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サクラサク。
サクラサク。
桜が咲く。
ああ、なんてキレイなんだろう。
そう言いながら君は大きな桜の木を指差して
僕の顔色をうかがう。
僕が微笑み返したら君は、無邪気に喜んで
また微笑み返したね。
ああ、キレイだね。
桜が咲く。
桜が、咲いてる。
ふんわり淡い桜色の大きな光。
心の中にぼんやりとした光の残像として焼きついてるよ。
優しく愛しいのは、何故だろう?
みんなが桜見つけて、指差して、そして微笑んでる。
誰もが笑顔。
もし世界中に桜の木を植えたら
みんな笑顔になってくれるだろうか。
サクラサク。
ああ、なんて美しいんだろう。
全てが美しい。
まるで全てが桜色に染まっているかのよう。
キレイだね。
それだけは素直にいえる言葉だった。
僕の心にも、まるで桜の花が咲いてるみたいに、
不思議と優しい気持ちになれるんだ。
だから、顔をあげて一緒に桜の花をみようよ。
寂しくないよ。
キレイでしょ?
優しいでしょ?
暖かいでしょ?
桜の花、
キレイでしょ?
君の心の中にもきっと桜の花が咲いているんだろう。
だって、君のその笑顔みれば人目でわかる。
サクラチル。
花びらの嵐、君を包み込んで、
君が手のひらに桜の花びら、1枚受け止める。
それは僕の気持ち。
サクラサク。
どうか、
君の心の中の桜、
僕の心と同じ色でありますように。
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