その色の行方 我ハ追フ
ワレハソナタカラ生マレタコトノハ
ワレハソナタニステラレタ
育てることのできない欠けた君に贈る
彩られた草原
青々とした草花に一陣の風が舞う
僕は立っていた
草原に広がる草木の息吹を手に入れたくて
僕は草原を歩いて拾い集めた
脈々と流れる大地の鼓動に罪感じ
僕は儚い青さを手に入れることできなくて
ただ草原に佇んでいた
颯爽と吹く風は蒼かった
僕は目を閉じた そうあるべきだった
風を感じる 閉ざされた空間に感じた心地よさ
流れるその蒼さに僕は酔いしれた
目を開けると眼下に広がるのは青々とした海原
僕は切り立った崖の上から
空と海が溶け合うのを感じた
愛しい何かが駆け抜けた瞬間
僕の背中を押す風
海の青さに重なる僕の影
深く深くに潜りこんだ闇に飲み込まれた心の闇
海と空は蒼々と僕の闇を飲み込んだ
清々しさとともに迫る海面
深い蒼さに闇感ず
キミハ異質 闇ニ帰依スルヒト
ワレハコトノハ
意味ヲ与エラレ生ミ出サレ
キミノ闇纏フモノ
吐キダサレ キミ救フ
海と一体化する
体はもはや形をなさず
ココロは海に溶け混ざる
我嘆く 異形人
色づいたものに闇探す 訪ね人
混ざりあう色の向かう方向