VOYAGERというのは、「さよならジュピター」という
映画のテーマ曲。でも、この曲は実はこのアルバムには入っていない。
「さよならジュピター」は、エンディングがとてもさびしい映画だった。
VOYAGERというのは木星探査機で、当時さわがれていたよね。
このアルバムも宇宙をイメージしてあるね。
《ガールフレンズ》
《結婚ルーレット》
《ダンデライオン 〜遅咲きのたんぽぽ》
《青い船で》
《不思議な体験》
《ハートブレイク》
《TYPHOON》
《Tropic of Capricorn》
《私を忘れる頃》
《時をかける少女》
用事をすませて 信号抜けて ひさしぶりに集まった
ふられた私に みんなは陽気な ガールフレンド
アルバムのトップをかざるにふさわしい、のりのいい曲。
女友達で集まると、つらいことをパーッと忘れられる。
想い出のせいじゃなく 悲しかったのは
やさしすぎるから あなたたちが
女の友情はもろい、とも言うけど、失恋の痛みをわかってあげられるのは
同じ女同士だからこそ。ありがたいよね、そういう友だち。
ホイップし過ぎたら しぼむ恋はメレンゲ
ちょうど良い頃合いに止めてよ
恋のかけひき、これはほんとにむずかしい。
もうちょっと、って欲張ったら失敗しちゃうんだよね。
裏目に出たときは 全てが消えるとき
まるで電光石火 結婚ルーレット
あっと思ったときには、もう終わってる。もとにはもどせない。
でも、こんなかけひきも楽しかったりもする。
風に乗り飛んできた はかない種のような
愛はやがて来る冬を越えてゆく
たんぽぽの花はほんとに強い。冬の寒さにもじっと耐えているよね。
ひとしれず、じっと耐えている愛というのもけなげだね。
きみはダンデライオン 傷ついた日々は 彼に出逢うための
そうよ 運命が用意してくれた 大切なレッスン 今素敵なレディになる
傷つくことをおそれちゃだめだよね。傷つくことによって、学ぶのだから。
そう、つらい思いをするのは、レディになるためのレッスンなんだよ。
私たちを乗せた船は東へと漕いでゆく
朝焼けを 夕映えを 果てしなく追いかけて
青い船っていうのは、地球のことだよね。
私たちは運命共同体。遠い世界へと旅をしている途中。
同じ時を旅している たくさんの人の中に
なぜかとても ああなつかしい あなたがいてよかった
永遠に旅をしつづける人々。その中にあなたもいた。これは運命だよね。
だって、何十億という乗客のうち、めぐりあえる人はほんのわずか。その中にあなたがいたんだから。
少しだけ真面目にきいて たった今 帰って来たわ
どこまでも廃墟のような 街並を歩いていたの
この曲はウィスキーのCMに使われていたよね。
小さなロボットが出てきた覚えがあるよ。
遠くであなたが呼んでいる いつでも心を送ってる
私もあなたを求めてる 今奇跡を信じてる
宇宙人と交信することができるとすれば、こういう方法なんだろうね。
でも、人間同士でも、こうやって心が送れたらいいなぁ。
会いたさにたえかねて どしゃぶりの夜の道
近くまで来ているの 電話は冷たい声
私はこういう勇気はない。冷たくされることをわかっていたら、いくら会いたくても
電話なんてかけられない。
幸せは私とだけ 燃えたのはあなたとだけ 感謝して別れるのは小説だけ
愛が砕け散るのを 見届けたかっただけ
愛が砕け散るのをみてしまえば、きれいさっぱり忘れられるんだろうか。
でも、おくぴょうな私には、やっぱりその前に逃げちゃうだろうな。
ブラインドのすきまの空は不思議な色 厚い雲が動いてゆくわ
銀色の草も木も妖しくゆれはじめて もう すぐに外はタイフーン
台風が近づいてくるとなぜか気分がHIGHになってくる。
それは、気圧の関係らしいよ。気圧が低くなると気分はHIGHになるんだね。
あなたがお茶を飲んでさよなら云う頃は この部屋もひどい雨の中
ちっぽけな町じゅうが止まってしまえばいい 今日はどこへも行かせないわ
さよならを告げて出ていく人を、どんな手をつかってでも引き留めたい。
このときばかりは、魔女にもなっちゃうよね。
輝くサザンクロス 夜には導いて
心から 望むなら ただひとつ それが真実
この歌の題名 Tropic of CAPRICORN は、「南回帰線」の意味。べーやんが昔そんな歌を
歌っていたような気がするけど、この曲はまた違うイメージ。
Tropic of CAPRICORN 太陽も折り返す遠い海
Tropic of CAPRICORN 人は皆 海流の中の島々
北半球に住む私たちにとって、はるか南回帰線はあこがれるよね。
私も一度南半球へいったけど、サザンクロスは結構みえにくいんだなぁ、これが。
別れの言葉 ふう投げかけたとき まわりじゅう ぼやけて海の中
耳を切るように ああ風が鳴ってた 真冬の展望台
別れの言葉を切り出すときほどつらいことはない。すきな人に告げるのだからなおさら。
ふっと時間が止まるようだよね。
あなたに のぞまれても 捨てられなかった夢
やがて許してね いつか許してね 私を忘れる頃
男をとるか、夢をとるか。むずかしい選択だよね。
でも、私を愛してくれた人なら、きっとわかってくれるはず。
あなた 私のもとから 突然消えたりしないでね
二度とは会えない場所へ ひとりで行かないと誓って
ご存知、原田知世ちゃん主演の同名映画のテーマ曲。
テレビ版のタイムトラベラーとは全然イメージ違うけど、かわいかったよね。
時をかける少女 愛は輝く舟
過去も未来も星座も越えるから 抱きとめて
時を自由に行き来できるのなら、あなたの過去へ入り込む。
そして、二人の未来ものぞいてみる。でも、そんなことできるたらおもしろくないよね、恋愛が。