青い青い空
白い白い雲
そして…火
その日少年はすべてを失った
けっこうたった
一年たった
いくにちもたった
少年は力を吸い取る事を覚える
目・耳・口・感覚すべてを失った少年に
たった一つパワーがそなわった
「ひにくなものだな……」
男はつぶやく
少年はこの男にいかされてきた
少年にその音はきこえなかったが
感じ取ることはできた
さっそくパワーを使ってみる
どた音がした
音がしたような感じがした
そして少年は生きるため
その力を消費していった
もうその力ものこりわずか
少年は思う
『何故自分は生きることを許されたのか?』
と
「あなたは何をした>」
声が聞こえる
そう聞こえるようになっていた
でもしゃべれない
そうしていく間にも
力は無くなっていく
どた音がした
かなり近くで
少年は先程より多い力の量を感じ取った
『今度こそちゃんと生きてやる』
少年は覚悟を決めると
何もうつることのない目をひらいた
うつっている
と感じた
目の前が真っ暗だった
下を見ると
男と女が見るも無惨なミイラのような形で倒れていた
少年は首を横にふる
そして呟く
「ちがう」
そして少年は再び目をとじた
あとがき
『影のなかった所』の時と同じ友達と書きました
本当これは二人で書いてるので管理人にも全然ワカンないところがあります