先日しらさぎ湖を妻と尋ねた。湖畔の木々は自然を保ち目に触れるだけで楽しい。環境の保全された森や林には人手の入る余地の少ない自然の季節が待っている。前日が雨であった為、森の小道は落ち葉がしっとりと濡れて、柔らかな感触が香り立って居るようであった。萩の盛りで大宮人の行き交った万葉の昔も斯くやと想われ、暫し足を留めてその可憐な美しさに浸った。
ひさかたの 空にかかりし 満月の

           平安の月も 斯くやと想う
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