桜吹雪


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「再会」

もう二度と
逢わないと思ってたし
逢いたくないとも
思っていた

これは
偶然なのか
必然なのか

あんなにも
激しく求めていたのに

今はただ、
拒絶するのみ

はっきりと確信を持っていた
あの気持ちは
儚くも消えた

なんと曖昧なものなんだろう

どんなに取り繕っても
もう二度と、受け入れることはないから

神様はなんて、いじわるなんでしょう


・


「知る事」

君をひとつ知るたびに
嬉しいと感じる

そしてまた
ひとつ知りたいと思う

一番知りたい事は
まだ聞けないけど

聞かなきゃいけないけど
踏み出せない

君を失うのが怖いから

もし本当なら
この思いは
泡にして飛ばそう

叶わぬ思いならば…


・


「意図」

その質問には
どういう意図があるのか

考えすぎかもしれない
でも
何かの意図があって欲しい

君の一言に
揺らぐ

それぐらい危うい感情

深い意味はないのかもしれない
それならそれで、いい

そのほうがどんなに楽か

何もかもが
見えないからこそ
不安が増えていく

ひとつでもいい
必要な事がわかれば

この思いの進むべき路も
定まることだろう

例えそれが
よくとも、悪くとも
自分に区切りは持てるから


・


「ガラス窓」

屈折する想い
交差する感情

窓越しの瞳
心まで見透かされそうな

伸ばした手は
君に届くのか

投げたボールはまだ君の手の中

それがいつ返ってくるのか
この手に戻るかも知らない

ガラス越しの想いは
真っ直ぐに届くのか
まだわからない

でも
透過されて純粋な想いだけが
届いてるのかもしれない

透き通るような


・


「無邪気な中の真っ直ぐな感情」

その目は何を見ているのか
君の想いはどこにあるのか

いつものようにはしゃぎながら

それが一番いいことも
それが一番楽なことも
知っているよ

でも気持ちには
嘘をつきたくないから
つけないから

ここにいる
真剣な表情の私が
君の知らない私
本当の、私

そして
いつもの無邪気さがない今の君も
本当の君


・


「人を想うということはそれだけ重いモノ」

もし
この想いを君に伝えたら

もし
この想いを君に伝えなかったら

どうなるんだろうね

どちらも望まない
そして望む

結果を恐れては何も変わらない
先には進めない

わかっているから
でも
今は、まだ立ち止まりたい

不透明過ぎるほど恐ろしいものはなくて
曖昧なほど悲しい事はなくて
だから

もう少し、知ってから

たとえそれが全てでなくとも


・


「嘘と本当」

それは触れてはいけないのか
そんな気がした

そうだとしたら
理由もわかっている

それなら、はじめから本当の事を話して
今からでも

隠す必要があるの?

もう、知っているから
今からでもいい
全てを、話してください


・


「落し物」

なんで君なのか
未だに納得できなくて

どうして今なのか
すごく苦しくて

人を好きになるのにこれほど葛藤したことはない
それぐらい苦しくて

神様はとんでもない落し物をしていってくれた

全ては偶然
全ては必然

でもせめて
落し物ではなく
贈り物がよかった


・


「扉とノック」

ずっと、ノックし続けていた
いつかきっと扉が開くと
信じていたから

私が開いてみせると
思ってたから

でも扉は
一向に開く気配も無く

それでもノックし続けていた

あまりにも長い時間が流れ
さすがにあきらめようと思って
背を向けた時

扉が微かに開いた

でももう、遅いよ
私はもう、疲れ果ててしまったから
振り向くことさえ叶わない

いつもそう

向かい合ってはくれず
背を向けたときだけ
繋ぎとめようとするかのように

偽りの関係は、もういらないよ


・


「桜と海」

桜を見に行った
海沿いの街まで

薄紅色の花びらは
青い海に鮮やかに映える

水面に浮いた花びらは
青空とともに瞳に映る

その上から
はらはらと舞う、桜吹雪

君が見たら何と言うのか
ふと考えた

私が好きな花
君が褒めてくれた名前

そして

一緒に見ようねって約束した
この風景


・


「必然と偶然と」

あれからもうずいぶんと経ったけれど
未だに君の事は忘れていないよ

あの時とは感情は違うけれど
今も変わらず、大切な人だから

曖昧なままで終わった関係を
君はどう思っているのか
きっともう、知る事はないけれど

私が、君の住む街に足を踏み入れたときに
偶然君と再会するようなことがあれば
それこそが必然なる関係と想おう

もしその時
二人があの時と同じ感情が持てれば
今度こそ、君に一生を捧げよう


・


頭の中を駆け巡る
何度となく

同じ事なのに

どうしていいのかわからなくて
でも
どうすればいいのかわかっていて

欲望と
希望と
絶望と

気持ちが混ざり合って
でもひとつには成れなくて

心の中に留まるばかり


・


いつも笑っていて
おもしろいことばかり言って
悩みなんてなさそうだねって

逆に
表に出ないからこそ
闇は、深く

一人で抱え込んだまま
そして
その闇に飲まれぬよう
必死にもがく

どこかでいつも
気づいて欲しく思っていて

でも
それを表に出すには
あまりにも抑えすぎて
コントロールが出来なくて

暴走する感情
歪んだ欲望

違う
ただ、少し貪欲なだけ

そう、ほんの少し...

汚れた世界を見続けたからこそ
純粋な瞳を持つ

ほんのひと欠けの希望の為に


・


時には立ち止まってもいいんじゃない?
ずっと歩き続けたから

何を求めているかわからないまま
それを見つけるために
そして今を生きるために

時には走りながら
進み続けたから

わけもない焦りに飲まれかけたり
「何か」が見つからなくて
わからなくて戸惑ったり

みんなそうだよ

でもね
たまに立ち止まってみると
今まで見えなかったものが、見えてくる

見過ごしてた景色
見守っている眼差し

「何か」をもう見つけている人もいるけど
だからといって突っ走ってるわけでもないし
新たな「何か」を捜している人もいる

だからさ、ゆっくりいこうよ

全てが満ちれば
新たな道も見えてくるから

動かないと始まらないけど
急いでも変わるものではないよ

先が見えないのは
ものすごく不安だけど

今大切だと想うものもあるでしょう?

それが、間違っているのか
正しいのかなんて
誰にも決められないから
自分にしかわからないから

失くしたくないと思うなら
もっと自分と向き合って


・


くだらない冗談
いつもの会話

その気で言っているのか
それとも当たり前の事なのか

言葉の一つ一つに
敏感になる
私の心

それを刺激する君

あたりまえの行動?
それとも...
期待していいのですか?

何度君に逢えば
君が見えるんだろう

いつになったら
見せてくれるんだろう

もし君が
気持ちを抱えているのなら
いつかはきっと...

見せて、くれるよね?


・


ふと見せた君の弱さ

初めて見た君
少しだけ、触れた気がした
君の中に

そしてもっと
君を見たいと思った


・


想うと切なくて
胸が苦しくて

伸ばした手は、宙を彷徨うばかり

掴みたいのに掴めなくて
掴む勇気が無くて

君の隣にいたいのに
たった一歩が踏み出せなくて

欲望と抑制
混ざり合う感情
マーブル模様を描きながら

この手に君が、気づいてくれたらいいのにね


・


レンズを通すと全てが見える

ずっと前に見た言葉

今までの写真を改めて見ると
その意味がわかるような気がする

君を写した写真は
微笑とも困惑とも
どちらにもとれる表情をしていて

次に写したときには
見えるんだろうか?

君の心の内を


・


あたしのウタに
君は気づいている?

ずっと、歌ってるんだよ
君に会った時から

君の為に
あたしの為に

だから気づいて
そして耳を澄まして
あたしのウタを、聴いて

誰とも違う
あたしだけのメロディ
君のためだけに歌うウタ

他の誰のためでもなく
他の誰のための物とも違う
あたしが歌う、ウタ

君だけに


・


私の想いが
風に舞い上げられて、旅立つ

いつになったら君の元まで届くのだろう?
いつになったら...

届いたのかもわからないうちに
風はまた、運んでいく

私の想いを
君への想いを


・


閉じ込めた想い
叶わぬ願い

自らが選んだ道
中途半端なままの終焉

あれから多くの時間が流れたけど
未だ消えぬ想い

足りなかったのは、勇気?

なぜ終わらせたのか
原因は明らかにならないまま

離れた手はもう、遠く


・


君を想うと
胸が苦しくて
そして嬉しくて

ちょっとした言葉
ふとした仕草
いつもの笑顔

その瞳に映るのもは
一体何か
そして、誰か

私はここにいるよ

まだ、君の隣には座れないけど
ここにいるから

見て
そして気付いて

いつも、近くにいるから
離れたりなんかしないから

だから...


・


歌声は天高く
そよ風に乗って旅をする

雑踏を
ビルの間を

大切な人へ
届けるために

心を暖めるために






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