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9.11 完結編 創作スケッチ、ダイジェストめも、2002/09/20(金)ころ 順不同(ストーリーの順がばらばらです。ならべかえてもまだ繋がらない所も) 銀太郎 金太郎 鳥耕作 島耕作 トモミ(黒いドレスの女) トモエ コノミ ノゾミ ともみ ともえ このみ のぞみ フィクションであり、実在の人物・団体・篠原とは一切関係ありません。
ピンクのドレスの彼女はいつもケーキを忘れない。 「今日はエッグタルトよ。」 いつもと変わりない様子に、口にした。 意識が遠のく。 そのコノミの罪のない笑顔の裏に、真実をみた。 「おまえも・・・」 そこに現れた黒いドレスの女。 「あなたには悪いけど。」 そういい、すぐ横のデスクに隠していた何かをつかみ出すや否や、 押し殺した銃声。手馴れたものだ。そう感じるまもなく、 手遅れだと気づく。鳥の左肩に衝撃。 意識は遠のくが、最後の力でどことはなく撃ち返すのが精一杯。 ドレスが小さく揺れた。・・・ その後ろに、ふと、見覚えのある男の姿を見たのを思い出すのはそれから一年後、 二度目のニューヨークになる。 その後、パキスタンで黒いドレスが発見される。 まるで抜け殻。人体はなし。 裏にはイアンソープLOVEの文字を消してペンキ技法でコウサクLOVEと。 スタッフは案の定、保険の契約に夢中で、潜りこむのは簡単だった。 勧誘員のめがねの奥に見えるのは、くすっという笑みの見える目だった。 パンフレットには「コノミ保険」の文字。 もう時間切れだ。 考える余裕などない。時空のみだれをとめるにはこれ以外にない。 いや、目の前にいるのはともみではないんだ。 それでも戸惑いはある。 狙いを定める。そしていつものように衣装を変えたともみが。 「これは!」 黒いドレス。 なにかいやなものを感じる耕作。時間はない。だが、撃てない。 そして セットの裏にも何かが見えた。 もうひとつの黒いドレスがゆれた。 「どういうことだ?」 夢とは違う展開。どちらかを撃たねばならない。トモミはどっちだ? 「耕作、そいつだ。」 それは銀太郎だった。生きていた。 カメラの前に座ろうとしていたトモミが表情を変えた。 間違いない。迷わず引き金をトモミに向けて引いた。 現実が消えた。 漂う意識。 世界は戻ったか?おれはどうなった?ここは?死んだのか?
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