第4話:再び夢の中
そのころグルキタは、ソフィがいなくなってしばらくその辺をうろちょろしていたが、だんだんつまらなくなってきた。
「合図を出すのにはしばらく時間がかかりそうだワン・・。・・・なんだか眠たくなってきたワ〜ン・・・・。」
そしてグルキタは、また眠ってしまった・・・・・。
「やった!グルキタ脱出大成功だね!お礼においしいしもふりソーセージをいっぱい食べさせてあげるね!」
「う〜ん・・・。結局僕なんにもやってなかったような気がするけど・・・・。でも、成功して良かったワン!」
すると、急にあたりがまぶしくなりグルキタは思わず目をつぶってしまった.。目を開けてみると,ソフィが
いなくなってまわりが真っ暗になってなってしまった。
「あれ?ソフィどこだワ〜ン・・・。まっくらで何も見えないワン・・・(T。 T)」
「あ〜あ。ソフィも不幸だね〜。こ〜んなバカで役立たずな犬なんかに頼るなんて〜。」
「なんだと〜!!おまえなんかにそんなこと言われる筋合いなんてないワン!!」
見ると,暗闇の中に小さな光がぼうっと光っていた。
「あ〜!!おまえ、前の夢で僕のしもふりソーセージをうばったやつだなあ〜。ここで会ったが100年目!
捕まえて超とくせいしもふりソーセージを食べさせてもらうワン!!」
「ま〜だ言ってるよ・・・。あれは、初めからなかったってちゃんと言ったじゃん。しつこい奴はみんなに嫌
われるんだよ〜。」
「うるさいワン!だいたいいきなり僕の夢の中に現れて、言いたいことだけ言っていなくなるわまた現れ
てバカとか言ってるけど,そっちこそ一体何物なんだワン?普通名乗るが礼儀と言うものだワン!」
「あ〜もう!うっさいなあ〜!!分かったよ言や〜いいんでしょ!僕はクレタ。ツッキーの星の精霊だよ。
あんた達サン君の所に行くんでしょ?今は会えないよ。ツッキーがサン君に復讐するために精霊達を捕まえちゃったから〜。」
「ツッキー?誰だワン?サン君と仲が悪いのかワン?」
「あ、そうか。あんたツッキーの事知らなかったね。そんじゃ僕が頭の悪い君のために分かりやすく説明
してあげよう」
すると、暗闇の中から紙芝居のようなものが出てきた。・・・僕のことほんっとにバカにしてるなあ〜・・・・。
「話は,地球ができたばかりのころから始まりま〜す。そのころ、誰が地球のスーパースターになるか話し
ていました。スーパースターというのは、つまりいつも地球のみんなを見守りながらエネルギーをあげる
役のことで、これになるとみんなに尊敬されるからみんななりたがっていました。そうこうしているうちにサ
ン君とツッキーのどちらかがスーパースターになることになりました。2人とも目立ちたがりやなのでなかなかどっちがなるか決まりません
でした。しょうがないので神様は昼と夜を作ってどちらか半分ずつ交代でなることにしました。どっちが昼になってどっちが夜になるか決
めることになったんだけど,そのときジャンケンでツッキーが勝ったんだ。そのときツッキーは昼がいいって言ったんだけど,サン君はこう言
ったんだ。
『やったぜ!昼だったら明るくて見えないから目立たねえけど、夜なら真っ暗闇の中にピカーンと光って目立ちまくれるぜ!!(>▽<)』
それを聞いたツッキーは、自分が目立ちまくろうと思っていたので夜に変えることにしました。こうして昼はサン君、夜はツッキーが地球
のスーパースターになることになりました。」
「ふ〜ん。それでどうして仲が悪くなったんだワン?」
「まあ最後まで聞きなさいって!こうしてめでたくスーパースターが決まって一件落着と言いたかったんだけど問題はその後だったんだ。
ツッキーは夜だと周りが暗いから目立つと思っていたけど,実は夜はみんな寝ちゃうからちっとも人気者にならなかったんだ。でも、昼に
なったサン君はみんなが起きている時に輝いていてしかもみんなの元気の源になっていたからみんなに感謝されてしまったんだ。それに
ツッキーははめられたと怒ってね,神様に文句を言ったんだけど,決まったものはしょうがないって言われてけっきょくサン君のほうが目立
ってしまったんだ。こうして、ツッキーとサン君はと〜っても仲が悪くなってしまいました。」
「・・・そうなんだ・・・(聞いてみるとけっこうバカバカしいかも・・・)」
「まあ、サン君も夜が目立つと思いこんでいたみたいだよ。結果的に自分が目立ったからいいみたいだけど・・・ツッキーの方がねえ〜。」
「でも、会えないんだったらソフィどうするのかなあ〜。・・・あー!!ソフィが城から脱出させないといけないんだ。早く夢から覚めないと!
!」
「そうそう、早く行ってあげないとソフィが困るよ?あ、そうだ。もしサン君に会いに行こうと思うんだったら不思議の森に行くといいよ。」
「ありがとうだワン!でも、不思議の森ってどこにあるんだワン?」
「なんで君なんかにそんなこと教えないといけないのさ!それくらい自分で考えなよ!」
そういってクレタは消えてしまった。