戯言怪死 2002/09〜2002/12
02/09/08
初めまして、おはこんばんちわ。リッパーです。 某研究所の影響で読書感想サイトを立ち上げてみました。 まあ、メフィスト賞とか講談社ノベルス専門のページではないんですが、 一応「姉妹サイト」を一方的に宣言しておきますですよ。 それと、DRメフィスト氏にはなんの恨みもありませんが、師匠と呼ぼうと思います。 メフィスト賞作品を全部読んでるなんて姫ちゃんにとっては師匠みたいなもんです!
02/09/15
今週読んだものを面白かった順にランキングすると、 1位「悪魔のミカタ5」うえお久光、5位(最下位)「最後の記憶」綾辻行人でした。 アヤツジストなリッパーとしてはこれが最後の記憶にならぬことを祈っております。バッタの音がっ!ひいいっ!。 悪魔のミカタはミステリ要素がかけらもなくなりましたが、真嶋綾がメインだったのでそんなことはどうでもいいです。 真嶋は2002年萌えキャラ大賞の最有力候補です。
このページ。師匠の研究所Locked Roomからリンクされちゃいましたねえ。 でも、読むもの少ないのよねえ。まるで、正月の神社でおみくじ小吉で巫女さんはいなかった、みたいなっ。
02/09/22
ナウなヤングにバカウケな「本格ミステリファン度調査」をやってみる男一匹リッパーです。 あまり少なすぎると恥ずかしいでちゅわ〜、ハム太郎くん。な感じですが、72冊も読んでいたのでほっと胸をなでまわしました …なでおろしました。 他のミステリ系サイトを見ると、もう100なんて当たり前。200とか250とか、天文学的数値あるいは神の領域。  はひゅー、すごいでひゅー。たった72しか読んでいないリッパーはさしずめ「本格ミステリファン(見習い)」みたいなもんですね。 はやく採用試験に合格して、一人前の相談員になりたいものです。

投票ついでに読んだものをCPでリスト化してみました。 リッパーたんの好きな作家とかメフィスト賞好きがはっきりしちゃうぞなもし。


02/09/29
リッパーが今週読んだのは『それでも警官は微笑う』日明恩(メフィスト賞)と 『アルファベット荘事件』北山猛邦と『九尾の猫』クイーンの3冊です。 メフィスト賞作家とクイーンという素晴らしい食い合わせ。 ええ、どっちも面白いですよ?

『本格ミステリクロニクル300』も買って、各年の概略とコラム類を読みました。 森の「今後読者となる新しい世代にとっては、既存の本格作品もすべて同じく新作なのである」に大いに同意しつつ。 笠井がメフィスト賞作家の世代について書いてますが、作家だけじゃなく 読者層にも新しい世代がはいってきているんですよね。

ちなみにリッパーは流水とタメですよ(げ) 一応、新世代の読者にひっかかってるのかにゃー? 西尾維新も高里椎奈も楽しく読んでますしね。 ←ワカモノぶってる。


02/10/06
今週は、ミステリな映画を2本「インソムニア」「完全犯罪クラブ」、 小説は『蒼い月は知っている』橘悠樹(白泉社My文庫)と『「ミステリーの館」へようこそ』はやみねかおる(講談社青い鳥文庫)。 ミステリ以外では瀬川ことびの一気読み『お葬式』『厄落とし』『夏合宿』(角川ホラー文庫) 『妖霊星』(徳間ノベルス)を敢行しました。

一番良かったのが角川ホラーの3冊。ユーモア・ホラーとでもいうのか、怖いというより爽やかな気分にさせてくれる珍しいホラー作品です。 ”笑いのある世にも奇妙な物語”といった感じでしょうか。最初に読んだ『お葬式』が面白かったので、一気に買って読んじゃいました。

『「ミステリーの館」へようこそ』は第2の事件のトリックが萌え。
『蒼い月は知っている』のラノベ的設定はリッパーにとってはちとマイナスなんですが、 西尾維新と通じるものがあるかなあとも感じました。作者はこれがデビュー作の81年生まれ。同時代性か?

映画は2つともまあまあ面白かったです。


02/10/13
パクリ企画「メフィスト賞作家ファン度調査」を作ってみますた。

これを作るので燃えつきたので、今週は密室本orメフィスト賞の感想文は無しです。

ちなみにリッパーは96冊でした。クロニクル300の調査よりも数が多いよー、うひい。

掲示板も作ったんで何かあれば書いてくだされ。


02/10/20
10/18放送の「芸術に恋して」ミステリー特集は笠井潔タンの出演は要注目だったものの、 ちさちゃんのオモシロ発言もなく、正直つまんなかったです。 「音楽とミステリ」とか「芝居とミステリ」「映画とミステリ」等、 この番組なりの切り口が他にもありそうなものなのに。
リッパーはダヴィンチの「最後の晩餐」ネタに一番心がときめきました。

「メフィスト賞作家ファン度調査」は、 リッパー自身はお師匠様のとこと2ちゃんメフィ賞スレの2ヶ所でしか宣伝しなかったにも関わらず、 随分とたくさんの回答がきてて嬉しい限り。

みすらぼに捕捉されたのがいい宣伝になったんでしょう。 感謝でありますよー。ついでに調査をネタにしてるとこをちょっと探してみますた。
DR.MEPHISTO MEPHISTO AWARD LABORATORY(10/13)/ Locked Room(topic145)/ UNCHARTED SPACE(10/14)/ 政宗九の視点(10/15)/ ブラボー・ブタカツ(10/14)
それと、氷川透氏にも目をつけられたみたいです。わーい、なんかすげー。

お師匠様の密室本評価と比較すると面白いかなと思ったんで密室本&メフィ賞感想に採点をつけてみました。 同じメフィ賞好きでも師匠とリッパーの評価がなんか全然違うしー(笑)

ミステリ作品?がらみな話題とゆーことで、美少女マンガ雑誌(えろまんが誌)の「ばんがいち」に、 テレビドラマの「TRICK」のパロディマンガが載ってます。 ただのバカエロ作品ですが興味をもった人は立ち読みでどうぞ。リッパーの近所ではセブンイレブンに置いてます>「ばんがいち」


02/10/26
今週は特にこれといったネタがありません。

『髑髏島の惨劇』マイケル・スレイド(文春文庫)を見つけて、読んでる最中。 綾辻の推薦文や千街の解説から悪趣味な匂いがぷんぷん漂ってきて実に面白そう。

「TRICK2」の再放送が昨日(10/25)から始まったようです。気づかなくて第1話見逃した(涙)。


02/11/10
今週のネタは原書房の本格ミステリベストのネット投票。 リッパーのベストはこんな感じです。

1.『人魚とミノタウロス』 氷川透
2.『クビキリサイクル』 西尾維新
3.『法月綸太郎の功績』 法月綸太郎
4.『双月城の惨劇』 加賀美雅之
5.『鏡の中は日曜日』 殊能将之

1.ドラマとミステリ部分が見事に調和していて、読後の満足感がもっとも高かった。 2.ギャルゲーの文法で本格ミステリをやってのけた。キャラ萌えを堪能できてなおかつ本格。今後が楽しみ。 3.もはや名人芸。 4.「本格ミステリにおけるジュラシックパーク」といった感じ。 5.こちらは「新本格ミステリの大きなのっぽの古時計」か。

以上、つけたコメントも載せてみますた。 講談社ノベルスに偏っててスマン(笑
次点は『奇蹟審問官アーサー』柄刀一、『今日を忘れた明日の僕へ』黒田研二など。

いつもなら「これが1位だ!」と自信をもって推せる突出した作品が1つくらいはあるのだけど、 この1年はそういった傑作には出会えなかったような気がします。まあ、(読み方が偏ってるんで)こういう年もあるさ。

人魚もクビキリも上位で推すにはちょいと弱い作品かなとは思うのですが、 選んだ5作品を推したい順に並べるとこうなってしまいました。

西尾維新の新刊「サイコロジカル」
西尾維新の遺伝子は麻枝准と真賀田四季とブギーポップとミステリでできています。なんちて。 前3作との比較では若干の不満がなくもないのだけど、面白さはじゅーぶん。 今回、いーちゃん頑張ってるし。


02/11/17
今週読んだもの。

『みすてりあるキャラねっと』(清涼院流水)
リッパーはなんと流水初体験。 オンラインの学園生活シミュレーションゲームという発想は、 「ときめきメモリアル」に多大な情熱を傾けたリッパーのようなダメ人間には夢のゲームシステムなのですが、 流水先生の考えたシステムには全然食指をそそられません。結局はアクション+RPGのスタイルになってますからのう。 ゲーム上で殺人事件がおこってミステリをするという設定の新しさもしょんぼりな真相で台無し。 ああ、この設定で西尾維新が書いてくれたらどんなにいいことか…
リッパーはメフィスト賞制覇のために『コズミック』をいずれ読まなければならない使命を抱えているのですが(笑)、 その宿題はおもいきり先送りになりそうです。

『密室の鍵貸します』『密室に向かって撃て!』(東川篤哉 )
第1作がめちゃんこ面白くて、続けて2作目も買ってしまいました。 精巧さには若干欠けるけどもトリックはなかなかの出来栄え。 すっとぼけた妙なキャラと展開がドタバタ喜劇のような雰囲気を作りだしていて、 リッパーは終始くすくす笑いながら読む羽目に。
ミステリに笑いをもちこむ(いわゆるバカミス狙いではなく)という点で、 メフィ賞の石崎幸二とタイプが近いかなあ。石崎よりもテレビドラマ「トリック」の方に近いかもしれない。 ともかく、リッパーはこういうネタ満載の軽快で飄々としたミステリは大好きです。いやあ、面白かった。


02/11/24
「メフィスト賞作家ファン度調査」はそろそろ締めきろうと思います。 11月末までということで。

「殺意の時間割」(角川スニーカー文庫/ミステリー倶楽部)
5人の作家によるアンソロジー。テーマは”アリバイ”。 西澤氏の作品がタイトル通りまさにアンビバレントで面白いです。
同レーベルのホラーアンソロジー『悪夢制御装置』は瀬川ことび「サマーラベンダー」がグー。 乙一『階段』はむっちゃ怖いよう。

はやみねかおる『虹北恭助の新冒険』
前作「冒険」も2年ぶりに読み返し。 前回は気づかなかったんだけど、メヌエット賞の「あ、数の子広告(ビラ)だ」は”あかずの扉”だったんですねえ。 「新冒険」の若旦那主役外伝を読むに、シリーズタイトルは「虹北みすてり商店街」の方が良かったんじゃないかと思いました。 あと、響子ちゃんと恭介の初々しい関係がほほえましくてよかー。

「神奈川県庁で絵画すり替え」  犯人は保呂草だーっ!(笑)


02/11/30
メフィスト賞作家ファン度調査・最終結果 しめきりました。

「アイルランドの薔薇」石持浅海を読了。遅まきながらこれで光文社カッパワンの4冊すべて読み終えました。 メフィスト賞の対抗馬としてはなかなかいいんじゃないでしょうか。 リッパーの好みとしては密室(東川)>双月城(加賀美)>薔薇(石持)>精霊(林)という感じですかねえ。 東川氏の作品は読んでて楽しいし、加賀美氏の古典本格志向もなかなかそそられます。この2人は次回作も読むかなと。 「アイルランドの薔薇」は舞台設定は上手いと思うのだけど、舞台やキャラ設定以外のミステリ要素はわりと雑で、 いまいち面白くない。まあ、古処誠二「UNKNOWN」に近い志向性は悪くはないんで、次の読むかは内容次第かなあ。

西尾維新のweb連載は読めませーん(泣) リッパーのPCにはいってるリーダのバージョンが古いのが原因なのか、連載のpdfファイルが表示されないのですー。 新しいのをDLすればいいのかのう。どうするべ?


02/12/07
2ちゃんねるのメフィスト学園スレッドが3になって大暴走中。 いやあ、流水師が大活躍するだけで、こんなに収拾つかなくなるとは。 勢いありすぎで面白いです。流水密室ボンよりも(笑)

(小声)…最近読むだけではあきたらず、リッパーもこっそりとネタ職人の1人に加わってたり。  前スレのアレとか3のソレとかそうなんだけど、恥ずかしいからみんなには内緒ですよ?


02/12/08
「メフィスト賞作家ファン度調査・補助データ」  作家別総数や1作ごとの平均値です。2ちゃんの学園スレッドから転載。 集計してくださった方、ありがとうございます。

流水密室ボン読みました。感想はこちらで

今週は他に『海底密室』三雲岳斗(徳間デュアル文庫)などを読みまちた。


02/12/14
密室本&メフィスト賞フェアの特製ポップ(密室本を書いたメフィスト賞作家がメッセージを寄せ書きしたもの)を本屋で発見。 舞城氏の「どうして○○さんは密室本を書いてないの?」には思わず吹き出してしまいました。 蘇部氏のネタもいかしてます。メフィ賞オタは必見!
で、前に2ちゃんでも書いたんですが、密室本の応募券5枚で特製ポップをプレゼントしてくれないですかねー。 だって、リッパーやDRメフィスト御大のような密室本マニアは手元に応募券16枚もあるんですよ?  …座談会本3冊もいらんっちゅうの(笑)

「本格ミステリベスト10」が出てるのを忘れてたー。
ネット投票のやつはコメント含めてさらされてしまってますね。 あう。そういえば、リッパー名義ではなく別の名前で投票したんだった(汗) (実はリッパーというのは2ちゃん&ミステリサイト専用の源氏名みたいなもんで、普段は別の名前で活動してるのでした)
うわ、「人魚とミノタウロス」を1位にしてるネット投票はリッパーだけじゃないですかー。 いい作品なのになあ。

浅暮氏と黒研氏の密室本と西澤氏の「ファンタズム」を読了。 「殺しも鯖もMで始まる」の感想はこちら。


02/12/22
六月と海賊島読みましたにょー。今月の講談社ノベルスは6冊も買ってしまいますた。 ああ、なんて楽しい読書ライフ。  海賊島はミステリ要素こそ前2作より薄くなったものの、物語はかーなり面白いです。  六月、だーまーさーれーたー、きーづーかーなーかったー。 霧舎節の弱点(犯人がなぜそんなことをしたのか?の部分の説得力が皆無)にさえ目をつむれば、 今回の事件は結構面白いと思うナリ。 扉研シリーズとリンクしてたのもびっくりだし、以前使った設定を再利用してきたのもちょっとびっくり。 ドッペルゲンガー宮で保っちゃんどんな描かれ方してたっけなあ。

それと、霧学六月に眼鏡っ娘の図書委員で椎奈さんというキャラが出てきたのは、 メフィスト学園愛読者として見逃せません。 ただの偶然にしてはあまりにも出来過ぎのようなー。

乙一「GOTH」も読む。はらしょーの本ミスネット投票の締め切り前に読まなかったことをちょいと悔やんでいたのだけど、 別に悔やむ必要はなかったみたい。かなり面白い作品ではあるし、読んでてまんまと騙された。 でも、本格ミステリとしてベスト5にどうしても上げなきゃいけないというほどでもないなと。

フク氏の雑文(02/12/19)で アニメ絵表紙としてあげられているこれらの本は、 メフィ賞オタには座談会の”J”でお馴染みの太田克史兄さんが編集担当なのでした。上遠野浩平もそうらしい。  …ひょっとしてアニメ絵装丁本が全部太田の兄さんの仕業ってこともありますか?(笑)
それにしても、実際アニメ絵装丁って他のノベルス書籍と比べてどれくらい売れてるんですかねえ。 とりあえず高里椎奈しゃんの担当を太田の兄さんにしてみてはどうだろう。 表紙はもちろん美少年絵で。


02/12/31
大晦日ですね。あけましておめでとうございます(フライング) 12/31/21:00

12/28〜30の有明大同人誌祭りに行っておりましたが、ミステリ系の本は何も買ってないので、こっち向けのネタは特に無し。 かあうい絵柄の本でもあれば、ミステリ系も買ってもいいんですがねえ。 ミステリ系の絵がうまい人の本ってみんな耽美っぽいので、なかなか手が出せませぬ。 ちなみに、活字モノは読むのが面倒なのでパス。 (書評や創作なら商業出版やwebでいいじゃんとも思うし)


「月の光は愛の戯言 2003/01〜02/11」につづく
   ☆   ★   ☆   ★   ☆   ★   ☆   ★   ☆
もどる