荒井由実時代

荒井由実時代

               初期のユーミンはカセットテープで購入したので
               ジャケットがありません。
               ここで、まとめて紹介する事にしました。



   《あの日にかえりたい》

   泣きながら ちぎった写真を 手のひらに つなげてみるの
   悩みなき 昨日のほほえみ わけもなく にくらしいのよ

   ユーミンのことをあまり知らない人でも、この歌は聞いたことがあるのでは。
   とっておくのがつらい写真ってある。今の時代はビデオ、デジカメで保存されてるので
   もっとつらい・・・。

   青春の後ろ姿を 人は皆忘れてしまう
   あの頃の私にもどって あなたに会いたい

   昔にもどりたいと思うことは、しょっちゅうある。あの頃にくらべて、たくさんの事を
   身につけてきたはず。でも、失ったものもある・・・。



   《ルージュの伝言》

   あの人はもう気づく頃よ バスルームにルージュの伝言
   浮気な恋をはやくあきらめない限り うちには帰らない

   この曲を初めて聞いたときは、すごい衝撃。こんなロックンロールのリズムを
   女の子が歌っているなんて、当時の日本の歌にはなかった。

   不安な気持ちを残したまま 町はディンドン遠ざかってゆくわ
   明日の朝ママから電話で しかってもらうわマイダーリン

   のちに、魔女の宅急便のテーマ曲にもなったけど、そのときもまた新鮮な気持ちで聞けた。
   ユーミンの声質がピッタリの歌だよね。



   《コバルト・アワー》

   夜の都会を さあ飛び越えて 1960年へ 
   バックミラーに 吸い込まれてく ちりばめられた 光の中へ

   ドライブの曲はたくさんあるけど、これが一番初めになるのでは。
   言葉がきれいにつかわれているよね。「ちりばめられた光」ってステキな表現。

   夜明けの金星 消えゆく空はコバルト
   真夏の桟橋 彼方に浮かぶ朝焼け

   夜のドライブはもちろんステキだけど、そのまま朝を迎えるなんてなおいい。
   夕焼けはよく見るけど、朝があけていくのはなかなか見れないからね。



   《少しだけ片思い》

   走りさる車に 小さく投げキッス 家まで送ったら それでサヨナラ
   こんなこといつまで くり返すのかしら わたしは待ってるの やさしいプロポーズ

   私のことを好きだっていうのはわかってるのに、それだけ。あとひとことを待ってるのに。
   でもね、14番目の月みたいに、それを言われたらもうおしまいなんだよ。

   いつだって I love you more than you, You love me
   すこしだけ片思い more than you

   高校時代、交換日記してる仲間がいて、そのうちの一人の男の子がユーミンのファンで
   私はその子の影響をだいぶ受けてる。その子と一緒に、この歌で英語の勉強をした。
   (ふたりとも英語が苦手だった)



   《雨のステーション》

   新しい誰かのために 私など思いださないで
   恋にさえもならなかった あの日のことを 季節は運んでく 時の彼方

   新しい人のために、私を忘れてなんて、なかなか言えるものじゃない。
   ほんとにそれでいいの?

   6月はあおく煙って 何もかもにじませている
   雨のステーション 会える気がして 幾つ人影見送っただろう

   幻想的な情景が目に浮かぶ。わたしにはトーキー(無声映画)のように思える。
   雨がふってるのに、雨音は聞こえない。ただ、レンズに雨粒がついていくだけ・・・。



   《海を見ていた午後》

   あなたを思い出す この店に来るたび 坂を上って きょうもひとり来てしまった
   山手のドルフィンは 静かなレストラン 晴れた午後には 遠く三浦岬も見える

   横浜は東京とはまた違う空気がある。おしゃれなのにきどっていない街。
   ドルフィンもすっかり有名になってしまったね。

   ソーダ水の中を 貨物船がとおる
   小さなアワも恋のように消えていった

   貨物船ってほんとにそーっと動いていく。まわりの風景をこわさないようにそーっと。
   まだ見ぬ遠い国からやってきたと思うと、なんだかワクワク。



   《12月の雨》

   雨音に気づいて 遅くおきた朝は まだベッドの中で 半分眠りたい
   ストーブをつけたら くもったガラス窓 手のひらでこすると ぼんやり冬景色

   今年の冬はやたら雨が降った。あれーって思うよね。この時期に雨?って。
   そんな日はおそくまで寝ていたいっていうのもよーくわかる。(でも、主婦は早起きしないと・・)

   時はいつの日にも 親切な友達
   過ぎていくきのうを 物語にかえる

   あーんなにつらかったことでも、時はオブラートに包むようにやさしい物語にしてくれる。
   なつかしい物語として、語ることができるようになる。



   《卒業写真》

   悲しいことがあると 開く皮の表紙 卒業写真のあの人は やさしい目をしてる
   街で見かけたとき 何もいえなかった 卒業写真の面影が そのままだったから

   この歌も誰もが聞いたことあるのでは。まりべるもピアノ弾き語りでよく歌いました。(音痴なりに)
   卒業アルバムって宝物だよね。開くと、元気がでてくる。ただ、私、写りよくない・・・。

   あの頃の生き方を あなたは忘れないで
   あなたは私の青春そのもの

   みんなが、未来に夢ふくらませていたあの頃。こわいものなんかなくて突っ走っていた。
   あの頃の気持ちをみんなはまだ、持ち続けているかなぁ。



   《やさしさに包まれたなら》

   小さい頃は神さまがいて 不思議に夢をかなえてくれた
   やさしい気持ちで目覚めた朝は おとなになっても 奇蹟はおこるよ

   不二家のソフトエクレア(キャラメルの中にクリームが入ってる)のCMソングだった。
   ユーミンの歌がCMに使われたのは、たぶんこの曲が最初では。

   カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の やさしさに包まれたなら きっと
   目にうつる全てのことは メッセージ

   数少ない恋愛ものではない曲だよね。
   あったかくてやさしい気持ちになれる歌。




   《ひこうき雲》

   白い坂道が空まで続いていた ゆらゆらかげろうが あの子を包む
   誰も気づかず ただひとり あの子は昇っていく
   何もおそれない そして舞い上がる

   死を選んでしまった友を歌った歌。
   重い内容だけど、さらりと歌ってるところがユーミンらしい。

   空に憧れて 空をかけていく
   あの子の命はひこうき雲

   私は空を飛ぶ夢をよく見る。でも、スカイダイビンクみたいではなく、なぜか木から木へ飛び移ってる。
   私の前世は「ももんが」だったのだろうか・・・。




   《航海日誌》

   船が夜をすべり 港へ向かうころ 傷ついた心に やがて消えゆく
   星くずと私の 静かなランデブー 潮風のデッキは 人影もなく

   この曲もまりべる弾き語りナンバーのひとつ。
   コード進行がめちゃめちゃきれいなんだよ。

   遠く去ったあの人の声がきこえる あふれる思いに まだ胸はあついけれど
   きらめく海にすてよう 後悔日誌 はるかな船旅のあいだにつづった 哀しみは

   高校の友人で、途中で退学して商船学校に行った子がいた。彼は船乗りになれたんだろうか?
   私も船乗りはあこがれた。小さいとき、港によく行って外国船をみるのが好きだった。
   船員さんにだっこされて、船の中みせてもらった記憶もある。




   《瞳を閉じて》

   霧がはれたら 沖まで船をだそう
   手紙を入れたガラス瓶を持って

   きれいな曲だよね。
   ユーミンの歌を聞いてるとどうしても船に乗りたくなっちゃう。

   遠いところへ行った友だちに 海の青さをもう一度伝えるために
   今 瞳を閉じて

   海の色は毎日違う。深い哀しみの青。あたたかく包んでくれる青。きらめく青。
   えのぐでは、なかなか出せない。(私に美的センスがないからだけど)




   《ナビゲイター》

   サイドシートにおまえを感じれば 地図がなくてもゆけるとあなたは言う
   私のことが わずらわしい時は 少しラジオを大きくして

   ドライブって大好き。助手席にのせてもらうのってワクワクする。
   テーブルをはさんで向かい合うのは、恥ずかしいけど、隣り合って座って同じ景色をみるのはうれしい。
   なんでも、話せる気がする。

   おかしすぎて涙がでる 今が嘘みたい
   みんな捨ててどこでもいく なんだってやる

   ドライブってふたりで困難を乗り越えてくってとこがあるでしょ。
   だから、すごい連帯感が生まれるんだよね。ふたりなら、なんでもできるぞって。




   《潮風にちぎれて》

   泳ぐにはまだはやい よせくる波くるぶしまで あなたのすきなこのサンダル なぜはいてきたんだろ
   砂浜にうち寄せた 木ぎれ拾い沖へ投げた あなたと歩いた年月を けちらしてみたかった

   この歌も私の大好きなナンバー。
   ちょっとくじけそうなとき、くちずさんでみる。

   ふきすさぶ潮風に わたしは息をとめていた 
   かわいい彼女のことを これから自由に愛しなさいよ

   彼に新しい彼女ができたって、私は嫉妬にくるったりしたくない。
   私より、彼女のほうが魅力的なら仕方ないじゃない。私の負け。
   ほんとはつらいんだよ。だけど、がまんする。そうしないと、よけいみじめになるから。







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