恋愛シュミレーション
2002/10/14
「ワトソン君、ついに完成したぞ!」
「博士…ついにあの機械が完成したのですね…」
「うむ…この世に生まれて
50年。
これまで一度も女性にもてたこともなく、
一度も女性と付き合ったことのないワシでも
望みどおりの女性とラヴラヴになれるという…
この『恋愛シュミレーションマシン』!!」
「長かったですね…博士……」
「うむ……これで、あの
TV
に出ている綺麗なアナウンサーも、
映画に出ている唇の厚い女優も、
近所のコンビニで働いている胸のでかいお姉さんも
自分の思い通りさ…ワハハハ!!」
「…ごくっ……あの……博士……」
「ん?なんだね?ワトソン君」
「あの…手始めに、私がチャレンジしてみてもよろしいでしょうか?」
「ほう…そうかそうか、君もずっとモテなかったからなぁ…
私ほどではないが、君ももう
42歳だからな」
「ええ…博士と違って、私は妥協してしまい、
風俗店などに行ってしまいましたが……」
「うむ…苦しかったな、辛かったな…わかるぞ……。
よしわかった!実験第一号は君だ!!」
「はい!博士!ありがとうございます!!」
「うむ、ではまず、君の望む女性の写真をここに入れるんだ」
「はい、では博士、これを……」
「むむっ、こ、これは…モー●ング娘。の加●ちゃんじゃないか!」
「ええ…は、はい」
「……君もスキモノよのぅ……まあよい。
じゃあ次に、ここに座るんだ」
「はい。それで、このチューブのいっぱいついた
ヘルメットをかぶるのですね?」
「うむ。どうじゃ?」
「はい…重いですが…大丈夫です」
「よし、それではイくぞ!!」
「は、はぃぃぃいぃいぃぃいぃぃいぃぃ!」
ぶぅぅううぅぅぅうぅぅぅぅうぅん………
「は、博士!この世界は…すごいです!!!」
「どうじゃ?リアルじゃろう?」
「はい!まるで…本当の世界にいるようで…
あぁ!加●ちゃんだ!!」
「ウム、声をかけてみろ?」
「は…はい!あぁ、笑ってくれた!!」
「ウンウン。よかろうよかろう!」
「あぁ!手を握って…あったかい!!」
「ふふふ、すごいじゃろう?
最新鋭の科学の粋を集めたこのマシンじゃ。
不可能なものなどないわ!!」
「あっ!回答をミスしたらほっぺたを叩かれました!
なんだかほっぺがびりびりしますぅうぅ!!」
「ウムウム!これぞ本物志向じゃ」
「あぁ…ついに…デートも終わりです。
博士…もしかしてこのシュミレーションは…なんでもありですか?」
「あたりまえじゃ!本物志向の完璧なシュミレーションなのだからな!」
「では…
AやBや……ましてやCまでもっ!?!?」
「も…もちろんじゃあああぁぁああぁぁぁ!!」
「博士…このワトソン、
42年生きてきて
これほど幸せなことはありません!!」
「ウム…わかるぞ……ワシも頬になにか
熱いものが伝わってきたぞ……」
「では、博士……」
「ウム……」
「一足先に…イって参ります!!!!」
「イけ!!イくのじゃああぁぁあ!ワトソオォォォオォオッォン!!!」
……
……
……
「……博士?」
「ん?なんじゃ?」
「加●ちゃんとく…くちづけをしたら……」
「ん?どうしたんじゃ?」
「唇が、堅いんですけど……。まるで、鉄のように」
「……」
「胸に触ると、堅いんですけど……まな板のように……」
「……それはそうじゃ………」
「えぇっ!?ど、どうして博士!?」
「だって…
ワシ、これまで生きてきて
女の子に触ったこともないんだもん」
<end>