干上がった水中鳥居

厳島神社といって行ったところがどこなのかわかる人もいるだろう。
海の上に浮かぶ鳥居がいかにも神秘的な場所なのであるが、
私が行ったときは干潮時。水の上ではなく、普通に地面の上に立っていた。
と、タイトルの説明はこれぐらいにして、盆休み唯一の遠出を書こう。
さかのぼること学生時代。バイトばかりしていた私は、ある子の家庭教師をしていた。
その子は、高校卒業と同時に親の出身地へ帰っていった。それが、厳島神社のあるこの地である。
彼女に駅からの案内をお願いしたのだが、待ち時間が4時間以上。
何故か?
私が夜行列車で早朝に広島駅についてしまったのである。
来春、消えるかもしれない富士号のB寝台に乗ったのだ。
彼女は待ち合わせ時間ぴったりに来た。
要は、私の電車好きが4時間の待ち時間を生み出した。
4年目の広島の彼女は完全に広島訛りが出ていたが元気な顔を見て安心した。
何年か経ち、教え子に再会するのはいいものだと思った。
路面電車と船で宮島着。移動中はおしゃべりと睡眠。
近道を教えてくれて神社についたが冒頭のとおり。少し残念。
神社の定番「おみくじ」で私は「平」その子は…。
とよろしくなかったが、そのまま広島駅に戻って、名物のお好み焼きをパクリ。
食べられないという彼女の分まで食べて、お土産買って新幹線で名古屋まで。
道中は睡眠。その子とは良き関係を続けたいが、彼女ができたら続けられないだろう。