「好きだ」
「好きだ」
「好きだ」
 
 
「恋の呪文」
 
 
 
蒸し暑い公園
揺れる木々
奏でる風の音
輝く星
見つめる月
 
届く言葉
「好きだ」の一言。
答える言葉
「ごめん」の一言。
 
捨てた気持ち
彼の気持ち
「好きだ」の気持ち。
 
逃げる僕
残した山下
忘れた時間
夏の夜の時間
 
振り切る想い
「好きだ」の気持ち。
忘れる山下
今日の山下
 
 
振り返る一度だけ
残した心に惹かれるように
断ち切る気持ち
僕への想い
振り切る気持ち
彼への気持ち
 
再び止まる二人の時間
 
強張る表情
笑えない気持ち
 
最後に贈る「ごめん」の一言。
届いて忘れて僕への想い
 
背中に届く恋の呪文
切ない想い
山下の気持ち
 
 
呪文にかかれこの心
 
 
自分に唱える恋の呪文。
“嘘でもいいから嫌いになりたい・・・”
 
 
 







あとがき
 
以前ぼやきで発表した「恋の呪文」山下編とその対の斗真ちゃん編です。
斗真ちゃんの気持ち汲み取っていただけましたでしょうか??
実はコレ、最初のコンセプトが『“山下のことが好きな斗真ちゃん”に告って振られる山下』だったのです。
山下編だけでは当然分からないので、斗真ちゃん編を世に出しました。
恋愛ってムズカシイ。
山下さんは報われない恋が似合う。
斗真ちゃんは苦悩が似合う。
そんなテーマでした。
あら、これ誕生日に書いたものでした。
(あとがきは8月3日に書いたものです)
 
                   2002/8/3     碧