第9話:明かされた世界の秘密!?

 サン君の話をまとめるとこんな感じ。

 実はサン君の世界は私達のいるこの世界を入れて全部で7つあるんらしいんだ。その世界はサン君と7人の精霊たちでその世界の人

たちを見守っているそうなの。それぞれの世界は完全に独立していて、1つの世界に1人の精霊が支配しているの。支配って言うと、なん

か悪い感じがするけど、ようするにサン君みたいにみんなが元気でいられるように見守っているんだって。それで、その世界の間を自由

に行き来できるのはサン君だけで(あたりまえだけど)他の精霊たちは特別なときにしかこっちに来れないんだって。だから、この間は本

当に特別だったんだ。だって精霊たち全員集合だったもんね!
 
 なんで簡単に行き来できないかっていうと、それぞれの世界は独自の文化を築いているいるからお互いであったりすると大変なことにな

っちゃうんだって。そうだよね、だって私もモモ達達がこっちに来た時すっごくびっくりしたもん。あ、ちなみにモモ達の世界はさっき言った

7つの世界とはまた違うちょっと特別な世界で、私達の世界のもう1つの次元にあるみたいでそこは精霊たちは絶対に行けないんだって。

でも、そこの管轄(?)のキラはサン君と交代でサンサンビームをモモ達と私達の世界にあげているの。


 ・・・とまあ、こんな感じ。こんなに長い話をサン君は早口でずーっとしゃべれるなんてすごいな〜。いっつもあんなハイテンションで疲れ

ないのかな〜?

 「・・・・ということなんだー!!分かったか?」

サン君はピカピカ光りながらソフィ達の周りをぐるりと回った。 

 「完璧だね!ま、自分の世界なんだから当然なんだけど、ツッキーだったらこんなにちゃんと説明できてなかったかもねえ〜。あはは!!」

クレタはサン君に負けないくらいの光を出しながら笑い出した。

うう〜・・・、2人いっぺんに光るからすごくまぶしいよ〜サングラスはサン君にくっついてるから使えないし・・・。

 「今の話も僕が話すつもりだったけど、まあいいや。それで、その世界もここと同様昼と夜があるんだ。つまり、サン君の精霊と星の精霊

たちが交代で見守っているってこと。その星の精霊たちがサン君の精霊たちを精霊石の中に閉じ込めちゃったわけだから、今は星の精

霊たちが世界を支配しているわけだね。」

 「え!?大変じゃない!!早くみんなを助けに行かなくちゃ。」

 「でも、今サン君も言ってたけど他の世界へはサン君しか行けないワン。僕達はいっしょに行けないワン!」

 「ふーん・・・。君のことちょこっとだけ見直したよ。ちゃあーんと僕の話聞いてたんだね。そ、確かに普通の人じゃ簡単に他の世界には

行けない。でも、例外はある!!実は昔は誰でも簡単に他の世界を行き来できたんだ。そのとき行き来していた場所が実はこの奥にあっ

て君たちにはそこに行ってもらうよ。」

と言ってクレタは森の奥を指した。すると、クレタが指した方向に光の道のようなものができた。

 「この光の道の先にあるのね。ありがとう、でもどうしてそんなに親切にしてくれるの?」

 「別に親切じゃないよ。単に僕がおもしろいから君達を案内しただけ。前に、あの悪太陽を倒したって聞いたからちょっと興味があったん

だ。それに、僕は他のやつらと違ってツッキーに完全服従じゃないしー。」

 ここでこの世界の精霊について説明しよう。サン君の世界には7つの属性をもつの精霊がいるようにツッキーの世界にも同じ属性もつを

7人の星の精霊がいる。ただ、ツッキーの世界にはサン君の世界にはいない特殊な精霊がいる。それが流れ星の精霊であるクレタである

 「流れ星の精霊はねえ〜。サン君みたいの世界を自由に行き来できるし、けっこう好き勝手しても何も言われないんだー!その代わり、

いろいろこっちでスパイみたいなことされるけどね〜。」

へえ〜。精霊っていろんなのがいるんだ。流れ星だからこんなにしゃべり方が早口なのかなあ?

 「へえ〜つまりパシリってことか。あはは!!お前も大変だなあ〜」

サン君は笑いながらまたピカピカ光りだした。気にしているらしくクレタは少し怒った口調で言った。

 「ふん!まあとにかくそこに行けば他の世界へ行けるよ。もっとも、そう簡単には行けないようにしてるけどね。ま、せいぜいがんばりなよ

。最後に星の精霊たちはかなり手ごわいってことだけ言っておくよ。」

そう言ってクレタは消えてしまった・・・。