだよ。希梨いい奴だもん。
きっとその人もそう思ってる。・・・希梨。世の中にはいっっっぱい
の人がいて、出会って、別れて、出会って、別れての繰り返しだと
思うのね。その人の人生にとって思い出になる人になろうよ。
その人が出会った女の人の中で一番印象に残る人になろうよ。」



「うん・・・。朋美と直さんって少し似てる。」



「えっ?」



「だから好きになったのかもしれない・・・。よぉ〜しっ今から告白する!」



「えっ!今から!?」



「そう。だってせっかく朋美が勇気づけてくれたんだもん。この
ままにしておいたら絶対告白なんてできない。」


「うん。がんばって。」


朋美だって卒業式のときに勇気出したんだもんっ



















直さんのところへ行く途中で何度も


「ダメだったら・・・。」


と考えてしまう。




でもだめ!!




告白しなきゃ。今しかないんだからっ。
























「おっ。小崎さんどうした?」


「あ。滝田さん・・・・。直さんいますか?」


「直なら上だけど・・・お〜い!!直。」


「・・・何〜?・・・ん?希梨ちゃんじゃん。どうしたの?」


「あ、あの・・・話があるんです。」


「あ。いいよ。ってことで親父、ちょっと出てくる。」


「ん。」















あぁ、もうドキドキしてきた。

どのタイミングで言えばいいんだろう?
















「オレも話があったんだよね。」


「は、はい。何ですか?」


「・・・オレ・・・希梨ちゃんのこと好きなんだ。」


「直さん・・・。わ、私も好きです。」


「希梨ちゃん・・・。」




バイトを初めてちょうど2ヶ月たった日のことだった。




END