SLIPKNOT LIVE in幕張メッセ 10月30日
ついに行ってきましたスリップノット。今回は展開ごとに説明していきます。
1、会場まで
2時半に江古田を出発。新桜台から有楽町線で新木場まで行き、そこから総武線で海浜幕張へ。海浜幕張に着いた時点で4時前。そこからちょっと歩けばすぐにメッセでした。
雨が降ってたのがすごく痛かった。疲れた。途中、案内のオバサンはスリップマットと言っていた。
雨降りのメッセ
2、入場前
荷物を預けるためには専用の袋を買わなければならなかった。500円。ちょっとムカツいた。
客はぱっと見で高〜大学生くらいが多かったろうか。みんなバンドTシャツ着てたけど、もう何でもアリで。KornとかSOULFLYはまだわかるけど、レッチリとか・・。あと、予想通り自作マスクを被ったヤツラがチラホラいた。
バンT着てるヤツもマスク被ってるヤツも、恥ずかしくないんだろうか。
3、入場
入場開始。入ってみると、広大な空間を予想していたのに、結構セマイ。いや、広いんだけど、ステージがなんつーか近い。
ブロック分けをスタッフに尋ねる。すると、「ブロック分けはしてませんよー」。
・・・・・あんだけの心配は何だったんだか・・。
立ち位置確保前にグッズをチェック。前から思ってたけどスリップのグッズってどうしてこうもダサいんだろう。もっとどうにでもできると思うんだけど。一緒にいた若過ぎ君はリストバンドとか欲しがっていた。
トイレを済ませ、遂に突入。中央前列は人が詰まってて進めず。モッシュが不安なのでそこまで奥にも行けず、ステージ左端に進んだ。
なんだ、ここからでも結構見えるぞ!と思ってその場で開演待ち。このとき5時10分。開演まではあと20分・・・と思いきや照明ダウン!!ヲー!!
4、SLIPKNOT登場
照明が落ち、音楽が流れ出す。客も歓声をあげる。多少興奮した。
聴こえてくるのはサードアルバムの1番の曲。演奏ではなく楽曲の垂れ流しであった。
曲の後半、遂にメンバーが現れる。照明は少なめで、シルエットしか見えない。メンバー9人がそれぞれの配置につく。さすがに会場が騒がしくなってきたので、ノリに合わせて叫んだりヨダレ垂らしたりしてみた。微妙だった。
曲が終わると同時に曲が始まる。続けてサードの2番。
5、モッシュin左端
ショーが始まった!!という事で体を揺らす。叫ぶ。ステージ左端にはテングマスクのパーカッションとベースがいたので嬉しかった。隣にいるハチミツ君も頑張ってるのでとにかく暴れる←(曲はあまり聴いてません)。
しかしココで気づく。なんと、周辺の客があんまり動かないのだ。「あ、まだ初っ端だから溜めてんのかな・・・」と思って会場中央を見ると、モッシュやらダイヴやらすごく楽しそう。
これは行くしか!!
6、モッシュin左寄り中央
ハチミツ君と一緒に中央に近づくと←(若過ぎ君放置)、ちょっと混んでるけどしっかりモッシュが起きてたので仲間に入れてもらった。みんな遠慮してるようなタックルでしたよ←(この辺でハチミツ君を見失う)。
なんか中途半端な押したり引いたりに飽きたので、最前列に向かう事にした。始まってから10分経ってない。
7、モッシュ、深淵へ
前に向かうのはマヂで簡単だった。押しのけて邪魔なヤツ殴ったし。
殴っても蹴っても文句を言われない。それがモッシュ!!
ちょっと拍子抜けだった。あっという間に最前列なんやもん。しかも最前列は密度的にも派手なモッシュが起きず、ちょっと圧力に耐えてれば服脱いだりメガネいじったり写真撮ったりできるほど平和。鉄柵の前は台があって高くなっていて、より高い所からよく見えた。
なんか一瞬で目標クリアしてしまった虚しさを抑え、とりあえず演奏を見ることにした。何しに来たかワカランなw
8、演奏を見る
一番近くにいたテングはもうホント目の前にいた。ヤツは全然演奏しないで暴れてる。時折マイク持って叫ぶ。長い鼻をシコシコシコシコ擦る。ポーズ決める。
ベーシストは特に何もせず演奏。彼の演奏時のポーズはちょっとカッコいい。
ボーカルはチョクチョク見える。特に暴れてる様子はない。マスクがグチャグチャすぎてピエロと見分けつかない。ちなみにピエロは右端にいた。2,3度目撃。
ドラマーは見えなかったけどドラムが揺れてるのはわかった。その下にいたサンプラーのトゲマスクは、頭を振るとトゲがワッシャワッシャと動いて笑えた。
DJ見えず。音はしてたけど・・・。
ギターは見えてたけど演奏が微妙。やっぱりギターで決めるバンドでは無いのか。音響が悪かったのかもしれない。数曲カッチョエーのがあったけども。
基本的に打楽器陣のドスで演奏している感じ。メロディがあっても聴ける感じじゃない。会場の後ろにいたヤツラとかは全然迫力を感じなかったのではないだろうか。盛り上がり方もなんか狂気って感じが無くてイマイチ。
音聴くのメンドくさいのでまたモッシュに戻る。
9、最前列の戦い 〜ロンゲとハゲと巨人
〜
DURLITYとか、シングルのヒット曲が出始めると最前列への圧力がヤバくなる。足場が無いのにドッと押されると倒れそうだ。それまで金柵によりかかってた俺も重圧に負けて流される。中央に。
中央には身長のある輩が多くいる。ステージが見えない。まず目の前にいるこのロンゲ・長身のヤンキーを避けなければならない。しかし密度がヤバイ。動けない。という事でしょうがなく固定。その場でホップ。
ボーカルのコリィが、「ムァーーー!!」とか言うのと同時に皆が頭振り出す。その隙に俺は前に進もうとした。
その時である。ロンゲ男の毛が俺の顔面を襲い始めたのだ。メガネは吹っ飛ばされるし、目に毛が入ってきてアイムブラインド!!口の中で味まで確かめてしまった。シャンプーくさい野郎め。
LEFT BEHINDが始まる。また人間が流れ始めた。左端に逃げ、快適な場所に落ち着くと、今度は目の前のハゲタた背の低い男と対峙した。
後ろからの圧力。しかしその男、それを嫌がって一生懸命押し返そうとする。俺が痛いっつーの!
ちょっとそれっぽく手で押し込んだら、ガン付けられてしまった。しかし怖くない。さらに押す。これがモッシュ。
男は今度は肩で俺を避け始めた。さすがに潰されそうだったので何かしたかったが、きつくて手足が動かない。そこで俺はなぜか目の前のハゲ男の耳たぶに思いっきり噛み付いたのだ。
他人の耳たぶの歯ざわりなんてもっと大人になってから知るもんだと思ってました!
噛み付かれて驚くハゲ。すると隣にいた兄ちゃんがハゲの頭をさすりだした。加勢をもらえるとは嬉しい。さすがモッシュ。
どんくらいの時間が経ったか、っつーか何が演奏されてるか全然聴いてなかったワケだが、ある時テングが大量にドラムスティックを撒いた。俺の目前を飛ぶ棒切れ。ゲット!と思った瞬間後ろにいた2メートル超の大男がキャッチした。あれはクヤシかった。腹いせにタックルしてもビクともしない。悲しいけどこれもモッシュ。(かわりに、テングの飲みかけの水をたっぷり振りかけてもらった)
10、最前列の戦い 〜その他の客〜
全体的に高校生っぽい客が多かった。んでもってはしゃぎ方がこうスリップファン!って感じ。全員歌詞暗記してやんの。一生懸命合唱しやがんの。
別にスリップなんかと一緒に歌いたかぁない。とにかく音とともに暴れたいのだ。なのにコイツラときたら・・・。隙間があいたので思いっきり暴れまくったら、周りが、「えっ。ちょっと。やめてくださいよ。危ないじゃないですか」って目で俺を見た。最悪。
暴れたくても狭くてムリ。しょうがなくジャンプしてたら周りは大合唱。すごく冷めた。モッシュを心配してたら、モッシュできなくて不満になるってどういうコトだろう。
時々後ろからダイヴが飛んでくる。コレが結構ヤバイ。手足が動かない状態で頭上に人間がくると、首で人の体重を支えなきゃならん。その上に蹴られる。チェーンが顔に当たる。本気で痛い。アレだけは今回怖かった。
11、パフォーマンス
スリップノット、ライヴのお楽しみはパフォーマンスにある。今回も幾つか見るコトができた。
まず、テングとピエロとドラムスの、打楽器隊による演奏。これがスゴイ。目の前にでっかいスピーカーがあったコトもあって、太鼓の連打の衝撃が直接かかってくる。腹の奥まで震えまくってた。アレはいいよ。見れて良かった。
あとはなんと言っても、コリィの日本語。歌の最中にも喋りまくり。歌いながら「サーーワーーゲーー!!」って叫んでたのはスゲー笑えた。「アーバーーレローー!!」、「トーキョォー!!」あたりはもう何度も言ってた気がする。で、曲の終わりには必ず、「アリガトゴザイマシター、トーキョー」。
SPIT IT OUTの曲中で突然客がしゃがみはじめる。「シャーガーメー!スーワーーレー!!トベッテイッタラトベ!!」てな具合にコリィが言う。しゃがむ空間なんて無いので後ろの客によりかかっていると、コリィが飛べって言う前に皆跳ねやがる。俺はメガネ飛んで焦った。
この辺の盛り上がりは悪くなく、皆と同じタイミングで飛ぶと体ごと持ち上げられて、妙な一体感があった。
その他、とにかくテングの動きが面白い。ヤツラは全員シャツとネクタイを着ていたんだけど、テングは敬礼の真似したりコッチに向かってファックファックしてきたり。タイコの上で暴れたり。
つぐづく、スリップノットってお祭りバンドだなぁ、って思った。
辛うじて様子がわかる写真。紫色の光の隣にドラムスとボーカルがいます。テングは左端で黒くなっちゃった。
12、おしまい
コリィが客に向かって「シィーーー」、と人差し指を口元にあてる。会場が静まりかえり(一部わめく)、「WAIT AND BREED」が始まる。
メロディアスな曲ほどライヴだとクソだろうなぁ、と思った通り、歌聴こえない。周りの客のオンチな合唱が聞こえるだけ。この曲はスルー。
次、その次の曲で何やってたか忘れてしまったが、客は最高潮。超盛り上がっている中、なんとメンバーが引き上げていった。ちょっと早くねー?って思った。
しかも、アンコール無し。終わったのは7時前。来日巡業だからまぁこんなモンでしょう。
ライヴが終わってから気づくのは、体が汗でグショグショになってる事。水の中に飛び込んだみたいな状態。夜風が寒すぎた。
離れ離れになったハチミツ君と若過ぎ君と合流し、帰り道で彼らの話を聞いた。
どうやら彼らは会場のど真ん中にいたようである。ど真ん中と言えば中途半端に空間ができるせいでモッシュ率の高い場所である。そこで外人が暴れまわってたとかなんとか。ソコに行きたかった。マヂでそんくらい暴れたかったのに。
彼らは彼らなりに楽しんだようだった。またライヴに行こう。
右手のサインがキマってる若過ぎ君と、ビショ濡れでズボン落ちてる俺。
感想
サードアルバムの曲がよく混ぜられていた。俺としてはファーストの「EYELESS」と「SURFISING」が流れた所で一番暴れた。あの曲は最高に良かった。
ライヴで聴くと妙にカッコ良く聞こえたのが、LEFT BEHIND。逆にしょぼかったのが、SIC。選曲は悪くないけど、OZZFESTの時のような順番にして欲しかったなー。曲と曲の間のテンポとか、合間の休憩とかで盛り上がりが失われてしまったから残念。
スリップノットはちょっとポピュラーになりすぎたようだ。客がアイドルのファンみたいになってる。俺のいたような最前列ではその率が高く、暴れもせずに歌うだけ。今回はそれがどうしても不満である。
初のメタルライヴ、結果は全員無事で大成功。演奏はあんまり聴いてなかったけど、スリップノットライヴの面白さは十分堪能できた。あとはもう少し場所の取り方を考えれば最高だったよ。
次にメタル行く時は、もっとラリった客のいる所がいいかもしれない。最近はカオティックメタルが流行りだしてるので、次はそっちの方向かな。
今回のライヴで学んだ事
・あんまり最前列だと逆に安全。
・周りの客の様子をよく見るべき。
・あんまりビッグバンドだと、客がしょぼい。
・メガネは死守。
・ライヴパフォーマンスもちょっとは盗めた。
彼らのライヴは多分もう行かないけど、行った事のない人は、機会があれば行くと楽しいぞ。有名になりすぎて多少高いのが問題だけど。
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