こちら、FM第3新東京ステーションなのさ!
present by ちひろ
「さ〜、やってきたよ!FM第3新東京ステーションのお時間だよ!」
「司会は、優雅で、華麗で魅惑的なみんなの性的シンボル、渚 カヲルと、」
「レイよ。」
「フフッ、相変わらずそっけないなァ、レイは。提供はどうしたんだい、提供は。」
「提供は、いいの。」
「えっ、そうなのかい?まっ、いいんだったらいいけど。ボクには関係ないし。」
「時間がないの。」
「わかってるわかってる。じゃあ、さっそくいこうか!まずはじめは、カヲルに質問のコ〜ナ〜!」
「と言うわけで、このコーナーでは、みんなの悩み、疑問をボクがエレガントに解決するよ!」
「さぁて、今日、第1番目の電話のお相手は・・・・・・」
「もしもし?カヲルさんですか?」
「フフッ、そうさ。」
「あの〜、質問なんですけどぉ〜。」
「なんだい?」
「最近、ちまたでウワサになってるんですけど〜、カヲルさんって、どっちともいけるクチなんですか?」
「ハハハハッ、いきなりディ〜プな質問だね。」
「どうなんですか?」
「う〜んそうだなぁ〜。しいて言えば・・・」
「言えば?」
「フィフティーフィフティーってとこかな。」
「ふ〜ん。つまり、渚 カヲルは変態ってことね。」
「ハッ!こっ、この声は!」
「甘いわよ、カヲル!この惣・・・」
ガチャッ!
「さて、気をとり直して次の電話のお相手、いってみようか!」
「もしも〜し?」
「やぁ!こんばんわ。」
「いつも、うちの息子がお世話になっております。」
「もっ、もしかしてあなたは・・・」
「・・・・・・」
「シンジ君のお母様?」
「ふふっ。」
「は、はじめましてお母さん。ボクはシンジ君と相思相愛の仲の・・・」
「なわけねーだろ!さっきはよくも、デンワ切ってくれたわね!このア・・・」
ガチャ!!
「・・・・・・本日をもって、このコーナーは閉鎖させてもらうよ。いままで、御愛聴ありがとう!」
「じゃあ、レイ、次いってみようか!」
「次は、わたしに質問のコーナーよ。」
プルルルルッ
カチャッ
「あなた誰?」
「あの〜、ボ、ボクは、え〜と、その〜・・・」
「・・・・・・碇くん?」
「えっ?」
「碇くんでしょ。」
「ど、どうしてわかったの?」
「だって、この声碇くんだもの。」
「なんだい、レイ!それ、シンジ君なのかい?」
「アナタは黙ってて」
「これが黙っていられるかい。さぁ、今すぐその受話器をボクに借したまえ!」
「ATフィールド・・・」
シュン!
「うわっ!危ないじゃないかレイ!もう少しで真っ二つにされるところだったよ。」
「目障りだわ」
「おいおい、そんなに睨まないでくれよ。ボクはただ、シンジ君と話しがしたかっただけなんだから・・・・・・」
「ダメ」
「つれないなぁ〜。ボクは暴力は嫌いなんだ。レディー相手に手荒なマネはしたくはないんだよ、さっ、レイ、いい子だからその受話器を・・・」
「ATフィールド全開・・・」
ブワッ!
「ぐはっっ!」
「さっ、これで、邪魔者は消えたわ」
「もしもし、どうしたの、綾波?」
「なんでもないわ」
「なんか、カヲル君の絶叫が聞こえたみたいだったんだけど・・・・・・」
「そんな人、ここにはいないわ」
「えっ?だって、このラジオ番組って綾波とカヲル君が・・・」
「そんな事はどうでもいいいの。」
「そうなの?」
「それよりも、碇君、わたしに話があるんでしょ」
「うっ、うん・・・・・・」
「なに?」
「あのね、欲しいものあるかなって・・・」
「えっ?」
「だから、綾波が今一番欲しいもの」
「わたしが?」
「そう」
「なんで?」
「何でって・・・・・・ここまでラジオで言っちゃっていいのかなぁ〜」
「いいから言って!」
「うんとねっ、綾波ってボクの家に来てまだあんまり経ってないでしょ。色々欲しいものがあってもなかなか言いにくいと思うんだ。だから・・・」
「なんでもいいの?」
「うん」
「ホントに?」
「うん、いいよ」
「ホントにホント?」
「男に二言はないよ」
「じゃあ、言うわ」
「はい、どうぞっ」
「碇君がほしい・・・・・・」
「へっ?」
「ほしいの、碇君が・・・」
「あ、あの綾波?」
「碇君も言って」
「はい?」
「わたしが欲しいって」
「綾波を!?」
「言って!」
「ど、どうしてそうなるの?」
「言ったじゃない、二言はないって」
「それとどういう関係にあるの?」
「碇君はわたしのものになったんだから、わたしの自由に出来るはずよ。だったら、わたしの言う事もきかなきゃならないわ!」
「う〜ん、困ったな〜」
「はやくして」
「綾波が・・・・・・ほしい」
「聞こえないわ」
「綾波がほしい」
「もう一度」
「綾波がほしい!」
「もう一度」
「綾波がほしいんだ!」
「わたしも碇君がほしいの!」
「綾波・・・・・・」
「碇君・・・・・・」
「今すぐ逢いたいの」
「ボクもだよ、綾波」
「わたしを迎えに来て、碇君」
「うん、すぐに行くよ、待ってて綾波」
「うん、はやくしてね」
「わかったよ、じゃ電話切るね」
「うん」
ガチャッ
「よし、さっそく着替えて行かなくちゃ!」
「シャツシャツと・・・・・・うん、これでいいや」
「え〜と、ズボンは・・・・・・あ、あったあった」
「靴下は・・・・・・あれ、ないぞ、おっかしいな〜」
「乾燥室に入れっぱなしだったっけ?」
スタタタタッ
「何だよ母さん、洗濯物そのままじゃないか。まったくしょうがないんだから〜」
「あっ、シンジこれも洗っといて」
「うん、そこ入れといて」
「出掛けるの?」
「うん、ちょっとね」
「どこに?」
「ト、トウジのとこ。宿題を教えてもらいに」
「だったらさ、お使い頼んでもいいかしら?」
「いいよ、何?」
「もがけばもがくほど食い込んでいくロープと、」
「フンフン」
「悲鳴を上げても近所迷惑にならない猿ぐつわ」
「それだけ?」
「あっ、肝心なもの忘れるとこだった!」
「なに?」
「電気イス!」
「だっ、誰に使うんだいそんな物」
じぃぃぃぃぃーーー
「そ、そんなに見詰められるとボク照れちゃうな〜」
「これに無理やり座らせて縛り付けると、ヴィジュアル的にすごくそそるの〜」
「へ、へぇ〜」
「あの、アタシを見て哀願するような瞳がアタシの闘争本能をさらにかき立てるのよ〜」
「そ、そうなんだ・・・・・・ハハッ」
「そう、その引きつった顔もいいわ〜」
「じゃあ、行ってくるよ」
「寄り道なんかしないではやく帰ってくるのよ」
「わかってる」
「準備体操して待ってるから」
「ところでさ、アスカ」
「なに?」
「いつから居たの?」
「はじめから!」
「・・・そうですか」
終