桜吹雪


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「アワイオモイ」

別に、理由なんてなくて
気づいたら、目に止まっていた

別に優しくされたわけでもないし
誘われたわけでもない

まだ一度しか、逢っていない人

この気持ちが
好きという感情なのかはまだわからないけど
きっと
逢う回数を重ねるほど、君に惹かれていく
そんな気がする


・


「新緑」

窓の外から
目に止まるようになった緑色

もう、春だね

まだ桜は咲いていないけど
木々も葉はつけていないけど

もうすぐ、そこに


・


「葛藤」

なぜかはわからない
ただそう思っただけ

君の言葉が
何かの意味を秘めてると

抑制なのか
好意なのか

君の瞳が
何かの意思を秘めてると

強い意思なのか
淡い思いなのか

そうじゃないことを願いつつ
そうであることを祈る


・


「抑制」

抑えなきゃいけないこともある
と、君は言う

二人の間でも

本当に?

二人の間でも?

あたしには、わからない
だってそれじゃぁ…

気持ちを偽るのと
同じことじゃないの?

本当のことを教えてよ

何のために
あたしはここにいるの?

もっと、君を見せてよ


・


「無題」

心変わりしたわけじゃない
君のことは、ちゃんと好き

ただ、わからないだけ
君という人が

こんなにも時間を重ねても
ココロの壁はなくならなくて

なんで?

踏み込んでも
しまいこんでしまう

そんな君に
不安をいだく

手を伸ばしても
君が触れても
ココロが、伝わらない

あたしには、見えないよ


・


「一時的」

一時的な気持ち、と
断っていたね

間違ってはいないよ

でもそれは
確かに好きという感情

それがいつまで持つか
どう変化するかは
彼女と君次第

人を好きになるって
そういうものなんじゃないの?

何もなければ
いつかは消えるけど

それが存在する限りは
相手を受け止められる

だからこそ、怖いのに
不安になるのに

君は気づいてくれなくて


・


「桜並木」

はらはらと、舞う
淡い色の花びら

君と私の間にも

桜の季節は別れの季節
桜の季節は始まりの季節

私達も
ここから始まって
ここで終わる

君と始まったのはこの場所で
この花の咲く季節で

君と別れるのもこの場所で
この花の咲く季節で

君の姿がはっきりと見えない

二人の間に舞う
花びらのせい

それとも、この瞳の
涙のせい?

きみがじゃあね、と手をあげる

これで、終わりなのかな
これで、終わりじゃないよね

終わりは始まりの合図

ここからまた、何かが始まる

舞う花びらは
二人の邪魔をしているのではなく
祝福してくれるのだと

だからこんなにも
はらはらと、舞う


・


「無題」

何を望むのか
何を欲するのか

何を目指すのか

あたしには、何もない

わからない

やりたいことも
欲しいものも
たくさんあるけど

それは、真実?

きっと
答えはでないけど

でも

歩くことは、やめないよ
やめたら…
本当にダメになってしまうから


・


「雨」

初めて出会った日は
雨で

規則正しい雨音が
彼方まで響く

でもそれは
冷たい音ではなく

祝福するような
やさしい音

雨は冷たいけど
心は暖かくて

君に逢えた喜び
ただそれだけで、暖かくて
うれしくて

最後に見た窓越しの瞳が
忘れられない

忘れない


・


「約束」

他愛もない約束

実現はするけど
それは
二人だけのものじゃなくて

でも
そこから
何かが変わるかもしれない

君はまだ
気付いていないけど

僕は今
変えたいと思っている

動かなきゃ、変わらない
だから僕は、動く

変えたいから


・


「曖昧な気持ち」

まだこれが
「好き」なのかはわからなくて

ただ君のことが
気になって仕方がなくて

きっと、まだ君の事を知らないから
前に進もうとしないだけなのだろう

傷つくのも
裏切られるのも
失うのも
ものすごく怖くて

だから、知らないうちは
進もうとしなくて

本当は、もう
「好き」って言える事ぐらいわかってるのに

怖くて、言えない

君に何度逢えば
それがなくなるのかはわからないけど

でもね、前に進みたいから
ちょっとずつでも動いてみてるんだよ

次に逢うときも
少しでも何かが変わることを…


・


「車と音と流れる景色」

流れる景色を横目に
ペダルを踏む

聞こえる曲は
君にあげたのと同じもの

とても気に入っていた曲

君がほめてくれた曲

もうすぐ、君に逢える

ただそれだけだけど
とても嬉しい


・


「さくら」

桜並木を見に行った
とても有名なところへ

桜並木に着いた
もうほとんどが葉桜だった

でも
ここにくる途中に
たくさんの桜をみたから
満足だった

ここに咲いている桜は
たしかにきれいだけど

ここが満開になったら
さぞかしきれだろうけど

他の木々に紛れて咲いていた
山桜のほうが
もっときれいだった


・


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