こちら、FM第3新東京ステーションよ!
present by ちひろ
「皆さん、ご機嫌いかがですか?FM第3新東京のお時間です」
「司会は、保健医であり医者の卵であり、女の子みたいでカワイイシンジ君が、毎日、私の保健室に通えるようにと、あれこれ策略を練って・・・・・・いえ、願っている、伊吹 マヤと」
「最近、また身の危険が増したように感じる、碇 シンジでお送りします。そして、提供は、使い方はあなた次第、超即効性睡眠薬イチコロリン!の赤木製薬でお送りします」
「ふ〜〜〜〜〜ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・いいわねぇ〜それ」
「へっ?」
「い、いえ、何でもないわシンジ君」
「じ、じゃあ、マヤ先生、時間がないので早速いきますよ」
「えぇ、いいわよ、シンジ君」
「では、はじめのおハガキ・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「あ、あの〜〜〜」
「な〜に?シンジ君」
「なんで、ボクの頭、撫でてるんです?」
「えっ?」
「ちょっと、やりづらいんですけど・・・・・・」
「はっ!あ、あらっゴメンなさい。私ったら何してるのかしら。いくらここが可愛いシンジ君と2人っきりの密室だからっていったって・・・・・・もうっ、マヤったらイケナイ子!」
「は、はぁ」
「じゃあ、進めてちょうだい」
「ではいきますよ、本日最初のおハガキ・・・市内にお住まいの、ペンネーム 超絶美少女 さんから・・・・・・」
「” 今、私の通っている学校に色白で女の子みたいな男子が居るんです。
そいつを見ていると何だかムラムラッときてイジめたくなっちゃうんです。
別に、嫌いって訳じゃないんですが・・・・・・
これって・・・・・・サディストってヤツでしょうか?
私のこの押さえきれない衝動、一体どうしたら良いのでしょうか?
マヤ先生、どうか、良きアドバイスお願いします ”」
「分かる、良〜〜〜〜〜〜〜〜〜く分かるわ〜〜その気持ち。私も、今、ちょっぴりそんな感じ・・・」
「はっ?」
「い、いえ何でもないわ。とにかく、この色白でサラサラの髪にクリクリっとした気の弱そうな瞳の女の子のようなシン・・・・・・い、いえ、男の子を目の前にすると、何だか理性がブッ飛ぶっていうか、何かメチャクチャにしなきゃ納まりそうにないような衝動に駆られるのよね」
「えっ?そうなんですか?」
「そうなの、そうなのよ、シンジ君。アナタには分からないでしょうね、このたぎる私の気持ちが・・・・・・ハァハァハァ・・・・・・」
「そ、そうですね・・・」
「でもこれは、女性として、いたって正常な反応なのよ」
「そ、そうなんですか?ボクにはそうは・・・・・・」
「思うわよね」
「は、はい!思います」
「じゃ、次いきましょうか」
「で、では、次のおハガキ・・・・・・同じく市内にお住まいの ペンネーム にくキライ さんより・・・・・・」
「” 今度は逃げられない様に、ちゃんとベットに縛っておけばいいと思うの ”」
「そうね、その通りよ。今度はぬかりがないように、万全の準備で臨むわ」
「な、何の話です?」
「何でもないわ」
「マヤ先生?」
「フフッ」
「・・・・・・ちょっとコワイ」
「シンジ君・・・」
「は、はい?」
「聞こえたわよ」
「うっ!」
「とりあえず、次いきましょう」
「で、で、では、次のおハガキ・・・・・・住所不定のペンネーム ガラスの様に繊細なキミへ さんより・・・・・・」
「” 昨夜、シンジ君を夢の中で汚してしまいました。
シンジ君があんなに積極的で淫らで激しくて、ボクにあんなことやそんなことをしてしまうなんて。
あぁ、今、思い出しただけでも身が焦れそうな想いに駆られてしまうよ。
このお返しは、現実世界でたっぷりとしてあげるね。
大丈夫、すべてをボクに預けて。
キミは、その身一つでボクの腕の中に飛び込んでおいで ”」
くしゃ!
「あっ、何するんですマヤ先生!?そんなに丸めたらら、ハガキ読めないじゃないですか」
「次いきましょうか」
「マヤ先生?」
「次!」
「え、え〜では本日最後のおハガキ・・・・・・市内にお住まいのペンネーム ミリタリーマニア さんから」
「” マヤ先生とシンジ君の関係を教えてください ”」
「えっ?そんな突然言われても・・・・・・別に、ボクとマヤ先生は先生と生徒以上の関係は・・・・・・」
「あるのよ」
「へっ?」
「あるわよねぇ〜、シンジ君(はぁと)!」
「い、一体何のコトです?」
「保健室で私に告白したじゃない。その可愛いお顔、おサルさんみたいに真っ赤っかにしてぇ〜」
「あ、あれは、あの状況じゃそう言わざるを・・・」
「ひ、ひどいシンジ君!私をたぶらかしたのね!」
「ちょ、ちょっとマヤ先生!?」
「信じてたのに・・・・・・」
「だって、あんな事されたんじゃ・・・」
「くすんっ・・・・・・」
「!?」
「シンジくんに告白されて、私・・・うれしかったのに・・・・・・」
「マヤ先生・・・・・・」
「この注射、シンジ君に打って死んでやるぅーー!」
「ちょ、ちょっと何でボクなんです!!!!って、上に乗りかからないで!」
スルスルスル
「さぁ〜観念しなさいシンジ君!」
「う、うわ〜〜何でこうなるんですか!!!」
「きゃっ!真っ白で綺麗な肌・・・・・・血管がピクピクいってるぅ〜〜〜。あぁ〜〜これから私はこのツルツルのもち肌に、この図太い針のマイ注射でズブリと貫く・・・・・・じゃなかった、突き刺すのねぇ〜〜〜」
「た、助けて!誰か助けてよ!!」
「無駄よシンジ君。この完全防音完全密室犯罪達成率99%のスタジオ内で叫んでも、誰も助けになんか来ないわ。フフッ」
「わぁ〜〜ごめんなさい、マヤ先生!先生の言うこと、何でも聞きますから!だから、許して!」
ピタッ
「ホント?」
「・・・・・・ホ、ホント・・・です」
「じゃあ、あの時の言葉もう一度言ってみて」
「えぇ〜!」
「嘘なのねぇ〜〜〜!!」
「い、言います。言いますから、その注射器とこのマウントポジション何とかしてください」
「シンジ君がちゃんと言ってくれたら、そうしてあ・げ・る(はぁと)!」
「ほんとに?」
「まさか、私を信じないの?」
「えっ?」
「この図太い針が、はやくシンジ君のそのピクピクいってる血管を突き刺したいって言ってるわ」
「信じます、信じます!」
「では!全国の皆さ〜〜ん、待ちに待ったシンジ君の告白タ〜〜〜イム!で〜す」
「うっ、そ、そんなおおっぴらに・・・」
「証人が全国規模になっちゃったわね。クスッ」
「ボ、ボクは・・・・・・」
「ボクは何?」
「ボクは・・・・・・ボクが好きなのは・・・・・・」
「好きなのは?」
「ア・・・・・・」
「あっ?」
「い、いえ・・・・・・好きなのは・・・・・・」
「なに?」
「好きなのは・・・・・・」
「・・・・・・」
「マヤ先生が・・・・・・毎日毎日、一生懸命お医者さんを目指して夜遅くまで必死に勉強している姿なんです!」
「・・・・・・シンジ君」
「人の命を救う立派なお医者さんにマヤ先生が一日も早くなるためだったら、ボク・・・・・・ボク、何でもお手伝いします」
「あ・・・・・・ありがとうシンジ君」
「マヤ先生・・・・・・」
ポタッ
「あっ・・・・・・泣いてるんですか?」
「ゴ、ゴメンなさいね、取り乱しちゃって。シンジ君がこんなに必死で応援してくれてるんですものね。私も頑張らなくっちゃ」
「そうですよ、マヤ先生!その意気です」
「ホントにありがとう」
「ボクに手伝える事があったら、遠慮なく言ってください」
「じゃあ、シンジ君のその想いに答えるためにも、私のお勉強のお手伝い・・・・・・お願いしていいかな?」
「えぇ、いいですよ。ボクで良ければ」
「ホントに・・・・・・いいの?」
「何度も言わせないでください。ボクはマヤ先生のためだったら何でもして見せます」
「もう、シンジ君たらっ・・・・・・フフッ」
「エヘヘッ」
「フフフフッ」
「アハハハッ」
「フフフフフフフフフフフフッ!」
「そ、そんな可笑しいですか、マヤ先生?」
「えぇ、とっても!」
「で、何をするんです?」
「フフッ」
「?」
「採血」
「へっ?」
その後、シンジは人体の全血液の三分の一を採血されそうになり、危うく一命を取りとめたという。
終劇