桜吹雪


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ずっと叫んでいた
叫びつづけていた
心の中で

誰かに伝えるには
あまりにも勇気がなくて

でも抑えきれなくて

自分を傷つけることで
釣り合いを保っていた

必要トサレタイ
必要トサレタイ…

貪欲で、歪んだ心

必要とされることで
自分の存在を確認しようとして

でもそれは
間違いではない

歪んでいようとも
誰もがどこかで抱えている

ただ、その気持ちが
少し強いのかもしれない

心の中で叫んでいても
誰にも伝わらない

声に出さなきゃ…


・


想像するだけで
楽しくて
そして嬉しくて

どんな顔をしていたのか

そんな君を思うのが好きで
そんな君の気持ちが嬉しくて

私に欠けているものを
君は持っているんだね

それがとても、うらやましくて

そういう風になりたいと願って
でも出来なくて

出来ないんじゃなくて
しないだけ、なのかな…

私にも、出来るのかな…


・


指先についていた金色

おもしろい言い訳だったね

理由を知ったときは嬉しくて
私なんかの為に、と思った

必要とされていいのですか?
必要としていいのですか?


・


ずっと連絡していないけど
君は元気かな…

ふとした時に思う

別に何かあったわけではないけど

日が空くにつれて
連絡しづらくなっていく

何を話せばいいのか
どう思っているのか

もうすぐいつも逢っていた日がくる
君はいつもいろいろなことで驚かしてくれたね
全部、覚えているよ

今年は一緒には過ごせないけど

その前に
きちんとしなきゃね

落ち着いたら、連絡するよ

今はまだ、君の起きている時間には
連絡できないからね


・


雲の切れ間から
日が昇る

濃紺だった空は
徐々に青へ変化し
朝の到来を告げる

雲の端々が
神々しい色へと染まる

その色は
何色と呼ぶことのできない

ただ
神々しくもあり
やさしくもあり

そして、生気に満ちて


・


夏と秋の
丁度境目の野原を
朝日が満ちていく

木々の葉や
草花が
緑からかわり始めている野原

夏の新鮮さと
秋の寂しさと

そしてどこか穏やかな


・


君が
いつか手を
離してしまうのではないか、と

以前は少しも思わなかったのに

でも
君のことを信じていたいから

そう思ったときは
君に話すよ

きっと君は
怒るだろうね

そしてその後に
囁くのだろう

愛の言葉を…


・


たとえ
顔が同じでも
性格が似ていても

しぐさが同じでも
声が同じでも

君でなければ
意味はない

君という存在を
水を渇望するかのように
ただ必要としているから

理由なんかわからない
でも君じゃないとダメなんだ

ただ、それだけ

人を好きになるのに
理由なんか、いらない
理由なんて、あったとしても
それが何なのかはわからない

そう思う

だから
君を必要とするのに
理由なんかない

ただ、
君じゃなきゃ、だめなんだ


・


いつもあなたは
側にいると言うけど

なぜいつも
悲しませるようなことを
言うのでしょう

私が離れないと
確信しているからなのですか
それとも
ただの気まぐれなんですか

私はただ、悲しくなるだけなのに


・


この手を二度と
離さないから

この手を二度と
離さないで

いっそ今すぐ
さらいに来ても、いいんだよ


・


たとえ離れていようとも
気持ちはここにある

自信と信念
それさえなくさなければ
想いは決して消えない

二人の間に距離があろうとも

二度と手放すことはないだろう

君を手放さない
そう、決めたから


・


雲の切れ間から
差し込む日のように

とても綺麗で
とてもはっきりとしていて

でもはかなくて

いつ、どこから
生まれきたのかも
いつ、どこで
終わってしまうかもわからない

でも
今ここにこうして
はっきりと

君と私の間に

例え見えなくとも
それは今、そこにある

大切なもの

想う気持ち

決して終わらせないという
強く想う気持ち


・


木々のざわめき
その下を流れる川

そして、木漏れ日

まるで幻想のような景色
でも、現実にある

全てを忘れさせてくれるような場所


・


どこか
ずっと遠くへ行きたい

誰も知らない
何も知らない場所へ

何も考えず
ただ存在したい

でもきっと
君のことを考えると思うよ


・


震える手を
そっと近づけて

指先が君に触れる

そこから全身に
君の温もりが伝わる
心地よさ

そして

離せば消える
はかなさ


・


桜が舞う
風に散り
雨に散り

中を舞う花びらに
手を伸ばし
そっと触れる

指先に一瞬だけ
あたたかい優しさ

はかなく
そして切なく

人を愛することと
まるで同じかのよう


・


静寂に包まれた場所へでた

海が見下ろせる場所

傍らを小さな川が流れる
その先は絶壁だった

小さな川は
そこで小さな滝となり
海へ向かっていた

水のせせらぎが聞こえるはずなのに
なぜか静寂が支配する場所

そして
なぜか寂しさに満ちた場所

私は君への想いの切なさに
少し泣きました


・


そこに行けば何かが変わると思っていた
ずっと探していた

やっと見つけて
その景色を目の当たりにした時
前に来た時と全く同じな
寂しさを感じた

そして、静寂

現実は何も変わらない

でも
私の中で何かが変わった

そんな気がする


・


人と人は
縁で繋がっているから
縁があるなら
必ずまた、出会いますよ

いつかそう言われた

縁とは
偶然でありながら
必然でもある

運命も同じ

君に出会ったことも

君との間に
縁があると
信じています


・


私を忘れてください
私も忘れます

私を忘れないでください
私も忘れません

どちらも本当

忘れたいと思う
でも忘れたくないとも思う

忘れられないとも思う

忘れる必要はない
まだこれから、なのだから

ひとつの終わりは
ひとつの始まり

たとえ同じ事であろうとも
私はまた、始まることをを望む

私が終わらせたのか
君が終わらせたのか
それは定かではないけれど

私がまた、灯をともそう

君の中に
まだ想いが灯っているのなら


・


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