第5話:脱出成功・・・!?
「・・・そういえば、グルキタはいったいどこに行ったんだろうなあ・・・?」
「き、きっとまたどっかで昼寝してるんじゃないの〜(汗)でも、ウルーン国のしもふりソーセージっておいしいんなんて言ったらこっちへ飛んできちゃ
うかもね・・・。」
ところ変わってまた城の中、実はソフィはさっきからずーっとグルキタに合図を送っているのだが大騒ぎどころかグルキタさえも現れないのである
・・・・。まあ、当の本人は夢の中にいるので聞こえないのも無理はないのだが・・・・。
『もう!!グルキタったらいったいどうしちゃったのよ〜。』
「自分で考えろっていったいどうすればいいんだワ〜ン!!!」
一歩グルキタは姫様そっちのけでまだ夢の中のようである。しかし、体のほうはお目覚めのようで元気よく突進していった。・・・だが、突進したところ
が悪かった・・・・・・。
どんがらがっしゃーん!!!!
なんとグルキタは城に飾っていた鎧にぶつかってしまった。しかも、それがドミノ倒しのように他の鎧まで倒れていってしまった。(ほら、よくお城の廊
下の両脇に飾ってあるでしょ?)そんなわけで運が悪いのか良いのかお城の中は大騒ぎ!!当然ソフィ達の所にも騒ぎは聞こえてきたわけで・・・。
「ん??今の音なんだ?まさか事件じゃ・・・・!!」
カズさんはさっそくこの騒ぎに気づいたらしい。
『やったあ!グルキタったらなんだかんだ言ってけっこうやるじゃない!』
遠くでグルキタらしき叫び声も聞こえるが、とにかく作戦は成功というわけだ。
「いったいなんなんだ・・・。この前みたいな大きな事件だろうか・・・。う〜ん気になる・・・。でも、俺には一応見張りという仕事が・・・ぶつぶつ」
「ねえ、そんなに気になるなら行ってみたら?見張りも大事だけど、ひょっとしたら何かすごく大変なことがあったのかも・・・。」
「そ、そうだよな!!城の中で何かすっげー大変なことが起きているのにこんなつまんねー・・あ、いや見張りも大事だけどな俺は城を守るのが勤
めだからな!つまり、城の一大事を放っておくわけにはいかねえんだ!悪いな、じゃあ!」
そう言うやいなや一目散に騒ぎがある方に飛んでいった。
ソフィはカズさんが見えなくなったのを確認した後、すぐに城の外へ出て行った。かなりの騒ぎだったのでカズさんだけでなく城の者全員がそっちへ
行っていたので比較的簡単に脱出することができた・・・。
「やったあ!!脱出大成功!かなり大騒ぎになってるみたいだけど、おかげで楽に抜け出せたわ!」
ソフィは満足そうに荷物を持って町の外に歩いていった・・・。
「あ、そういえば・・・。グルキタ大丈夫かなあ・・・?」