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教 育 に つ い て 2002年版
教育は国家100年の計なり。国策の最重要項目だけに、皆さんも是非よくお考え下さい。
前向きなご意見・ご感想・ご反論等ございましたら、掲示板orメールにてお待ちしております。
【過去の記事】
2000年版 社会ネタから独立する前の記事。馬鹿ネタ多く、あんま読む価値は無いかも。
2001年版 余りの愚策に、頭来て熱く燃えまくってしましました。ちと反省中。
2002年版 このページじゃて
【2002年版 お品書き】
★★01/05 素晴らしきかな「ゆとり教育」
★★01/11 平等教育の生む不平等
★★03/28 金八先生の勘違い
★★04/04 新指導要領 その1 絶対評価
★★04/11 新指導要領 その2 恐怖の個人内評価
★★05/25 絶対評価の扱い比較
★★08/12 大手の顔したゴシップ誌にご用心
★★ 08/13 性教育にはまず正しい情報から
★★ 08/21 多角的な検証の必要性 これがすなわち学問だ!
★★ 08/16 大東亜戦争の原因とは?
★★01/05 教育について 素晴らしきかな「ゆとり教育」
さあ、来年度から「ゆとり教育」のはじまりです!
そのため、1年先送りした内容をやる訳にもイカンということで、実質的には今年から「ゆとり教育」を始めたところは少なくありません。
さて、「ゆとり教育」ってどんな教育なのでしょうか。
その1、詰め込み教育と比べて勉強時間が激減するのでので、様々な考える力がついちゃうのです!
その2、詰め込み教育と違い内容が簡単なので、やる気ゲージが上昇しちゃうのです!
その3、詰め込み教育から解放され、自主性と考える力が育ち、結果的に学力が向上しちゃうのです!
では、ゆとり教育の先取りをした児童らに聞いてみました〜♪
「みんな、勉強が楽になったんだけど何をしてる?」『ポケモン!』『古いな〜 今は遊戯王でしょ』『やっぱプレステ2だな〜 三国無双おもしれ〜』『テスト終わったらカラオケ行こうぜ〜』「やってること変わって無いじゃん・・・・」
『それより先生〜 不等式って来年からやらないんでしょ?』「う、うん。けど、変域なんかの考え方のためにも多少やった方が・・・」『やった〜!やらなくていいんだ! テストにも出ないんだよね? ここは捨てちゃえ♪』「ありま、みんなやる気ゲージ無しだよ・・・」
「まあいい、とにかく授業をはじめよう。まず復習として○○ページの問題をやろうか」『先生〜 小数のかけ算分かりませ〜ん』「お、おい、中学生になってそれはやばいだろう」『だって小3の時、先生が教えてくれなかったんだも〜ん』「無理もないか・・・ 勉強ってのはやってない事を出来るわけが無いからね・・・」
「以上を総合しますと、考える力とやる気ゲージの増減については不明ですが、学力が落ちている」ことだけは確実です・・・ ( ̄(エ) ̄;」
★★01/11 教育問題 平等教育の生む不平等
河合塾の入塾者3〜4万人に対する学力調査(94、99年比較)
理系数学の同一問題比較の結果は・・・
・上位層(65以上) −3%
・中上位(55〜65) −9%
・中位層(45〜55) −15%
・下位層(45以下) −16%
となっております。
上位は若干の学力低下。
中上位層は明らかに学力が低下。
それ以下には非常に大きな低下がみられる。
下位の学力低下は、一見すると中位と同程度ですが、良く見てみれば37%→22%と、正解率が3分の1も低下しております。
もうお分かりでしょう。
下位層であるほど学力低下が著しいのです。
さて、これは一体何故なんでしょうか・・・ね?
★★03/28 教育について 金八先生の勘違い
ほとんどドラマを見ることのない私が、先週ふと「金八先生」を見ました。そこではお決まりの人間ドラマに加え、人事等のややこしい話も平行しておりました。そして「偉い人=悪役」が登場し「善と悪」の構図が出たところでもうビックリ。
その「悪役」は典型的な学力至上主義者の校長先生でして、そんな彼に金八先生は対して「勉強ばかりすることは悪いこと」で「それが日本を駄目にした」と熱弁。そして「もっと生徒同士の交流の場を学校が作り『人間性』を育ててやらなければならないのだ」と結びます。
以前にも書いた通り、勉強が人格に悪影響を与えることは有りません。まして、小子化によって競争率が低下して、以前よりもずっと楽になった現状を考えれば、受験戦争が「死語」となった現在はなおさらです。
さらに確実なことは「勉強しなければ豊かな人格が育つ」というのは妄想です。もし彼らの主張が正しいならば「文盲率が高い国は素晴らしく人間性に優れている」のでしょうか? それは夢物語に過ぎません。
「豊かな学力と豊かな人格は別次元のもの」であり、相容れぬものでは有りません。学習時間を削っても学力が低下するだけなのに、なぜ視聴者に勘違いを植え付けようとするのか・・・ 金八先生という番組に大いなる疑問を感じ、かつそれを観て喜ぶ若者たちの気持ちを改めて考えずには居られぬ出来事でありました。
★★04/04 教育について 新指導要領 その1 絶対評価
もうすぐ学生さんは新学期であります。
新学期といえば、新指導要領。
新指導要領といえば完全週休2日制や、「円周率が3」など、ゆとりという名の内容削減が注目されるところですが、実は、それ以外にもう1つ大きな変更点があります。そう、絶対評価という奴です。
今までは相対評価だったため、難しい問題で90点という素晴らしい点を取っていたとしても、平均90点なら評価は「3=平均的」と評価されてしまうシステムでした。しかし、今回の絶対評価導入により、全員5を取ることも可能になって万事解決・・・! と、言いたいところですが、これには大きな落とし穴が有ります。
それは「評価の基準が無い」ということ。
すなわち、基準は「教師の主観」しか無くなってしまったのです。
ですから金八先生に感化された先生が「全員5」というのもあり得る訳でして・・・
この問題に対し、文部省は「大丈夫、きっと正当な評価をしてくれますよ。たぶん」と、根拠の無い大本営発表を行っております。つまり、基準をどうすべきなのか、国のトップが指針すら持ち合わせていないのです。そんな訳で、同じクラスの評価を10人の教師にやらせたら、10通りの評価になることは間違いないでしょう。
今までは、欠点は有ったにせよ「相対」という「客観的な基準」が有ったのに、その基準も撤廃されてしまったのです。 そんな訳で、今年から中学校の評価は「相対評価」から「無基準評価」となるのでした。
さらにやばい問題が有るのですが・・・
次回に続く、ということで。
★★04/11 教育について 新指導要領 その2 個人内評価
もっとやっばいのは、「個人内評価」という奴です。
これは生徒の意欲や努力、授業態度などを評価したものだそうで、点が悪くても、頑張った人には良い成績をあげるという夢のような制度です。
例えば、普段30点弱の人が50点を取ると「凄い頑張った!」ということで評価は高く3や4に。一方、普段90点以上の人が75点を取ると「さぼっている」と見られて評価が低く3になることも有るとか。
つまり、50点で4の人が居る一方、75点でも3という逆転現象もあり得る・・・と?
努力を評価することは決して悪いことではありません。しかし、学校の成績は「学力」を表したものではなかったのでしょうか? だからこそ高校は、その成績を基準に、その生徒がその学校の学習内容に付いてこれるかの判断ができたのです。
しかし、今では「意欲や努力、授業態度」といった客観的基準の無い完全なる主観によって評価が下ることとなりそうです。もう、無茶苦茶。全国共通テストも当然無いまま、今や生徒に対する評価は教師の主観しか無くなってしまったのです。
このことについて文部省あたりから、ある程度の基準や見解等々に関するお達しが有っても良さそうなものですが、音沙汰無し。そんな訳で、今回の改革をどうすれば良いのか明確な回答を持ち合わせている人は、日本のどこにも居ないらしい、ということは確かなようです。
私も、今後どうなるのかは全く分かりません。
恐らくは、1発テストと、教師へのごますりの重要性が非常に重用になることでしょう。
まあ、それはそれで良い社会勉強・・・ になるかもしれませんけど ( ̄(エ) ̄;
★★05/25 教育について 絶対評価の扱い比較
今年から、中学校の成績評価が相対評価から絶対評価になりました。
そして、絶対評価が全く評価基準を持たないのは以前にお伝えした通り。
それを受け、ついに東京の私立高校が手を打ちました。
何と、「推薦基準に学校の成績評価を使わない」とのこと。
そのかわりに統一テストを実施するということです。
今までなら、学校の成績が良ければ面接だけで合格していた私立。
それがテストに切り替えたのは「学校の評価がアテにならなくなる」という事実。
一方、都立高校による成績評価の扱いは未だ未定。
予定によると、7月に決まるそうですが・・・
「絶対評価を入れたよ!」「しかし校長、受験での扱いはどうしましょう・・・」「・・・・・・・・(目をそらして沈黙)」
良い生徒、良い教育、良い実績を必死で模索する私立と、危機感の無い公立。
対応の差と、教育の差が一体どこまで出るのか、答えはずっと後。
しかし、出る前に選択しなけりゃならないのが受験生。
結果は見えてるにせよ、入試という過程が変わったんだから大変だ。
何にせよ、今年の受験生はちょっと可哀想・・・
★★ 08/12 教育関連 大手の顔したゴシップ誌にご用心
以前お伝えした、私立高校推薦試験についてですが・・・ どうやら立ち消えになったようです。と、言うよりも、どうやらあのネタを1面に載せた朝日新聞の勇み足だった模様。もっと正確に言うと、アレは「単なるゴシップネタ」だったようです。
すなわち、私立高校幹部のごく一部が「こんなのをやってみるのはどうか」と話し合ったのを嗅ぎつけた朝日新聞が、「こんなのをやることに決定した!(らしい)」と、東スポ的見出しで煽って部数確保を狙ったというのがホントのトコだった模様。
そりゃあ、当の私立校関係者たちも、あの記事を見れば驚く訳ですな。
自分たちの知らないうちに、「都内270校の大半で」やるってことになってたのですから。
それにしても・・・ 「またもお前か、朝日新聞!」
一流誌のツラをしながら、実の所は・・・(略
★★ 08/13 教育関連 性教育にはまず正しい情報から
「高校3年生の女子における異性体験率は49%」なんだそうな。
これを聞いた多くの人はどう感じるだろうか。大人は「近頃の子は・・・」と考え、近い年齢の子たちは「自分は遅れてるのかな・・・」と余計な焦りを感じることかもしれない。
し・か・し、です。ちょっと考えてみて下さい。
この統計とやらはどのように調べたんでしょうか?
こんな「セクハラ的」アンケートを、全国の高校で取ったなんて事は聞いたこともありません。トゥ○イトじゃないんだから、渋谷で遊んでる子を100人捕まえて聞き取り調査をしたとか言ったら怒りますよ?? すると答は「渋谷の女子高生300人に聞き取り調査した」とのこと・・・・・・
ふ・ざ・け・ん・な!
遊び好きの巣窟を、日本全国共通に当てはめんなヴォケ!
そのうえ、聞き取り調査じゃアンケートに応じる人間層だって偏るのは当たり前。
「呆れた若者象」欲しさに「偏向した欠陥調査」をばらまくことによって「異性体験は早くて当たり前」的な報道で若者を煽る大人は実に許し難い。
興味本位による異性体験は、堕胎や深い後悔といった多くの肉体的・精神的苦痛を産むもの。
若者たちを守るためにも、妊娠や貞操観念について教育することこそが大人の義務でありましょう。
付記:情報提供の野獣鼓膜クラッシャー・ナル先生、有り難うございました。
★★ 08/21 【教育】 多角的な検証の必要性
1つの立体が有るとします。
その立体の形はこんな形をしておりました。
○
さて、この立体の形は何でしょうか?
『球』と答える人が多いでしょう。それは素直な判断と言えるでしょう。
しかし、横から見ると、こんな形だったらどうでしょう。
□
さあ、これで分かりましたね。
そう『円柱』です。
ところが、上から手を突っ込んでみたら、手が通り抜けました。
すなわちこの立体の形は『円筒』が正解となります。
このように、一方から見ただけでは、形を把握することができません。
そして、手を触れてみなければ分からない真実も有るのです。
これは理科だけでなく、社会のような科目にも言えることで、偏った一方的な見方をしても真実は見えて来ません。そして、「常識の誤解や嘘」を見抜き、真実を探求することが勉強の醍醐味であり、面白さなのです。
★★ 08/16 【社会】 大東亜戦争の原因とは?
さて戦争のことを良く知らないという人に、簡単な問題を1つ。
太平洋戦闘とか第二次世界大戦とも言われる、大東亜戦争についての設問です。
日米間戦争はなぜ起こったのでしょうか・・・?
解答に 【 日本が真珠湾を攻撃したから 】
な〜んて書いてしまった人! 中学生までなら正解になるでしょう。
しかしながら、真珠湾攻撃は「結果」であって「原因」ではありません。
真珠湾攻撃が無かったとしても、戦争はいずれ起こりました。
最初に起こった大規模戦が結果的に真珠湾だったに過ぎないのです。
ついでに、先に戦闘をしかけたのも、日本ではありませんでした。
どうしてこんな大切なことを義務教育のうちに教えないのか。
「裏」を知れば知るほど歴史が面白くなるのに。