白狂


狂気は満ち溢れ
僕は焦燥感に駆られ始める
ただそこから僕は流されていく
流れにはむかうことは出来ずに
加速する流れの中
僕は

渦はとどまることを知らずに
僕は飲み込まれるがままに
昂ぶっていく
神に触れんばかりに

頭を横切る音の嵐
ささやきかけてくるのは誰なのか
熱気を帯び始めた僕は
暗き淵より流れ出た

自分自身が見えてこない狂騒の中
視界に飛び込む流れる光景
目まぐるしい流れの中で
世界が白くなるのを感じた

鮮烈な白さは
荒ぶる魂を
狂気を鎮めることはなく
ただ上へと

高揚感
自分でなくなっていく過程
見失っていく自分と白く染まる世界
闇は塗られていく
不安はない
ただ奇妙な焦燥感だけが
体を突き抜ける