ドリー夢小説
「先生、ビデオ借りてきたんですよ」
外はすっかり秋一色。
季節が高校生だった余韻を断ち切るように。
カレンダーをめくる手をとめて既に卒業して半年たったと気がつく。
めまぐるしい毎日。
も零一も、卒業をきっかけに距離が少しでも近づいたかといえば・・・一概にそうとも言えない。
心はきっとずっとそばにいる。でも・・・
「先生、疲れてないですか?ごめんなさいあたしにつきあわせちゃって。今日はもうゆっくりしましょうね」
の気遣いに零一はささやかな幸せを感じる。
卒業しても、自分のそばにいてくれるといった彼女。
生徒だった・・・彼女。
「大丈夫だ。疲れてなどいない。それよりこそ、夕べも遅くまでおきていたんじゃないのか」
お互い、目の回る忙しさに満足にデートもできない日々。
零一はいつもの生活とはいえもともと忙しくが学生中でさえ、多くて月に1、2度デートに
誘える程度だった。だがそれよりも毎日学校に行けば彼女の笑顔に会えた。彼女の声を聞き、
彼女の髪に触れることができた。
今は新しい生活に早く馴染むもうと努力しているとのすれ違いは多く・・・その分、電話や
メールといったものに頼ってしまう毎日だ。本来なら・・・直接彼女に会い、彼女に触れて、
彼女の甘い言葉を聞きたい。
しかし、まさかそんなことを零一がにそんなことを言えるはずもなく・・・
「あたしは・・・零一さんに会えれば疲れなんてふっとんじゃいますよ」
「・・・・・・コーヒーでいいか?」
私もだ。こころの中でつぶやいた少し赤い顔をした零一がキッチンに向かい、はソファに
勢いをつけて腰をおろした。
ぼすんっ
実際一流大学に入ってから、高校の時の倍は勉強をしているかもしれない。
疲れていないとはいえない。しかし早くこの生活に慣れなくては零一をまた心配させてしまう。
今日だって久し振りに会える土曜日だというのにさっきまでの都合で零一と図書館に
行っていたのだ。
その零一も季節の変わり目で少し体調を崩しているようだった。
「零一さんこれ、見たことありますか?サスペンス・・・かな?」
「私は見ていない。映画公開時の評判は上々だったらしいな」
「そうみたいですね」
1ヶ月まえに比べずいぶんと日が落ちるのが早くなった。
そんなことすら毎日気づく余裕もなかったのか。
昼頃おちあって零一のドライブの予定だったのが図書館に向かい、零一の部屋に着いたのが
もう6時。
風も冷たくなってきた。
零一はテーブルに2人分のコーヒーを置くと、窓を閉めの横にこしかける。
「再生しますよー」
もうすっかり準備万端で待っていたがリモコンのスイッチをおした。
ときおり小さく『この人が奥さんでしたよね』とか『この人怪しい』とか零一にささやいてくる
の声を聞き漏らすまいと、軽く相づちをうちながら彼女の肩に腕をまわす。
ふとカラダを堅くしてひざで握りこぶしをつくっているに気づく。
「・・・どうし・・」
小さく聞こうとした時、彼女の緊張の意味に気づく。
「どうした」
耳元で囁かれる零一の声にびくっと身を震わせたが目をつむる。
画面でながれる主人公と恋人の常軌を逸したような性行為。
狂っているのではないかと思われる男の行動、彼女を拘束し、彼女を愛撫する。
髪を振り乱し檻に押し込むその指も、かみつくように口付けるその唇も、そんな状況の中で
も激しく彼女を燃え上がらせる。
どこへも行けないように縛って、とじこめてしまいたい。
今の自分の気持ちだ、零一はの肩にまわした手に力をこめた。
「想像したのか?自分が・・・映画のように扱われることを」
「そっそんなこと・・」
零一の手が彼女の唇をなぞると後を追うように唇を近づけた。
いつもとは違う、唇を軽くふれあわせたまま舌だけからめとりなめまわす。
「んっ・・」
抗議したいような彼女の表情を見下ろしながら薄いニットの下のふくらみを乱暴につかむ。
ソファに押し倒し逃げられないように片手で彼女の肩をつかんだまま、ひざで強引に彼女のふとももをわる。
懸命に足を閉じようとする彼女の力をものともせず、零一のひざが隠されたそこにぐいぐい押しつけられた。
「やっ・やだ・・・」
「ここは・・・嫌とは言っていないようだが」
荒く吐かれる息と共に降ってくるささやき。それとともに肩をつかんでいた大きな手がまくりあげられた
スカートの中の奥、下着の上からそこにふれた。
映画を見ていただけでこうなのか、それとも自分に触れられて濡れたのか、零一は判断しきれぬまま
焦燥とも言える動きで指を動かした。
「んっ・・・んあっ・・・・あっ」
すぐにも下着が大きな染みをつくるほど滴をあふれさせる。
「見ているだけで、そんなに感じたのか」
言葉で攻めると同時に細く長い指が執拗に彼女の、ゆっくりと存在を認めさせるように
ふくれた真珠をこすり、ちいさく爪をたてる。
「ああっ・・れ、れいいち・さんっ・・・んっ・」
どこもかしこも感じやすいのカラダ。
あっと言う間においあげられたがもどかしそうに身を捩る。
「ねえ・・れいいちさん・・っ・・・あのっ・・ね・・」
下着の上じゃなくて、直接愛して欲しいの。
彼女の潤んだ瞳の訴えに零一のあるか無しかのささやかないたずら心が顔を覗かせる。
「どうした?・・・言いたいことがあるなら、言いなさい」
君の口から聞きたい。
零一の目が少しだけ楽しそうにだけを見つめている。
「あっ・・・あ・・・れいいち、さん・・・」
零一の、そんな余裕が気に入らない。
もう自分はこんなにも零一さんでいっぱいで・・・
もう・・零一さんの指の動きに、背中を、体中を駆け巡るゾクゾクするその感覚に
頭が真っ白になりそうなのに・・・
「・・・・・んっ・・・あっ・・あっ直接・・・・・・・さ・・・・・わって・・・ください」
小さな声の訴えはなんなく零一の耳に届き、同時に零一の指が下着の中に滑るように潜りこみ、
そこをつまんだ。
「やあっ・・・ああんっ・・ん・・」
すでに零一の指に翻弄されていた彼女の体がいきなりの快感に大きく揺れ、
「・・・愛してる」
絶頂を迎えたの、余韻に浸っているのか脱力しているのか、そのカラダから乱暴に
ニットをはぎとりブラのフロントホックをはずすと、
カタチのいい胸がぷるんと揺れてこぼれでた。
それを手ですくい大きく揉みながら中心をおしつぶす。
「ふっ・・・うん・・ん・・・」
彼女のなまめかしい声。
誘われるように、自分を迎え入れてくれるだろう彼女の秘部にそっと指を穿った。
「はっ・あ・・・・・」
ぐったりとしていた彼女の体が緊張を帯びる。
「・・・暖かいな・・」
つぶやくようにこぼれた言葉。
指の本数を2本に増やしても熱いひだがのみこむように零一の指を奥へと導いてくれる。
ちゅくちゅく、ぐちゅぐちゅという音にが反応したように声をあげた。
「はぁんっ・・・んん・・・・んっ・・・・あ・んっ・・」
堅くなり赤く色づいた胸の中心に唇を這わせながら、濡れてとろけたようなそこに
自分をあてがい、ゆっくりと挿入していく。
「あっ・・・あ、れ、れいいち・・さんっ・・・ぅんんっ・・・」
拒むでもなく、いまだ快感に酔ったような目で零一を見つめるが手をのばして
零一を求めた。
「・・・」
の手をとり指を絡め、上半身をひきよせた。
のやわらかなふくらみ零一の胸におしつけられ、零一の動きが速くなる。
激しく重ねられる唇。
性急にうちつけられる零一自身。
静かな部屋に二人の体のこすれあう音と荒い息遣いだけが聞こえる。
「ひあっ・・・・ああっ・・あんっ・・あんっ・・っ・・」
の、奥深くに届きえぐる動きにまた、絶頂が近づいていることを知る。
息をとめようとするかのようにおしつけられる唇。
そこからもれる喘ぎ声。
零一をも快感に溺れさせようとする快感・・・・・
「っ・・・・・」
「・・ああっ!・・・・」
もう一度呼ぶ零一の声を合図にしたかのように、2人はのぼりつめた。
「れーいち・さぁん・・」
甘い声。
は唇をとがらして「映画、終わっちゃってるじゃないですか」
と抗議してみる。
「夜は長い。これからまた見直すか?」
あのシーンから?
「私はかまわないが」
そういってふたたびソファに沈む2人の影。
今度は優しく、深い口付けを・・・・
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