鳴呼!女神さま。

「第一部 始まりはいつも・・・。」


登場人物

ベルーナ・・・いちお女神。でも墜ちこぼれ、容姿端麗だけど性格は・・・

本田洋介・・・ごく普通の学生。日々の生活に退屈している。

観客

ナレ

観客とナレはかぶっても大丈夫です!


洋介    もし、本当に神様が存在しているなら・・・会ってみたいと思う。だが・・・それは無理だな。
だって俺・・・全然信じてないもん!でも、もしいるなら会ってみたいな。そうしたら・・・
信じるかもしれない・・・
俺ははっきり言ってこの平凡な生活に不満を抱いているこの先・・・どんなに頑張っても俺は
普通でしかないし、どんなに頑張っても限界が来る。
なんだか、この生活から・・・逃げたい。逃げられるものなら・・・。
なんかこうわくわくするような事起きないかな〜?

ベルーナ 「だったらおこしちゃおうか!えへへ(笑)」

洋介    「それが出来たら苦労しないって!・・・???」

ベルーナ 「えへへ!きちゃった!」

洋介    「来ちゃったって・・・あんた・・・だれ!?」

ベルーナ 「え?私「ベルーナ」実は私こういうものです。」

 

というと笑顔で名刺を差し出す・・・呆然としながらも受けとる洋介。

 

洋介   「・・・名前・・・ベルーナ。職業・・・め・・・め・・・メカパンダ!????」

ベルーナ 「おぃおぃ・・・^^;」

洋介   「め・・・女神!???」

ベルーナ 「はい!」

 

笑顔で答えるベルーナ。その顔はとても美しい。思わず見とれる洋介。洋介我に返り・・・

 

洋介   「あっ!あなたが女神様?冗談きついよ!なりきりなんじゃないの?」

ベルーナ 「しっつれいな!ちゃんと・・・証拠あるわよ!見てなさいよ!!!」

 

急にBGMが流れる・・・「オリーブの首飾り♪」(手品で使われる定番の曲)
ちゃらららららら〜ん♪ちゃらららら〜ら〜ん♪
というと胸の当たりで手を組む。淡いピンクの光が包み込み・・・

 

ベルーナ 「それっ!」

洋介   「・・・。あの・・・・」

ベルーナ 「はい?」

洋介   「からかってます?」

ベルーナ 「何が???」

 

ベルーナの手一杯に花が出現している。

 

洋介   「まことに言いにくいのですが・・・」

ベルーナ 「はい?」

洋介   「それって・・・手品じゃ・・・。」

 

ひゅ〜。冷たい空気が流れる・・・。

 

ベルーナ 「はい!撤収!」(なにごともなかったように・・・)

 

BGM・・・ドリフターズの「8時だよ全員集合」のおきまりの舞台展開曲が流れる。
てっけてってん!てってけてってん!・・・・
てっけてってん!てってけてってん!すちゃちゃちゃちゃっちゃ〜ん♪
スタッフ総動員で舞台を回転って・・・な訳ないだろか!(爆笑)

 

ベルーナ 「はい!終了!」

洋介   「だめだこりゃ〜!!(やばい・・・つい言ってしまった・・・^^;)」

ベルーナ 「さて!本題にはいりましょう!本田洋介・・・23歳・・・学生・・・」

 

急に部屋の照明が消え・・・ベルーナと洋介にスポットライトがあたる・・・

か〜さんがよなべ〜をして〜♪

 

ベルーナ 「よう!本田・・・そろそろはいたらどうだ?あ〜!?。
田舎の母さんも泣いてるぞ・・・
お前昔は優しいやつたっだんだろ〜。」

洋介   「・・・。昔のこと?へへっ、そんなの忘れちまったぜ!今更親もなにもない・・・
俺には・・・関係のないことさ!」

ベルーナ 「これ・・・覚えてないか?」

 

ベルーナ包みを差し出す・・・それは新聞紙にくるまれたおにぎりだった・・・

 

洋介   「こ・・・これは・・・」

ベルーナ 「これな・・・おめぇの体心配してお前の母さんが渡してくれって・・・
泣いてたぞ。いいお母さんじゃないか・・・」

洋介   「ううっ・・・(嗚咽)」

 

洋介   「って!なんでそうなるんだよっ!」

ベルーナ 「あはは!冗談よっ。うふふ」

 

また舞台一転!

目の前には観客100人、どうやら何かの番組らしい・・・

 

ベルーナ 「こんばんは!みなさん、今日もはじまりました!あなたの!あなたの!
あなたの意見が世界を救う!
ジャッジ!100人に聞きました!司会は私

つよ〜いぞ!つよ〜過ぎるぞ!べる〜な神様〜♪』(エキサトリック少年ボーイ)
困ったあなたに愛の手を!女神ベルーナです。えへっ」

観客   「ひゅ〜ひゅ〜!!!」

ベルーナ 「さて!アシスタントの本田さん!今日の商品はズバリなんでしょう!」

洋介   「はぃ〜!今日はこれ!」

ベルーナ 「これは!!!(おおげさにおどろく)」

洋介   「はい!筋肉強化まっしーん!ムキムきんにくん!これをこうやって・・・」

 

洋介お腹に装着する・・・スイッチオンで振動が伝わりはじめた。

ぶるぶるぶる・・・・・

 

(ふるえるような声で・・・)

洋介    「このように毎日続けるとなんと!おなかの筋肉が4つや6つに割れもてること間違いなし!
って商品なんですけど・・・これは必要か否かジャッジして頂きたいのです!」

ベルーナ 「こ・・・これはまた定番の物がきましたね〜では観客のみなさん!ボタンをどうぞ!!!」

 

100名の観客一斉にボタンを押す・・・

電光掲示板が作動・・・・

じゃじゃ〜ん!

 

ベルーナ 「でました!な・・・なんと・・・50/50(フィフティーフィフティ)・・・そ・・・
そんな事って・・・愕然」

洋介   「ベルーナさん???どうしました!???」

ベルーナ 「はじめての事で気が動転してしまって・・・実は・・・意見が半分になると・・・」

洋介   「半分になると・・・?」

 

ベルーナ急に外人風になって・・・

 

ベルーナ 「カイジョウ・・・ジバクスルデス!(‘〜`;)┌」

洋介   「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

逃げまどう観客!!!

 

洋介   「ってどうしてこうなるかな???」

ベルーナ 「えへへ!ちょっと・・アソンデミマシタです!きゃはは。」

洋介   「・・・。」

 

ベルーナ 「では!本題にはいりましょう!」

洋介   「本題って・・・それよりなんであなたここにいるんですか?」

ベルーナ 「ん?あなたが会いたいっていったから!」

洋介   「おれが???」

ベルーナ 「はい!神様に会いたいと・・・」

洋介   「あっ!確かに言ったけど・・・コントして欲しいとはいってないんだけど(苦笑)」

ベルーナ 「コント・・・あぁ〜あれ私の趣味!えへへへっ」

洋介   「趣味ね〜・・・で、(遊ばれたのかおれ・・・)ところで・・・どうしてきたんだ???」

ベルーナ 「あんたものわかりわるいあるね!(中国人風に)
あったま悪いんじゃない?だからあなたが会いたいっていって・・・」

洋介   「それは分かってるって!で・・・来たからなにがあるっていうんだ?確かに・・・」

ベルーナ 「確かに・・・」

洋介   「確かに楽しかったけど・・・」(ぼそっ)

ベルーナ 「でしょ!でしょ〜!でも・・・まだ序の口!今回の目的はあなたの
満足していない人生を楽しくするのが目的で・・・
実はこれ結構おきまりな展開だと思うんだけど・・・
1つだけあなたの願い聞いてあげま〜す。」

洋介   「願い???それってなんでもいいの???」

ベルーナ 「はい!」

洋介   「じゃーさ」

ベルーナ 「・・・?」

洋介   「帰ってくれない!」

ベルーナ 「ぶっぶ〜!!それはだめ!」

洋介   「だめなんかぃ!」

ベルーナ 「それは・・・大丈夫!願い事叶えたら帰りますから」

洋介   「そうなんだ〜ほっ。願い事か・・・やっぱり・・・わくわくする体験したいな〜」

 

ベルーナ 「それって・・・」

 

顔を赤らめるベルーナ・・・

 

ベルーナ 「私が欲しいってこと?うんうん・・・分かるわ〜あなた飢えていそうだし・・・うふふ」

洋介   「あほか!う〜ん・・・なんていうかな〜???普通出来ない体験!」

ベルーナ 「あはは恥ずかしがることないのに!このおちゃめさん!・・・しっかたないな〜」

洋介     「恥ずかしがってないです(きっぱり)・・・確かにもったいないような・・・って・・・!?」

 

ひとり事を言っている洋介の目の前に大きなトランプが4枚だされた・・・。

 

洋介   「これ・・・なに?」

ベルーナ 「あなたの願いを叶えるカード、これにはそれぞれお勧めコースが書かれているの!
これを引いて決めるってことになってるの・・・ただし・・・」

洋介   「だたし???」

ベルーナ 「だたし、引いたカードに対して『強制力』が働くの」

洋介   「強制力???」

ベルーナ 「つまり・・・引いたカードは『どんな』事でも有言実行になる・・・」

洋介   「どんな・・・事でも???」

ベルーナ 「はい!」

洋介   「でも・・・それってなんか怖いな(^^;)」

ベルーナ 「大丈夫!終わりまでちゃんとサポートしますからっ!」

 

洋介大きなトランプを前にちょっと考える・・・

 

洋介   (何がでるんだろう・・・でも・・・女神・・・ちょっと信用できないけど・・・ 
まさか変な物は入ってないだろう・・・よし!)

 

洋介1枚のカードを引いた・・・

それには・・・『はらはらどきどき銀行強盗1日体験

と記されていた・・・。

 

 

嗚咽!女神さま。 「第一部 始まりはいつも・・・。」 完

 

ねくすとすてーじ。

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