プロローグ
私は、1984年に福岡県の田舎の病院で生まれた。
生まれた時から病弱なのか、普通なら「おぎゃあぁぁ」と泣きながら生まれてくるはずなのに、
私の場合は、病院の先生が叩いて、叩いて、叩いてやっと「ほぎゃぁ。。」と泣いたそうだった。
それから暫くして、私を幼稚園に通わせるかどうかの話が少し出たそうだ。
母は、育児もつかれるし私のためにもと近くの幼稚園に通わせたがっていたが、
祖母の「子供のことは親が見なければならない。楽をするな」と幼稚園に入ることに反対したそうだ。
幼稚園に行かない間、私は何をしていたかというと、
ただじっと静かにしたり、好きな本を読んだり、ふすまに落書きをした記憶がおぼろげに浮かんでいる。
やがて、小学校に入学するけれど、小学2年生になってから
すぐ他の学校に転校した。その学校が、今の私の母校だ。
理由は、私がとんでもなく頭が悪くて、好き放題にするかららしい。
ずっと学校を休み、集団行動をする協調性もなく、1+1=2の足し算もできない。
「他の学校に行ってください。学校をやめてください」
そう言われてから母は、近所の知的養護学校に行かせようと思ったらしい。
けれども、母の知り合いの僧侶さんに、良い人を紹介してもらい、(この人は後でわかるが校長先生だった)
当時、障害者手帳も療育手帳も何も持っていなかったのに
今の学校に転入することが出来るようになった。
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