観光できずに

何度目の友人宅の訪問だろうか。千葉にいる友人も県内で引越しをしてしまった。 ただ、今回の訪問は夜勤明けの彼に夜行列車で行くといった、ちょっとハードな訪問である。 名駅での終電アナウンスのあとに来る、急行「銀河」。 大阪から東京を毎晩結んでいる寝台列車だ。 名古屋、東京間の夜行といえば、「ながら」をあげる人は多いと思うが、 銀河も東京行きだけは名古屋に止まる。 0時をまわってからやってきた銀河に乗り込んだが、ほとんどの寝台にカーテンが閉まっており、 さすが、深夜といった感じだった。 私も眠たかったのでカーテンを閉じて就寝した。 翌朝、というより日付は変わってないので今日になるわけだが、 目の前の上下段にカップルがいた。 朝の化粧風景をまともに見てしまった。 B寝台は上段に荷物置き場があるが、登るのが面倒だ。 ちなみに下段にはベットがあるだけ…、でも、浴衣やシーツ、毛布は用意されていた。 品川で降りるのはいつものことだが、新幹線と違って在来線を走るので、 懐かしい藤沢駅を見る事ができた。 千葉ニュータウンまで行き、その後、彼とゲーセンやスロットなどに行き、2泊した。 彼に新鎌ヶ谷まで送ってもらい、上野駅まで行く。 今度は、この旅で2回目の寝台列車「北陸」の登場。 同じ、B寝台でも個室はとても豪華だった。 なかなか寝付けずに車内で過ごし、明け方に事件が勃発。 置いておいたはずの列車のチケットが無くなっていたのだ。 トイレに行った隙にやられたみたいだった。 金沢に着くと、車掌さん駅員さんに事情を話し出してもらったが、名古屋までのチケットもなく、 とても金沢観光する気分ではなかった。 仕方なく、クレジットカードで名古屋までの特急「しらさぎ」を買って帰ってきた。 しらさぎの車内で、無くなったはずのチケットが出てきたではないか。 クレジットで買ったしらさぎの約7000円は無駄だったのか? そんな事件で金沢観光できずに帰ってきてしまった、今回の旅だった。