桜吹雪


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君に出逢ったのは、この季節

君と離れるのも、この季節

それは俗物的なものではなく

偶然であり、必然

淡い色の花びらが
はらはらと、舞う

君と、僕の間に
まるで遮るかのように

いや、遮るのではなく
包み込んでいるのだろう

君と、僕を
その周りを

じゃあね、と微笑んだ君が

霞んで
はっきりと見ることができない

花びらに遮られているのか

それとも

涙のせい?


・


変わりたいと願い
でも変わらなくて

じたばたもがいてみたり

無駄な努力かと
嘆いてみたり

変われないのかと
悲観したり

結果がどうであれ
足跡は残っているよ

変わらないのは
まだ力不足なのかもしれない

自分の望みに
見合ってないのかもしれない

見合っていれば
変われるはず

何もしないよりは
何かをするべき

時間がかかろうとも
いやな思いをしようとも
何かを失おうとも

心から願い
それに見合った行動ならば

いつか、必ず


・



あきらめが早いのは
自分が傷つきたくないから

来るものを拒まないのは
楽をしたいから

心の奥底

深い闇

そこに、全てがあって
そこを、誰かに気付いてほしくって

でもね
自分が大切だと思う人は、
ちゃんと気付いてくれてるから

あとは、自分次第

大切な人を
裏切ってはいけないよ


・


全てを見透かすような
どこか冷めていて

いつも自分を
抱えたままで

聞こえないように
叫んでいて

見えないように
泣いていて…

あたしが、暖めてあげるから
あたしが、聞いてあげるから
あたしが…

いつも、傍にいるから

だから、
本当の「君」を見せて

時間がかかっても
プライドが邪魔になっても

ちゃんと、待っているから
ちゃんと、見ているから

心を、閉じないで


・


あたしが君を
好きな理由

君があたしを
好きな理由

そんなのないよって
君は言う

あたしも、同じ

尊敬できるからとか
かっこいいからとか

そんなんじゃなくて

もっと、目には見えなくて
でもとっても大切なことで

きっと、理由があるとしたら
それがそう

だからあたしは
理由を聞かれたら
君の全てって言うんだよ


・


「雪原と夜明けと漁火」

濃紺の空が
東側から徐々に明け始め
海岸沿いの雪原は
青白く輝く

穏やかな波の向こうには
漁火

はかなく、あやうく
でも、力強く

水面に反射して
なお輝き

多分きっと
この3つの要素が綺麗に交じり合っているから
こんなにも美しい景色になるのだろう


・


手を伸ばす
天高く

何かを掴もうとして
ずっとずっと

…「何か」って何を?

あたしはずっと
何を求めていたのだろう

そして

何を求めていくのか

何を目指していて
何を目指していくのか

わからない
何もかも

思考回路が停止している?

でもひとつだけ

あたしが求めるモノ

求めていて
求め続けたモノ

「愛しい」と思う人に
「愛される」こと

今までも
これからも

ずっと変わらない
確かなモノ


・


ウタをうたう
あたしのタメに
君のタメに

ウタをうたう
想いを言葉にするために
伝えるために

どうしていいのかわからなくて
なにもかもが見えなくて
何もかもを投げ出している
そんなあたしがうたうウタ

教えて欲しいから
前に進みたいから
何かを…
見付けたいから

あいかわらず
うまく話すことはできないけど
ウタなら言葉にできるから

だから、あたしはうたうの

君に伝えるため
君と話すため

だから聴いて
耳を澄まして
あたしのウタを


・


言葉にするだけなら
いつだって

誰だろうと
言えるけど

心から
気持を込めて言えたのは
君が初めて

あたしが
あの時言った
「あいしてる」は
偽りなんかなかった

君は少し困った顔をしていたけど

それからすこし時間が流れてしまったけど

「あいしてる」と言ってくれたこと
覚えてるし、
すごく嬉しかったよ

こんなあたしを、
あいしてくれて、ありがとう

あたしの愛しい人…


・


君が求めるもの
あたしが求めるもの

それは、同じもの?

あたしが求めるものを
君は持っている
…けど

君が求めるものを
あたしは
持っているのだろうか…

求めるものは
違ってもいいの?

同じじゃないと
だめなの?

でもきっと
君とあたしは
同じものを求めてる
そんな気がする


・


雪が降る

しんしんと、闇の中を

全てを白く染めて
全ての音を消して

いつも思う
私の心も
白くなれば、と
白くして欲しい、と

でもそれは
いつかは解けて、消えるもの

一時的な逃避

そしてどこかで
本当に白紙に戻るのを
拒んでいる

消したくはない

大切な人だから

逃げたくなるようなことがあるけど
それでも、心の中に存在するから

私の気持ちの証だから


・


ようやく
全てと向かい合おうとしている

自分の中で
留めてきた事を

思いながらも
口には出さなかったことを

相手を思いやってるつもりで
言葉にせず
でもそれは
相手が本当にそう望んでいたのか

それが障害となっているのなら
取り除くしかない

拒絶されるなら
それまでの関係
それまでの、人

お互いが真剣に
想いあっているのなら
聞いてくれるはず

言葉に出して
そして向かい合おう

君の事が大切だから


・


先を考えて行動するということは
間違っているのか

怖くて動けないというのは
所詮それだけの気持ちなのか

そうといえばそうかもしれない
でも
本気で考えているからこそ
慎重になるのでは?

何も考えずに動けるほどの
大きな気持ちを抱えているのも
素敵だと思う

でも、
大切だからこそ
真剣に考える
葛藤する

本当の想いとは
そういうものなんじゃないかな…


・


恋人のように
とても曖昧な関係は
定義づけられるものじゃない

気持ちとは
決して形にはならないもの

だから
気持ちでつながっている関係を
形付けるというのは間違っている
そう思った

だからこそ
目や耳で感じれる形にしたいと
言葉や態度、物で表す

でもそれは
本当の「形」ではない

目に見えず
触れたりすることもできないものだから
形になんて
ならない


・


うまく表現できなくて
うまく言葉にできなくて

時間をかけるということは
本当の自分の言葉ではない

いつか、誰かが言っていた

そのとき思ったことを
そのまま言葉にするのが
自分の言葉だ、と

そうなのかな…

言葉にできない、という表現は
間違ってるのかな…

全てが言葉に出来ることなのかな…


・


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