OLIVE

OLIVE

               1950年代をイメージしたジャケット。
               未来を夢見てた頃の曲。ちょっとなつかしいようで、あたらしい。
               細野晴臣氏がアレンジを担当してる曲も。



   《未来は霧の中に》

   東京のまちはオリンピックひかえ まるで絵のように時が過ぎた
   私はまだ9つ 覚えているのは まだ 未来が霧の中

   私はユーミンよりはちょっと若いので、オリンピックのときはもっと小さかったけど
   わくわくしていたのは覚えている。未来という言葉自体、心ときめくものがあった。

   ある日目覚めるとテレビジョンには 月を歩いてる飛行士がいた
   私は13 初恋失くして もう 恋はみんな同じ

   月面着陸、これも手に汗にぎりながら見た。こんなにどきどきすること
   今の時代にあるだろうか。それとも、大人になってしまったから
   感動しなくなっちゃったの?



   《青いエアメイル》

   青いエアメイルがポストに落ちたわ 雨がしみぬうちに急いでとりにいくわ
   傘をほほでおさえ待ちきれずひらくと くせのある文字がせつなすぎて歩けない

   口ずさんでいると、自然に涙がこぼれちゃう歌。
   外国へ行ってしまった彼からの手紙。きらいになって別れたわけじゃない。
   なつかしい文字をみたら、彼がすぐそこにいるような錯覚。

   選ばなかったから失うのだと 悲しい思いが胸をつらぬく
   けれどあなたがずっと好きだわ 時の流れに負けないの

   彼について行ってたら、今でも恋人同士だったはずなのに・・・。
   でも、遠く離れていても、あなたのことはずっと好きでいる。
   ずっとあなたのことを考えている。
   あなたが、がんばっていると思うと、わたしも元気でいられる。



   《ツバメのように》

   もう会えない 彼女の最後の旅
   サイレンに送られて遠ざかる

   この曲は「ひこうき雲」と同じで死を選んでしまった女の子の歌。
   残されたもののぼうぜんとした気持ち。

   ああ 束の間 彼女はツバメになったIn Rainy Sky
   流れる記憶は走馬燈

   彼女は過去を振り返りながらツバメになって飛んでいった
   でも もうあえない。



   《最後の春休み》

   春休みのロッカー室に 忘れたものをとりに行った
   ひっそりとした長い廊下を 歩いていたら泣きたくなった

   私は、いまだにこの曲の世界をひきずっている。
   春がくるとこの歌をくちずさんでは、涙しちゃう。
   高校の卒業式は2月に終わり、そのあとはみんなそれぞれ受験の旅へ。
   そして、桜のつぼみもふくらみかけた頃、進路の報告に通いなれたはずの学校へ。
   でも、なぜかいつもとは景色がちがってみえたし、私はもうそこの生徒ではなかった。
   いつもばかな事言い合い、でも叱咤激励してくれてた先生との会話も
   なぜか他人行儀になっていた・・・

   もしもできることなら この場所に同じ時間に
   ずっとずっとうずくまっていたい

   もし、過去にもどれるものなら、私は高校時代にもどりたい。
   夢いっぱいだったあの頃に。まだ、やり残してきたことがある気がするから・・・。



   《甘い予感》

   いまから 私達のハートは
   すべりはじめるの 甘い世界へ

   ほんとに甘い世界って感じで、こんな感じの曲はユーミンにはめずらしい。
   なんだかとろけそうな歌。

   潮がひくように 愛も消えるって
   誰が最初 いいだしたの 私 信じない

   幸せの絶頂にいる彼女には、何をいったってむだ。
   愛の終わりがあるなんて、考えられないんだろうね。



   《帰愁》

   許してほしかった ふざけすぎた私 ひさしぶりのそのまなざし さよならがこわくて
   私の名前を呼び捨てにできない 遠くなったあなたがいた ゆうべは目の前に

   きまずい雰囲気の二人。お互い素直に歩み寄ればいいのに、
   それができずに、よけいに距離ができてしまう。

   あの日からの悲しみを 素直に云えたら
   もう一度 髪にふれてくれたの?

   つよがっているけど、私はさびしかったのに。
   どうして気づいてくれなかったの・・・。



   《冷たい雨》

   冷たい雨にうたれて 街をさまよったの もうゆるしてくれたって いい頃だと思った
   部屋にもどって ドアをあけたら あなたの靴とだれかの赤い靴

   この曲は Hi Fi Setも歌っていた。ユーミンのほうがかわいらしい感じかな。
   こんな状況に遭遇したら、もうたちなおれないよね。

   彼女の名前 教えないでね うらむ相手はあなただけでいい
   涙こぼれるように 時もこぼれてゆくわ 指と指のすきまを そしていつか忘れたい

   この辺がユーミンの歌のいいところだよね。二人の問題だから、彼女は関係ない。
   そして、つらいけど耐える。そういうとこがかわいい。



   《風の中の栗毛》

   ある朝私は光る風にまたがり
   煙った小路を滑るように駆け出す

   結構すきな曲なんだけど、雰囲気としてはアイドル系の歌って感じがする。
   朝もやの町を馬にのって彼の家へ急ぐなんて、メルヘンの世界だよね。

   ノックをしたなら封を切らず渡して
   今までどおりに笑いあえる人でいて

   一度は書いた哀しい告白をとりかえしにいく彼女。
   勇気をだして、がんばって。



   《稲妻の少女》

   エンジンフードで卵が焼けるほど あの娘はとばして浜辺についた
   ゆうべ天気図にたくさん線ひいて 台風の位置を確かめたのさ

   初期のユーミンていう感じが強い曲。
   ボンネットの上で本当に目玉焼きは焼けるかっていう実験をテレビでみたことある。
   結果は・・・忘れた。
   山下達郎のバックコーラスがめだってる。

   何のたしにもならないことに
   ムキになれる あなたがいちばん好き

   若いうちは打算なんか働かしちゃだめ。
   私はいまだに何のたしにもならないことに、のめりこんでるけど。




   《りんごのにおいと風の国》

   ハロウィーン 木枯らしのバスが夕暮れの街を過ぎれば
   うつむいた人々 どれもが似ている顔

   もの悲しいメロディ。それでいて、ぽっと暖かいものも感じる。
   恋を残して旅立っていく秋。

   もういけない たずねてゆけない わがままなあなたをゆるしそう
   ハロウィーン りんごのにおいと風の国へ急ぎます。

   楽しかった日々はまぼろしだったの?
   秋ってどうして別れの季節なんだろう・・・







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