坂道


しばらくぶりに
君に会ってみた
自分の世界に耽っていたはずの君は
もうそんな殻など
とうに破っていた

自分の弱さも充分に分かって
少しづつ強くなっていってる
坂を登りはじめてる

僕は君が好きだから
君の手をとって
君の前を歩いてみるけど
ちゃんと笑えないよ
あんなに小さかった君が
あんなに細かった君の手が
今しっかりと意志をもって
僕なしで歩いてる
君は僕をもう追い抜いちゃった?

随分前に分岐した二人の道
あの頃の僕は君がうらやましくて
先に行く君を抱きしめて止めていた
でもそんな卑怯な僕も
やっと自分の坂道を見つけたんだ
隣を見れば別の笑顔もある

だけど
たまには君に会いに行って
その手に触れたいんだ
例え君に愛する人がいても。
君がどれくらい坂を登ったのか
その向こうに何を見ているのか
できるだけ知っていたいんだ
決して君を奪いたい恋じゃない
それよりも
君が一人雨に濡れてるとき
傘を隣からさしてあげるような
そんな愛でいたいよ

                    02・9・20 



これは友達のYに送ったものです。学校の友達が見れば結構すぐ分かるかも。。いやークラスが別になってから2年、彼女とはあんま話してなかったんだけど、知らない間に大人になってました。そーゆーことって多分いろんなところであるんじゃないかな?やっぱり人ってちゃんと生きてるんですねー。
ちなみに私はYのことを尊敬と同時に愛してると想う。女だけどホントに好き。遊びじゃなくて愛してる。