itadura



ドリー夢小説

「こんばんわ〜・・・零一さん?」

「ここだ」

暗闇から声がした。

びっくりすると同時にほっとする。






いたずら








「零一さん、どこかでかけちゃったのかと思っちゃいました」

がくるのに?」

暗闇でもわかる、零一さんの優しい視線。

「・・そっそれにしても、どうして暗くしてるんですか?プラネタリウムでもしてるんですか?」

卒業して数ヶ月で人はそう変わるものではない。

大学生になったというのに相変わらず抜けている年の離れた、彼女。

「停電だ。ここに来る途中気が付かなかったのか?この辺一帯暗かったはずだが」

「ああ・・・どうりでいつもより真っ暗で星がきれいに見えると思った・・」

彼女の時々鋭い感性は、私の忘れていたなにかを、思い出させてくれる。

「そうか・・・そうだな。しかしすまなかった、こんな時間になってしまって」

星は当然輝くものとして認識し、改めて夜空を見上げることなどないが・・

きっとこれから先夜道を歩くときに彼女の言葉を思い出すだろう。

星を見上げて、彼女の言葉を思い出して、彼女のぬくもりを思い出すだろう。

自分の意識を支配されていると感じる瞬間。

それでも窮屈だとは感じない。

これが、恋愛というものなのだろう。



「いいえ。どうしても零一さんに会いたいってわがままいったのあたしですから」

休日の突然の学校からの呼び出しは、一日の予定を狂わせる。

それも教職員としての勤めなのだから仕方がないのだが。

しかしこんな5時を過ぎるともう暗くなってしまうこの季節に、迎えに行くことすらできなかったのだ。

「すまない。帰りは送って行く」

「いいんですって。それより零一さん、懐中電灯とかないんですか?」

零一さんなら絶対買い置きしてそうなんだけど。

「あいにく電池を切らしていて買いにいかなくては思っていたところだ・・タイミングが悪かった」

「あたし買ってきましょうか?」

「いや。大丈夫だろう。そのうち復旧するはずだ。それに・・君の目も、慣れてきたんじゃないか?暗闇に」

「・・・・そういえば」

零一さんの顔がはっきり見える。

暗闇っていっても月の光は強く輝いている。

「零一さん」

「なんだ」

「そっち行ってもいいですか」

「ああ・・・怖いのか?」

暗闇が怖い?

怖いというより・・・なにもない空間へほうり込まれたようで鳥肌がたつ。

「怖くなんか・・」

「俺はこわい」

・・・え〜?!

「零一さん・・暗いの苦手でしたっけ・・」

の声はするのに、姿はおぼろげにしか見えないし・・暗いと気温が低く感じるからな」

零一さん・・・らしくない。

もしかして・・・

「・・外も寒かっただろう。体が冷えている」

「零一さんの体はあったかいです。熱あるんじゃないですか?」

側によってみると、零一さんは明らかに発熱してる様子。

「風邪ひいたんですか?」

だから、さっきから少し様子がおかしいのか・・・

「いや・・君の体が冷たいからそう感じるんだろう」

四つんばいで闇の中を這いながら零一さんの足元に近寄ったあたしの体を抱き上げてくれる。

「大学はどうだ?」

零一さんの温かい腕の中。

安心するし・・・午前中忙しくしていたせいか少し・・・眠くなるくらい。

「勉強がんばってますよー・・零一さんは学校どうですか?」

あたしたちが卒業しても、やっぱり先生は先生で・・

「・・変わりない」

「・・女の子に迫られたりしてないですか?」

「私が興味があるのは君だけだ」

零一さんが微笑みながらそういうこと言っても・・・嬉しいけど、安心できないんです。

あたし・・やきもちやきだから。

零一さんと離れてる時間が増えれば増えるほど、不安なんです。

愛されてるって知ってるけど。

「そうそう、零一さんこれ・・つけてみたんです。似合いますか?」

零一さんといったフリマでかったピアス。

かわいいと誉めてくれた、四葉のクローバーのそれは暗闇じゃわからないかもしれない。

「ああ。とても」

先生の熱をもった手があたしの耳を、頬を撫でる。

「零一さん、横になったほうがいいんじゃないですか?」

「大丈夫だ」

「でも・・んっ」

熱くて大きい手のひらが頬をすべって首筋をなで・・襟口から胸元に入りこんだ。

「零一さん・・・」

もう片方の手で、見上げたあたしの髪を撫でてくれる、その動きにぞくぞくしてあたしは口を開く。

「はあ・・」

あたしの息も熱い・・

多分・・零一さんの熱がうつっちゃったんだ・・

「そういえば、日比谷渉という男子生徒を知っているか」

「・・・あ・・はい・・・渉くん・・・先生のクラスになったんですよね・・」

零一さんの声が、上ずったあたしとは違って冷静で・・少しも熱をカンジさせるものではなくて・・

恥ずかしくて、つい目をふせてしまう。

零一さんは・・そういうつもりじゃなくて、密接してるから、触れちゃうだけなのかもしれないし・・

「あの・・」

「ああ、すまない」

あたしの動揺をわかってるのか、零一さんの手が襟口からすっとひきぬかれる。

「そうか。知り合いか」

零一さんの唇があたしの頬に触れる。

唇はもっと・・熱い・・

「渉君が、なんか言ってましたか?」

「君の近況をしきりに知りたがっていた」

零一さんの熱はあたしのふとももに移動する。

ふとももから、もっと奥へ、もっと内側の・・・

「れっ・零一さん・・わざとやってるんでしょう!!」

あたしの反応をわかっててわざと!!

「・・・だとしたら?」

うっ・・

「責任、とってください」

「責任?」

「・・・今日、ほんとは母に泊まってくるっていっちゃいました」

だって・・こんな時間からでも会いたいって言ったあたしの言葉。

それを許してくれた零一さん。

帰りたくない。あたし。





今度は確実に、目的をもった熱い手の平がすでに滴りを見せる彼女の割れ目を丁寧になぞる。

「・・ふっ・・・・」

「君のここも・・ここも」

その指で彼女の唇をなぞり、こじあけた。

「熱くなっているようだな・・」

確かに、熱に浮かされるように開けられた唇。

激しくなる吐息。

零一の指を認識した舌が、それを絡めて離さない。

「今日はずいぶん・・積極的だな」

そんな言葉が聞こえているのかいないのか、零一も返事を求めていたわけではない。

性急に彼女のシャツの中に頭をつっこみ、下着をずらすと目の前の頂にかぶりつく。

「ひっ・あぅ・・」

外気にさらされた冷たさと、次の瞬間暖かい口腔を感じて声が漏れた。

外気のせいか、それとも中心を濡らすほど感じているせいか尖ったそれを舌で乱暴に弄ぶ。

「んうッ・・・ん・・ッ・・」

彼女の唾液で濡れた自分の指を引き抜いて再び彼女の中心に向かう。

「いっ・イタっ・・」

それは滑るように割れ目の中に埋まる。

痛がる彼女の声に、もう一度指を抜く。

シャツを首まで押し上げて頂きを口に含んだまま言葉を綴る。

「腰をあげて・・」

囁く声に、彼女は本能的に従っている。

それを確認すると、ふとももでとまっていたパンティを一気に脱がし、床におとした。

まだ恥じらいを残す立てたひざを力ずくでこじあける。

「やあっ・・」

おそらく恥ずかしがっているだけ、わかってはいてもその小さな拒絶の言葉は零一の動きを止めるのに十分な効果をもっていた。

「・・いや?・・・やめるか?

やめたいと彼女が言えば自分はそうするだろう。

こんな状況でも。

彼女が自分から離れてしまうかもしれない、考えるだけで弱気になってしまう。

どんな犠牲を払っても、どんな思いをしても彼女を手放したくない。

最近自覚したそんな自分の独占よくが恐ろしい。

・・・いつか、彼女を拘束して、閉じ込めて・・・・それで・・

いつか、いつか自分がそれを実行しそうで恐ろしい。

めまいがするほど、彼女に捕えられている。

暴走しそうな理性をいつまで抑えていればいいのか・・・

「うんん・・・・びっくり、しただけ・・・ごめんなさい」

やさしい君の声。

君を愛することを許された一時。

「・・・ありがとう」

熱い唇にくちづける。

熱い口腔。熱い舌。

それは絡ませた自分の舌の熱さもカンジさせる。

夢中になって小さな舌を吸い上げる。

彼女の乳首を痛がるかもしれない、そう思いながら弄う。

激しい彼女の息遣いに、興奮する。

彼女が自分の授業を受けていたときも、制服を着て校内をすれ違ったときも、二人きりの教室で数学を教えていたときも・・・

自分はこうしたかったのかもしれない、ずっと。

「はあっ・・・ぁ・・んっ・・」

みだらな彼女の声を想像したりしなかっただろうか。

彼女の赤い唇を見て。

彼女のたまに覗かせる舌を見て。

成長と共にセーラー服を押し上げるその眼前に揺れる胸を見て。

「ああっ・・・あっ・・」

彼女の中に挿入った瞬間に、かっ、っと熱くなったのは頭の中。

彼女に優しくしたい、その思いを凌駕するほどの激しい欲望。

激しい律動。

「あっ・あっ・はあんっ・・ッ」

やわらかく熱い襞に擦れる快感と、彼女も感じているとわかるその声に、

「がまんしなくていい・・

「零一さんもっ・・一緒に・・・・・!はっ・ああっ!!・・・」

最近、イくことを覚えた彼女のそこに熱い飛沫を迸らせた。








「遅刻!・・・れ?せんせ・・」

学校に遅刻する!勢いよく起き上がったあたしを見下ろす2つの瞳。

「今日は日曜だ。ゆっくりしてなさい」

・・・そうだった・・・よかったー。

はじめてではないのに、やっぱり慣れない。

零一さんに、裸を見られること。

零一さんの裸を見ること。

夕べの・・・意識を飛ばしてしまいたくなるほど恥ずかしい夕べのアレを思い出してしまう。

「あっ、零一さん・・熱、下がったみたいですね」

あたしの腰を引き寄せた零一さんの手は夕べの熱を失っている。

「十分に汗をかいたからな」

「そっ!そういえば停電!どっどうなったんでしょうね」

「確かめるために今夜も泊まっていくか」

「いいんですか!?」

「・・・冗談だ」