湘南バスケ
大学も卒業し、新卒で採用された会社の最初の配属先は、なんと、湘南営業所だった。ある工場内の勤務だったが、
そこの上司にクラブチームのキャプテンをやっているFさん(友人fとは別人物)を紹介され、湘南でのバスケ生活が始まった。
練習は週一程度、車がなかったので住んでる藤沢から体育館のある茅ヶ崎まで自転車の旅、その後、練習して食事会があって帰る。
というようなことをやっていた。来る人はまばらだったが、とんでもないタイミングでパスが飛んできたり、異常に動きが早い
人がいたり、3Pシュートが正確に入る人がいたりと、いい意味での刺激はあった。その中でも、別のチームから顔を出してくれた
Iさん(友人Iとは別人物)は上手だった。動きが速いのはもちろん、ディフェンスもオフェンスもソツなくこなす、っといった
感じだった。僕なんか簡単に抜かれてしまったし、僕へのパスもカットされたし…。しかし、何もしていなかったわけではない。
Fさんとは同じ工場で働いていたので、朝の食堂でよく顔をあわせた。そのときの会話でジムに通った方が良いと聞き、僕も週三ぐらいの
ペースでスポーツジムに通っていたのだ。マシンジムやプールで体を鍛え、バスケに備えたのだ。自分でも少し、動きが機敏になり、
ジャンプ力も多少あがった気がした。そういえば、この地域はバスケ漫画の舞台になった地でもあり、江ノ電とかも走っている。
そんな地でバスケが出来たのは少しうれしい気がする。
試合も一度だけあった、僕は出ていなかったが善戦むなしく敗戦、しかし、そこで大学のバスケ部だろうか、まとまっていて見るからに
強いチームがあった。僕も学生時代はそこそこのチーム(大学の部活)でプレイしていたなあとか思ったりしてしまった。そういえば、
湘南でバスケをやっている時に同じ会社で1、2回顔を出したOさんは結婚したという事もあった。奥さんもバスケットをやると言う事で
その人から、女子のボールが小さくなった事を聞いた。女子バスケの事は良く知らなかったので。
そんなこんなで、湘南営業所の配属は半年で地元に戻る事となった。別れは突然だったけど、神奈川のこの場所で一つ思い出ができた。